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No.1406 『帰ってきたヒトラー』
No1406 『帰ってきたヒトラー』

2015年制作 独
監督:ダーヴィト・ヴネント

≪キャッチコピー≫
『21世紀の諸君、お待たせしました。』

≪ストーリー≫
ナチス・ドイツを率いて世界を震撼(しんかん)させた独裁者アドルフ・ヒトラー(オリヴァー・マスッチ)が、現代によみがえる。非常識なものまね芸人かコスプレ男だと人々に勘違いされる中、クビになった局への復帰をもくろむテレビマンにスカウトされてテレビに出演する。何かに取りつかれたような気迫に満ちた演説を繰り出す彼を、視聴者はヒトラー芸人としてもてはやす。戦争を体験した一人の老女が本物のヒトラーだと気付くが……。

≪感想≫
誰もが知っているであろう、歴史上の人物。
ナチスを率いた総統アドル・ヒトラー。
彼が現代にタイムスリップしたらと言うブラックコメディ作品。
僕は、理系育ちなので世界史やらには少し疎い部分もあって。
それでも、ヒトラーがこれまでやってきたこと。
ホロコーストとか歴史上に起こった悲劇を見聞きしていると、
やっぱり何とも許せない人物だったんだろうと。

そんな、歴史的大悪人のヒトラー総統。
現代に蘇ってもヒトラー節は相変わらず。
だけど、観ていてそこまで悪い奴に見えなかったり。
国のことを思っての行動・発言の数々。
ちょっと、言っていることもあながち間違っていないのでは?
なんて思う始末。
それは、少しコメディチックに描いているから?
そもそもありえない話と高を括っているから??
何は無くとも、中盤までは微笑ましく鑑賞していました。

それがそれが。

終盤にある人物が、ヒトラーに対して放つ言葉の数々を聞いた時。
「そうだ、こいつはこれまでその思想で大量虐殺を行ったんだ!!」
なんて思うと、これまでの自分の鑑賞して彼に対する距離感にゾッとしたり。

見せ方が巧いなと。

描き方が巧いなと。

本作って、撮り方も変わっていて。
全体的にドキュメンタリー風のカメラワークだったんです。
そもそも、中身もそう言うドキュメンタリー的な、劇中劇的な流れだったので
こういう撮り方なのでしょうが、時折、モザイクがかかった人たちが結構
出ていたんですよね。
もしかして、ゲリラ的な撮影方法だったのかなって。
だって、ドイツの方にとってもヒトラーの存在って、負の存在だったから、
それが、本作のように賛美しないといけないシーンを撮るとなると、
結構大変だったんじゃないかなって。

過去の偉人がタイムスリップしてくる設定。
そして、先に書いた撮り方、演出も相まって、全体的に不思議な感覚に陥りました。

あと、本作はストーリー的にも巧み。
現代社会の問題もうまく織り交ぜていて。
you tubeやらツイッターやら。
TV業界の視聴率問題やら、移民問題やら。
そこら辺の問題を、それならヒットラーがいた時代の政治に置き換えたらどうなるか的な。
特に時折流れる、移民問題に対するメッセージは、やっぱり今見ておくべきな
作品なんじゃないのかなぁって。

ちょっと色々と考えさせられましたよ。

兎にも角にも。

お話、演出、共によくできた作品。
もうちょっと、政治や現代社会情勢について物知りになって観たらなお良かったかな。
日々、勉強なり・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (17.11.19鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1405 『フランケンウィニー』
No1405 『フランケンウィニー』

2012年制作 米
監督:ティム・バートン

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
大好きな科学に夢中になるあまり、友達が一人もできない少年ヴィクター。そんな彼を両親は心配していたが、ヴィクターは愛犬スパーキーを相棒にして楽しい毎日を送っていた。しかし、思いも寄らぬ事故が起きて、スパーキーは天国へと旅立ってしまう。深い悲しみに沈んでいたヴィクターだったが、次第にスパーキーをよみがえらせたいという強い気持ちを抱くように。少しばかり危険な科学な知識を駆使してスパーキー蘇生に成功するが、その姿はつぎはぎだらけで、まるでフランケンシュタインのようだった……。

≪感想≫
ティム・バートン監督のストップモーションアニメ作品。
ティム・バートンの作品といえば奇抜なキャラと映像という印象。
例えば、以前観たアニメ「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」とか、
実写版の「アリス・イン・ワンダーランド」。
ティム・バートンのコープスブライト」なんてのもあったな。
僕的には、このティム・バートンが描くキャラのルックが大好きで。
ちょっとこう、暗めで不気味なんだけど、少し愛くるしい感じとかね。

本作のキャラクターたちもそんな感じでした。
ギョロ目のお嬢さんや、おデブな彼。
ノッポの彼や歯がガチャガチャな彼。
犬のスパーキーもキモ可愛くっていい感じ。
僕的には、日本人少年のトシアキが良かったな。
いかにもアジア人フェイスで切れ長な目。
ちょっと意地悪い感じが何とも良くってね。

あと、劇中に出てくるモンスター的なキャラも良かったです。
日本のガメラオマージュのアイツや、大量のグレムリン的なアイツら。
吸血コウモリとか芋虫みたいなやつもいたよなぁ・・・。

とにかく、それらのキャラのフォルムはこれまた不気味なんだけど、
可愛らしい姿に◎。

キャラについては安定のティム・バートン印で楽しめました。

映像についてもクオリティが高くって、CGではなくストップモーションアニメの
技術がとんでもなく優れていて脱帽。
こちらも楽しめました。

ただなぁ・・・。

ストーリーがイマイチだったんですよねぇ・・・。

盛り上がりに欠けると言いますか。
良い意味でテンポがいい。
悪い意味で平板なお話し。
もうちょっと、お話しに抑揚があっても良かったかなって。

とにもかくにも。

モノクロ映画でもあるのでぼんやり眺めるには最適な作品なのかな。
アートとして鑑賞しても良いかもしれませんね。

キャラクターの写真集とか出しても良いかも。
ティム・バートンには今後も、こういう奇抜でキテレツルックなキャラをたくさん
生みだしてほしいです。

≪点数≫
  6点
                                           (17.11.19鑑賞)


こんなん出てました。

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No.1404 『スティーブ・ジョブズ(2013年)』
No1404 『スティーブ・ジョブズ(2013年)』

2013年制作 米
監督:ジョシュア・マイケル・スターン

≪キャッチコピー≫
『最低な男が、最高の未来を創った。』

≪ストーリー≫
誰からも天才と認められるも、周囲との衝突が絶えないスティーブ・ジョブズ(アシュトン・カッチャー)。既存の組織に所属するのに向いていないと悟った彼は、自分のような友人らと自宅ガレージをオフィスにしてアップルコンピュータ社を設立する。革新的な商品を次々と放ってはヒットさせ、たった4年で株式の上場に成功、IT界の寵児(ちょうじ)となるジョブズ。しかし、意見の相違がある社員は問答無用で解雇、創立時メンバーを冷遇するなど、独善的な言動を繰り返すように。その果てに、彼は自身の会社から追放されてしまう。

≪感想≫
誰もが知っている、iPhoneやiPod、iPadやMacintoshのアップル社。
その共同設立者であり、こちらも誰もが一度は聞いたことであろうお方。
スティーブ・ジョブズ。
その彼の伝記的作品。

さっそく、感想をば。

むむむ・・・ジョブズの人間的魅力みたいなものが感じられなかったなぁ・・・。

本作はアップル設立の経緯から会社がどうやって大きくなって行くかを描きながら、
ジョブズの成功と挫折を並行して描いていて。
その際に、ジョブズがいかに独裁的に物事を進めていたのかを描き出す。
それが、結構、嫌な感じだったんですよね。
物事を成功させるためにはそれもアリなんだ的にも描かれていなかったので
ただただ、ジョブズって嫌な奴だったんじゃないかって思った始末。
だって、アップル設立に関わった人たちって、ほとんどいなくなったんじゃない?
あと、中盤でジョブズはアップル社を追い出されることになります。
そこで、何となく感動的な話なら、そこから自分のやってきたことを学び、
次へ進みそうなのに、最後の最後までジョブズはジョブズだったんです。
アップル社に戻ることになったジョブズですが、結局、自分がやられたことを
他人にしてしまうんですよね。
そりゃあないぜ・・・って。
あと、そもそもジョブズがなぜここまで情熱的に商品開発に取り組むのか。
そこが、あまりピンと来なくって。
物事に対する情熱はわかったんですが、そのエネルギーがどこからくるのか、
どこへ向かおうとしているのかが巧く描けていなかったかなって。

ちょっと残念でした。

本当はもっと素晴らしい方なんでしょう。
もちろんダメダメな話も聞きますが、やっぱりここまで会社を大きくし、そして何より、
現在の私たちの身の回りには欠かせない商品を開発、販売したという
功績は凄いですもん。

とにもかくにも。

スティーブ・ジョブズの魅力があまり感じられなかった本作。

とほほな作品でしたとさ・・・。

余談。
実は「スティーブ・ジョブズ」という作品はもう一作ありまして・・・。
本作は2013年版。
もう1つは2016年版。
実は、僕はこの2016年版を観たかったんです。
正月、一発目のご挨拶でTBSラジオ「ライムスター宇多丸の ウィークエンド・シャッフル」で
取り扱われた作品を重点的に観たいなぁなんて書いたわけですが。
そのラジオで取り扱われたのが2016年版だった訳です。
それに気づいたのが、本作を観終わって感想を書いた後・・・。
やっちまったよう・・・。
まぁ、同じ人物をテーマに描いた作品として比べることができるのは良いことなのかな。
さっそく、2016年版を借りてくるかな・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (17.11.08鑑賞)

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No.1403 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
No1403 『マイティ・ソー バトルロイヤル』

2017年制作 米
監督:タイカ・ワイティティ

≪キャッチコピー≫
『死の女神の復讐がはじまる』

≪ストーリー≫
アベンジャーズのメンバーであるソー(クリス・ヘムズワース)の前に、邪悪な敵ヘラ(ケイト・ブランシェット)が出現する。ヘラはソーの武器ムジョルニアを破壊し、ソーを宇宙の果てへと飛ばしてしまう。とらわれの身となったソーは、脱出を懸けてチャンピオンと対決することになり、彼の前に現れたのは……。

≪感想≫
「MCU」ことマーヴェル・シネマティック・ユニバースシリーズ最新作。
今回はマイティーソーのソロ作品最新作。
「MCU」ももう17作目みたい。

僕はこのシリーズが大好きで。
もちろん1作目の「アイアンマン」から観ています。
しかも、ここ数作は劇場で鑑賞。
大満足のシリーズです。

さてさて本作の感想をば。

やっぱり大好き「MCU」!!!!

大満足の作品に仕上がっておりました。

マイティーソーシリーズはアベンジャーズの中でも少し異色のイメージ。
例えば「アイアンマン」や「インクレディブル・ハルク」「キャプテン・アメリカ」等々は
地球のお話なのでソーは神々のお話。
最初、そこが心配だったんですが、神々と言っても宇宙のお話だったので、
何となくスッと入っていくことができて。
しかも、最近では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とかもありますもんね。
本作でも登場した「ドクター・ストレンジ」も魔法使い的な感じですもんね。
とにかく何でもありになってきたMCU。

本作でも異星でドッカンバッカン暴れまわっておりました!!!

もうねぇ、何でしょうこの祭り感。

メガ盛り感。

最高でしょう。

マイティー・ソーのソロ作とはいえ、本作ではハルクも出るし、ドクター・ストレンジも出るし、
少しだけですがブラック・ウィドウも出る。
新キャラもたくさん出るしさ。

そのキャラ達について。

本シリーズの肝とも言えるキャラといえば、ソーとロキの付かず離れずの仲良し兄弟。
このロキのダメっぷりがねぇ。
油断していたらすぐ裏切って、それがすぐバレて、また裏切ろうとして、すぐバレて。
これの繰り返し(笑)
もうねぇ、このやり取りが、
「よっ!!待ってました!!」
ってなもんで。
最高に愛らしい、嫌いになれないキャラクターですよね。

ハルク。
本作でも相変わらずの暴れっぷりの超人ハルク。
人間形態のブルース・バナーに戻って、クライマックスにまたハルクに変身する件は
激アツでしたよ!!

新キャラの女戦士のヴァルキリー。
本作ではヒロイン的な立ち回りもしつつ自らもバトルもこなす。
しかも強くてカッコいいんだよね。
ちょっと「ワイルド・スピード」シリーズの戦うオネエさんことミシェル・ロドリゲスを
彷彿とさせるルックも素敵で一気にファンになっちゃいました。

中盤に出てくる惑星サカールの独裁者のグランド・マスター。
こいつも個性キャラ爆発のキャラ。
どこかで観たことあるなぁと思ったんですが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に
出ていたコレクター(ベニチオ・デル・トロ)に似ているんだよね。
何か関係あるのかな。

他にも。

今回のボスは地獄の女神ヘラ。
無敵感たっぷりでルックも素敵。
あの髪の毛が兜みたいに変形するシーンはかっこよかったなぁ。

ヘラに寝返ってしまう新門番のスカージ。
ハゲ頭の彼も終盤まで情けない象徴でしたが、最後の最後でこれまた激アツ行動。
使う武器もマシンガンでまさかの地球武具でテンションガン上がり!!
本当にグッときました。

他にも他にも。

これまた新キャラの惑星サカールにいた革命軍団のリーダー格の岩石男コーグも
良かった。

浅野忠信演じるホーガンも出てました。
もっと活躍して欲しかったですが・・・。

とにかく相変わらずのキャラや新しいキャラなど全てにおいて楽しく鑑賞させていただきましたよ。

演出について。

本作は、コメディ色強めの軽いタッチのライトな作風。
これまでのソーはちょっと重めの作風だったような。
最近のMCUはライトになってきた印象。
まぁこれはこれでエンタメ性が強くなって楽しいのでいいでしょう。
冒頭から、良い意味でくっだらないギャグのオンパレード。
しかも冒頭からギャグを持ってきてくれたので、
「なるほど、本作はこのテイストで行くのね。」
って何となく覚悟ができたというか。
それがあったせいか、最後まで楽しく観ることができましたよ。

あとは、言わずもがなですがアクションシーンは安定のクオリティ。
クライマックスのソー率いるリベンジャーズの面々がガッツガッツと
バトルするシーンはカッコ良すぎ!!!
これは音楽が良かったのもあるでしょう。
冒頭、流れた音楽に
「あっ、これ聴いたことある!!」
なんて思ったのがLed ZeppelinのImmigrant Song(移民の歌)。

クライマックスでも流れるんですが、正直、この曲をバックに
登場するリベンジャーズを観た瞬間、鳥肌が立ちましたもん!!!!
めちゃくちゃシビれました!!!!
最初と最後のアクションシーンに流すなんて粋な演出してくれるねぇ。

ワンダーウーマン」のテーマソングを聞いた時の高揚感と似ていますね。

最近のアメコミ映画はこうやって音楽を巧く使っているような。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の影響もあるのかなと。
とにかく素晴らしかったです。

総括。
相変わらず「MCU」シリーズは楽しすぎる。
またソーの単体作品は作られるのかな。
ソーとロキのあの感じは、ず〜〜〜〜っと見てられるので続編希望!!!!

ただ、ひとまずの次回作は「ブラック・パンサー」の単体作品みたい。
こちらも楽しみ!!

そして、何と言ってもその次は「アベンジャーズ」の最新作!!!!!!

楽しみすぎるでしょう!!!!!!

まだまだ「MCU」シリーズから目が離せないですな。

あっと、そうだ。
途中観ていて思ったのですが、本作ってちょい役でマット・デイモン出てましたよね。
違うかなぁ・・・。
そうだとしたら、この感じもマーヴェルっぽくって大好き!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (17.11.07鑑賞)
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No.1402 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』
No1402 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』

2011年制作 米
監督:スティーヴン・スピルバーグ

≪キャッチコピー≫
『今、勇気ある冒険が始まる。』

≪ストーリー≫
ある日、タンタン(ジェイミー・ベル)は、ガラスケースに陳列されていた帆船の模型に魅了され購入する。ところがその直後から、彼は見知らぬ男たちに追いかけ回されるハメになる。何とその船は17世紀に海賊の襲撃によって消息を絶った伝説のユニコーン号で、模型のマストにはある暗号が記された巻物が隠されており……。

≪感想≫
ベルギーの人気同名漫画「タンタンの冒険」シリーズを3Dアニメ化。

監督はスティーブン・スピルバーグ。
言わずもがな、超巨匠監督です。
スピルバーグがアニメを撮ったと言うことで鑑賞。

さて感想は・・・。

まぁまぁまぁ・・・。

先に悪かったところ。
ストーリーが粗挽きすぎる。
漫画が原作ということもあるのかな。
とにかくストーリーが大雑把。
リアリティとも程遠いので、正直、ストーリーなんて無視しても良いくらい。
そもそも、この主人公のタンタンは何歳ぐらいの設定なんでしょうか。
見た目は少年なんですが、拳銃もバンバン使えるし、ちょっと行動と見た目が
合っていなかったようにも感じました。
ここらへんも雑に感じましたよ。

それならキャラクターのルックはどうか。

これがねぇ・・・。

とんでもなくブスだったんです。

本作は3Dアニメになるのかな。
僕が知っている2次元のタンタンのフォルムはあんなに、キュートで
キャッチーな見た目なのに、本作のタンタンったら妙にリアリティが
あってぶっさいくなんですよね。

実は僕的に、本作のような3Dアニメってあまり良い印象がなくって。
例えば人気ゲームソフトの「FINAL FANTASY」シリーズで、
プレステに移行した時、キャラが3Dになったんです。
そのルックにあまりノリきれなくって、そのまま疎遠になっちゃったんですよね。
そんな感じで、本作のキャラのフォルム、ルックは全然素敵じゃなかったです。
船長のハドックもぶっさいくだったなぁ・・・(苦笑)

ストーリー、キャラ、ともにイマイチだった本作。

それでは、良かったところは??

それはたった一つ。
クライマックスの長回しのシーン。
あそこのシーンは楽しかったなぁ。
タンタンがバイクに乗って敵と追っかけっこするシーンなんですが、
アニメならではのあり得ない感、それが3Dになって見た目にリアリティを
付けてくれたので、ここは逆にカッコよくって楽しかったんですよね。
ちょっと、以前観た「ローン・レンジャー」のクライマックスを観た
楽しさを思い出しました。
このシーンは映画館のでっかいスクリーンで観たかったなぁ・・・。

とまぁ、全体的に不満足でしたが、上記1点で一気に観て損はなかったと
思えた本作。

続編ができるシリーズですが、恐らくないでしょう。

と言うか、続編がでても観ないかなぁ・・・。

残念無念。

≪点数≫
  5点
                                           (17.11.05鑑賞)


こちら原作本。
読んだことあるような、ないような・・・。

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No.1401 『金メダル男』
No1401 『金メダル男』

2016年制作 邦
監督:内村 光良

≪キャッチコピー≫
『ザセツの数は、一等賞!』

≪ストーリー≫
1964年、東京オリンピックの開催に向けて日本中が沸き立つ中、秋田泉一という男が長野県塩尻市に誕生する。ごく普通の少年として育っていた彼は、小学校の運動会で行われた徒競走で一等になる。一等賞というものが与えてくれる、いいようのない幸福感のとりこになってしまった彼は、それをきっかけにさまざまな分野で一等賞を取ろうと決意。書道、絵画、火起こし、大声コンテスト、マスのつかみ取りなど、大会やコンクールに片っ端から参加しては一等賞に輝くが……。

≪感想≫
大好きウッチャンナンチャンの内村光良監督最新作。

僕とウッチャンナンチャン。
僕はバリッバリのお笑い第3世代の申し子で。
ダウンタウン、ウンナン、とんねるず等々。
彼らのテレビ番組は毎週楽しみにして観ていました。
ウンナンの番組も「ウリナリ」とか「やるやら」とか。
映画「七人のおたく」では出演者として頑張っていましたね。

とにかく大好きな芸人さんです。

そして内村監督の作品は「ピーナッツ」「ボクたちの交換日記」と鑑賞。
どちらもウッチャン印たっぷりの作品に仕上がっていて。
どちらも好きな作品です。

そんな内村監督最新作。

う〜〜〜〜〜〜ん・・・・。

大好きな内村印爆発な作品でしたが・・・。

映画としては、むむむむむ・・・。

良かったところ。
先に書きましたが、安定の内村印。
何でしょう、誰も不幸にならない感じがもう素敵でね。
出演者も豪華で、これも内村監督の人柄なのかな。
みんな少ない出演時間なのによく出てくれたなぁと思う方々。
良かったところはこのぐらいかな。

そしてここからはちょっとなぁな所。

ストーリーがちょっとなぁ。
まず、この作品は主人公の泉一を通して何を伝えたかったのかなぁって。
おそらく、
諦めずに生きていればどうにかなる的な。
今までやってきたことは全て無駄にはならない的な。
誰にだって何らしかの才能は持っているんだ的な。
そんなメッセージ性を感じ取ったんですが、その描き方がちょっとなぁって。

例えば、クライマックスで泉一はカメラの大賞を受賞して、また一等賞になることが
できたんですが、それって、たまたまですよね。
もっと言うと、本作って、泉一が練習や努力をするシーンがあんまりなくって。
挫折するシーンはあったんですが、そこからどうやって立ち上がって行くのかを
意外にスッと進めていて。
負け犬がどんだけ壁にぶち当たっても、そこに何くそ根性で立ち上がって行くのが
分かった方がグッとくるのにそれがないせいか、ただ、どんな時も偶然、
救われている感が半端なくって。

もっと頑張れよって思っちゃったんですよね。

周りにも結構、迷惑かけているし・・・。
結局、千一はそこまで考えず、努力もせずに行き当たりばったりで成長してきたのかなって。
それこそ、何でも一等賞になりたいと言う夢があるのであれば、逆を返せば、どんな生活からだって
その種目や競技や分野、部門は言ったもん勝ちでしょ。
それなら、その考え方を生かして自分の生活に落とし込めばもっとより良い生活に
繋がるはず。

物語の中盤に、寿司屋でアルバイトをしている時に
「何で、寿司の一番を目指さないんだろう・・・。」
なんてシーンがありましたが、すっごい分かるんです。
その、自分が一等賞になりたい、分野や競技を選んでいる基準が
全くピンと来なかったんですよね。

だから、正直、全体的にノリきれなかったのも事実。

ただねぇ・・・。
それでも嫌いになれないのは内村光良監督のこれまでのテレビでの佇まいとか
を観ているからか、どうしてもグッと肩入れしてしまうんですよね。
先に書きましたが内村印の暖かい空気感は充満していたし、やっぱり僕は
ウンナン世代なんだよなぁって。

なので、やっぱり今後も映画を撮り続けて欲しいし、それを観てみたい。

そんなこんなで、本作については酷評しましたが、観て損はしなかったです。

次回作もあれば必ず観るでしょう。
期待しております!!!!

≪点数≫
  5点
                                           (17.11.05鑑賞)


こちら文庫本。
興味あります。

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No.1400 『パラノーマル・アクティビティ』
No1400 『パラノーマル・アクティビティ』

2007年制作 米
監督:オーレン・ペリ

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
幸せに暮らすひと組の若いカップル。ある日、家の中の様子がどこかおかしいことに気付き、悪霊がいると感じた二人は家中の至るところにビデオカメラを設置する。そして、二人が眠りに落ちた後に撮影された映像には、背筋も凍るようなものが映っていて……。

≪感想≫
ホラー映画。

上映当時、とても話題になった本作。

ドキュメンタリー風に撮られていて、カップルがお家で起こる超常現象を
自分のビデオカメラで写した映像をひたすら流すという作品。

う〜〜ん、あまり怖くなかったかも。

調べてみると、本作は低予算で作られたみたい。
だからなのか、派手さがなかったかなと。
まぁ、この手のホラー映画って予算云々じゃないとは思いますが・・・。
アイディアや見せ方で乗り切れそうなものなのに、それもなかったせいか、
映像でカバーもできないから全体的にパッとしなかったんですよね。

ホラー演出について。

むむむ・・・何でしょう、「驚き」はあったんですが「怖さ」はなかったです。

例えば、何かが起こるときも何となく、これから何かが起こるんだろうなと
予想しているため、実際に起こっても

「うわっ」

ってなるくらい。
しかも、それがそんなに怖い出来事でもなかったので実はそこまで驚きもしなかったり。
あと、本作ってこの「怖さ」「驚き」の正体が一回も明かされなくって。
せめて、一回は謎の存在をちょっと見せてくれても良かったのになって。

あと、登場人物たちの行動にもピンと来なくって。
例えば、今回の作風って家で起こったおかしなことを本人たちが原因究明のために
写す体ですよね。
ガンガン起こっているにも関わらず、この人たちって、何も行動を起こさないんですよね。
結局、最後の最後まで写し続けるだけで終わるみたいな・・・。
もっとやることはあるでしょうに・・・。
彼女の方はまだしも、彼氏がもっとしっかりせんかい!!みたいな。

全体的なアイディアはとても良くって、楽しみに鑑賞していたんですが、
最後までその楽しみを超えることはできなくって。

ということで、感想も短めになりましたとさ。
残念無念・・・。

≪点数≫
  4点
                                           (17.11.04鑑賞)

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No.1399 『宇宙兄弟』
No1399 『宇宙兄弟』

2012年制作 邦
監督:森 義隆
 
≪キャッチコピー≫
『夢の続きを、始めよう。』

≪ストーリー≫
子ども時代に、宇宙飛行士になることを誓い合った兄弟ムッタとヒビト。時は過ぎて2025年、弟ヒビト(岡田将生)が夢をかなえて宇宙飛行士となった一方、兄ムッタ(小栗旬)は会社を解雇され意気消沈していた。互いに違った道を進んでいた兄弟だったが、弟からの連絡をきっかけに兄はかつての夢を実現させるべく再び宇宙飛行士という目標に向かって進み始める。

≪感想≫
小山宙哉の人気同名マンガの実写化。

僕はこのマンガの大ファンで。
それこそまだ、始まったばかりの時に見つけてずーーーっと読み続けています。
とにかく良い言葉がたくさんあって、じんとくるんですよね。
最近は週間ではなく隔週なのでペースが落ちていますが、
新刊がとても楽しみな作品の一つです。

そんな大好きな作品が実写化。
楽しみ半分、不安半分でいざ鑑賞・・・。

・・・うーーーん、なんかおもてたのと違う。
と言うか、ノリきれないなぁ・・・。

まずは良かった所。
主演の南波六太を演じた小栗旬がしっかりと六太になっていた。
見た目的にも醸し出す空気感もバッチリハマっていました。
あの、少し情けないんだけど芯はしっかりしていて、やっぱりカッコいい感じとかね。
クルクルパーマも似合ってましたよ(笑)
キャストに関しては六太と宇宙飛行士を争う面々もマッチしていたかな。
麻生久美子、濱田岳、新井浩文等々。
中でも真壁ケンジ を演じた井上芳雄は一番マッチしていたかも。
全体的にルックは原作に合わせようとしていたのではないでしょうか。
観ていて
「あぁーー、っぽいぽい。」
なんて楽しみながら鑑賞する事ができました。

良かった所はこのくらいかな・・・。
あとは、パッとしなかったです。

まず、邦画でこの注文をするのは申し訳ないのですが、
やっぱり映像にチープ感が・・・。
恐らく予算の問題が往々にしてあるのでしょうが、宇宙のシーンとか
シャトル内のシーンとか全体的に安っぽく感じました。
これまで、「ゼロ・グラビティ」「インターステラー」、最近で言えば「パッセンジャー」を観ている事もあって、
やっぱり比べてしまうとねぇって感じ。
それを、見せ方でカバーできていれば良かったんですが、それもできていなくって。
例えば、日々人が月を闊歩するシーンとか、見せ方によっちゃあ、もっと感動的で
ワクワクするシーンにする事も出来たのに、それが全然なかったんですよね。
もったいないなぁって・・・。

演出が平板。
本作を観ていて思ったのですが、これ、原作を読んでいない人たちには
どう映ったのかなぁって。
原作を読んでいる僕的には、キャラの掘り下げや、そこに至るまでの背景が分かるので、
楽しめた部分もあるのですが、全体的に盛り上がりに欠けているように思えたんです。
マンガで感じたあの感動を実写で感じる事ができなかったというか。
ずーーっと盛り上がらないまま終わってしまったように思えて。
確かに、起こっている事はとんでもない事なんですが、スッと流れていく感じがしてね。

演出的にも引っかかる点が多々。
例えば、六太が試験の中でとある質問をされます。
「このメンバーの中で宇宙飛行士に1番向いているのは誰だ??」
的な。
そしたら六太は、それぞれの良い部分を答え始めて、
全員が向いているんじゃないか的な回答プラス
「でも、一番、宇宙飛行士になりたいのは・・・僕です!!」
的な答えるシーン。
あそこのシーンはマンガでもあって。
めちゃくちゃグッときたシーンでもあったんです。
ただ、それがいざ実写となるとなんだかさらっと流されていて。
ものすごーーーくもったいないなぁってね。
もう少し、ベタでも良いので素敵に撮って欲しかった。
それとは、逆に六太が日々人を心配し月へ向かって走るシーン。
これはマンガではなかったと記憶しているけど、ここは、
逆にベタに感動させようとするがあまり、
暑っ苦しく感じちゃったんですよね。
そもそも、このマンガって、人間の想いや情熱がふんだんに
盛り込まれている作品なんですが、それと同時に様々な理屈や
知識も盛り込まれているんです。
六太も基本的には頭の良い奴なので、一つ一つの行動や発言も
やっぱりしっかりしているんですよね。
だから、このシーンってなんか理にかなっていないというか。
六太がこんな行動に走るかなぁって思っちゃったんですよね。
ちょっと肩透かしを食らわされた感が。
そして、クライマックスの日々人の件もそう。
結局、根性論だけで助かってしまった感があって。
あれが、マンガだと、もっと紆余曲折あって助かるんですけどねぇ・・・。

確かになっがいながいマンガを、2時間のお話にするのは大変かと思いますが、
もっと巧くまとめて描けたんじゃないかなぁって・・・。
ちょっと散漫だったかなと。

残念無念。

とにもかくにも。
全体的に物足りなかった印象。
もっとお金があればなぁ・・・。
ただ、もう少しコンパクトに、そして盛り上がりをみせてほしかった。

やっぱ原作漫画が一番!!!!
まだ連載中ですが、未読の方は一度読んでみてくださいな。

≪点数≫
  3点
                                           (17.11.03鑑賞)


こちら原作漫画。
最高!!!!

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No.1398 『SCOOP!』
No1398 『SCOOP!』

2016年制作 邦
監督:大根 仁

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
写真週刊誌「SCOOP!」に所属し、数々のスクープ写真を撮ってきたカメラマンの都城静(福山雅治)。しかし、今ではギャンブルに溺れている上に借金に追われつつ、フリーランスのパパラッチとして生活していた。そんな中、「SCOOP!」に配属されてきた新人記者・行川野火(二階堂ふみ)とタッグを組むことに。情報屋のチャラ源(リリー・フランキー)からのネタと場数を踏んできて培ったベテランならではの勘を武器に次々とスクープをものにする静たちだったが、やがて大きな事件に関わることになり……。

≪感想≫
福山雅治主演作。

監督は「バクマン。」の大根仁監督。

福山氏がゲスいパパラッチ役をやると宣伝されていて、なんとなく気にはなっていたんですが
やっとこさ鑑賞。
パパラッチを描いた作品といえば以前観た
ナイトクローラー」という良作がありましたね。
本作もその手の作品なのかなと思って観てると・・・なんか違いました。

正直、本作が何を伝えたいのかちょっとわかんなかったなって。

序盤、福山演じる静が新人の野火と芸能人のスクープを撮りまくる。
ここら辺が結構ゲスくって。
そもそも、僕的に、この芸能人のスクープを撮って食いもんにするっつー行為が、
あまり好ましくない行為な訳で。
それでも読者がそれを求めていて、需要と供給が成り立っている世の中なんですが、
その形に、何かアンチテーゼ的な投げかけがあるのかなと思ったらそうでもなかったし。
社会にとって、僕たちにとっての芸能スクープの必要性の答えみたいなものを
提示してくれるのかなと思っていたんですけどね。
結局は、芸能記者の必要性みたいなものがピンとこなかったんですよね。

序盤、新人記者の野火は
「この仕事ってサイッテー・・・。」
なんて言いながらスクープを撮った後は
「この仕事ってサイッコー!!!」
に変わるんですが、別に観ているこっちは、これが最高の仕事に見えなかったんです。
そして、そのまま物語が進んでいくんですが、中盤は
やっぱり芸能スクープばっかりするのもなんだかなぁと言うことで、
社会派スクープを撮りましょうって言うことになるんですが、これもまた、
その意義みたいなものがぼんやりしていて・・・。
連続殺人犯の顔写真を撮るぞってなことになるんですが、それが、なんのために、
どう言う意義があって撮るのかが描かれていなくって。
単に発行部数を増やしたいがだけの行動にしか見えなかったんですよね。
それなら、ただの野次馬と変わんねーじゃねえかって。
やっぱりもやもやしちゃってね。

そしてそして、クライマックス。

これまた突然の展開にびっくり!!

ネタバレですが静のツレのチャラ源がヤク中になって
拳銃を持って街を徘徊するんです。

それを静が止めに入るんですが、なんとなんと。

ラストは静が撃たれて死んじゃうという衝撃の結末に・・・。

観ていて口あんぐり・・・。

さすがにこの展開はないだろう・・・って。

いくらなんでも警察の対応も周りの奴らの対応もずさん過ぎるだろうって・・・。

現実味がなさすぎて萎えちゃいました。

なんか、最後のオチをやりたいがために無理やり物語を持っていった感がね。

とにかく物語にはピンとこない部分が多々ありましたよ。

そして、キャラクターにも不満が。
主役の静はまぁ良いでしょう。
こんなゲスいやつも実際にいてもおかしくないし。
後、クライマックスは別としてチャラ源も良かったな。
最後の気が狂うあたりはちょっとなぁ感がありましたが、中盤のボクシングで
輩をボッコボコにしたりする辺りはめちゃくちゃシビれましたもん。
これをまたリリー・フランキーが演じたのも良かったですね。
気が狂った演技は素晴らしかったですよ。
滝藤賢一演じる馬場ちゃんも良かった。
最初は嫌なやつなのかなと思ったら、ただの真面目な常識人でした。

僕が不満を抱いたキャラは二階堂ふみ演じる新人記者の野火。
こいつの行動にはイライラしっぱなし。
まず社会人としてなっていないと言いますか。
勝手にガンガン行動して、結果的にいろんなところに迷惑かけすぎ。
それが、静のように自分がやっていることがクズ行為っていうのを知っていての
行動ならまだしも、ただのわがままで動いているからタチが悪い。
例えば、序盤、自分勝手に取材を進めて集団強姦に合いそうになるし。
あのシーンなんて観ていて
「いや、そうなるでしょう」
って、イラっとしながら観ていましたもん。
後、これは一番腹が立ったんですが、最後の大オチの部分。
結局、この野火のせいで静は撃たれちゃったんですよね。
静は野火に車に残ってろって言ってましたよね。
それを無視して静を追うのは100歩譲って良しとしましょう。
なんでカメラを持って追っかけるんだって。
なんであの状況で撮り続けるんだって。
そもそも、野火はカメラマンではないんですよね。
もっと違った対応があったんじゃって思ったんです。
この野火の行動には本当に辟易しました。
最後も、野火がいっぱしの記者になっているシーンがあるのですが、
あんな事件があってこんな成長の仕方ってあるのかなぁって納得もいかないし。

先に書きましたが、そもそも本作が何を伝えたいのか分かんないので、
正直、どうでもいいやってなっちゃったんですよね。

福山の汚れ役を見せたかっただけなのかな。

それは確かに狙い通りではありましたが・・・。

カーアクションもあったんですが、それもいくらなんでも感が半端なかったし。
政治家のSPがスクープを撮ったカメラマンとああやって追っかけっこになるのかなって。
もっと別の方法でもみ消したりするんじゃないのかなって。
なんだか、そこもただカーアクションを撮りたかっただけじゃないの感がねぇ・・・。

むむむ・・・。

う〜〜〜ん・・・。

本当にピンとこない。
残念!!

≪点数≫
  3点
                                           (17.10.29鑑賞)

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No.1397 『沈黙 -サイレンス-』
No1397 『沈黙 -サイレンス-』

2017年制作 米/伊/メキシコ
監督:マーティン・スコセッシ

≪キャッチコピー≫
『なぜ弱きわれらが苦しむのか――』

≪ストーリー≫
江戸幕府によるキリシタン弾圧が激しさを増していた17世紀。長崎で宣教師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)が捕まって棄教したとの知らせを受けた彼の弟子ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライヴァー)は、キチジロー(窪塚洋介)の協力で日本に潜入する。その後彼らは、隠れキリシタンと呼ばれる人々と出会い……。

≪感想≫
遠藤周作の同名小説をマーティン・スコセッシ監督が映画化。
私、この遠藤周作の小説を恥ずかしながら読んでいないんです・・・。
ちょっと、周りの友人とかに聞いてみると、結構、読んだことのある人が
多くって、いかにこの作品がポピュラーな作品だと改めて思い知らされました。

反省・・・。

そんな遠藤周作弱者の私がまずは映画から鑑賞してみました。

さてさて。

何とも重たくて濃厚な良作でした。

江戸時代初期の長崎。
キリスト教を布教していたフェレイラ神父が棄教したという情報がローマへ届く。
その事実を突き止めるべくフェレイラの弟子であるロドリゴ神父とガルペ神父は長崎へと赴くことに。
訪れた長崎では、キリスト教迫害の現実が待ち受けていた・・・。

本作で描かれたのはキリスト教への信仰心について。
私、もちろんのごとく無宗教者で神様の存在を信じているかっつーと、本気では
信じていない訳で。

ただ、より良く生きるためにはそういう存在や何かを信じて生きるのも
ありなんじゃあないかとも思うようになったり。

そんな無宗教者の私。

やっぱり、本作で描かれたキリストへの信心、盲目的に崇めるという行為が
よく分かんなくって。

ただ、そこまでして神を信じ、疑わない行為は本当に凄いなぁと思うんです。
例えば、本作では有名な「踏み絵」のシーンが描かれます。
隠れキリシタンを暴くために、「踏み絵」をさせる。
それをしなければ殺されてしまうのに、キリシタンの人たちは踏むことをしない。
果たして、それが本当に良き事なのか。
こっちは、「死」が一番の悪いことと捉えているから、逆にその行為をしないことが
悪き事に見えちゃって。

例えば、本作のキーポイントとなるキャラクター。
キチジローという男。
彼は、「踏み絵」のシーンで恐怖に負けてマリア様を踏んでしまいます。
その後、罪を告白しまたキリシタンとして生きていきますが、次から次へと
罪を犯してしまいます。
それでも、彼はキリストを崇めることを止めず、罪を告白しては、また生き続けて生きます。
さすがに、こいつまでとは言いませんが、「生きる」ってそんなもんなんじゃあないかなぁと思ったり。

信仰心、信仰するってそのぐらいのバランスの方が良いんじゃないかなぁと思ったり。

本作のロドリゴは、キリスト教信者としての生き様と人間としての生き様、そこの選択を
迫られます。
そして、彼が出した答えこそが、人と宗教のより良い距離感なんじゃないかなぁと思いました。
だって、彼がこれ以上、頑なになっていくと周りの人たちが命を落とす事になっていたのですから。
だからロドリゴは表立っては神様を捨てたようにみせ、心の中には決して消えることのない信仰心が
残すという選択をしたんですよね。
なるほどねぇ。
素晴らしい選択なんじゃないでしょうか。

この宗教や信仰心についてのお話はもっとも〜〜〜〜っと話したいことがあるのですが、
ちょっと文字にするのは難しいのでまぁいずれ。

とにかく、本作を観てそこら辺のことを改めて深く考えさせられたと言いますか。

本当に、むむむと考えさえられましたよ。

宗教についてのお勉強を充分にさせてもらった本作。

演じている役者さんたちも素晴らしかったです。

主演のアンドリュー・ガーフィールド、ガルペ神父役のアダム・ドライバー、フェレイラ神父役の
リーアム・ニーソンのハリウッド組はもちろん素晴らしかった。
特にロドリゴ神父は迫真の演技でしたね。

そして、本作は日本人俳優さんたちもたくさん出ていました。
加瀬亮、浅野忠信、イッセー尾形等々。
プロレスラーの高山善廣やEXILE AKIRAも出ていましたね。

MVPは恐らく、みんなも彼を挙げるであろうキチジロー役を演じた窪塚洋介さん。
あの情けない感じとか、人間の弱い部分を打ち出した表情や佇まいが素晴らしくって。
僕的名シーンは、キチジローが3度目の「踏み絵」をさせられて、ふんどし姿で屋敷から
解放されるシーン。
あのなんとも情けなく逃げていく後姿がめちゃくちゃ素晴らしくってね。
本当に名演でした。

演出について。
本作の監督は先に書きました通り、マーティン・スコセッシ監督。
齢74歳のベテラン、というか重鎮監督だけに、恐ろしく落ち着いていて重厚な演出。
なんとなく、海外の監督がこういう日本を舞台に描く作品は違和感ありありな事が
多いんですが、本作はそれがなかった。
むしろ、日本人監督が撮るよりも、素晴らしかったんじゃないでしょうか。
恐れ入りました。

素晴らしい監督、俳優の元、作られた本作。
とても見応えのある良作でした。

とりあえず、小説を一度読んでみようかと思います。

そして、もう一度観直してみようかな・・・。

≪点数≫
  8点
                                           (17.10.29鑑賞)


こちら原作。
読まなければ・・・。

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No.1396 『疾風スプリンター』
No1396 『疾風スプリンター』

2015年制作 香港/中
監督:ダンテ・ラム

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
チョン・ジウォン(チェ・シウォン)をエースとする、自転車ロードレースの強豪チーム「チーム・ラディアント」に、アシストメンバーとしてチウ・ミン(エディ・ポン)とティエン(ショーン・ドウ)が加入する。誰よりも速く走ることを目指して、血のにじむような努力を重ね絆を育み、力を合わせてチームをけん引していく三人。だが、ライバルの「チーム・ファントム」と激しい攻防を繰り広げる中、チームが資金難に陥ってしまう。

≪感想≫
自転車ロードレースを描いた作品。

自転車競技と言えば、僕的にはいくつかの漫画を思い出しまして。
「弱虫ペダル」「シャカリキ!」そして「Over Drive」。
上記3作品がとっても好きな作品たちで。
ここでは詳しくは書きませんがとにかくオススメの3作です。
特に「シャカリキ!」は今の自転車漫画に大きな影響を与えた作品なのではないかと
思うくらい素晴らしい作品。

とまぁ、漫画のお話は置いといて。

本作について。

良かったところ。
自転車、ロードレースシーンがアツかった!!
まず演出が巧いせいもあって、まず、ゲーム、試合のルールが分からない僕でも、
すっと入りこめました。
何となく、チームにはこういう役割の奴がいてアシストしたり敵をブロックしたり、
最終的にはエースが勝てばO.Kなんだなと、肝は押さえる事ができたので観ていて
楽しかったんですよね。
そして、カメラも遠くから写したり、密着して写したりと色々とアイディア満載で
これまた観ていて興奮できました。

ここからは悪かったところ。
あまりストーリーがノレなかった。
本作って、ロードレースにかける男たちの作品かと思いきや、女の子との恋愛模様
も描かれていて。
それが少し野暮ったく感じちゃったんですよね。
けっこうベタな展開だっただけにちょっとなぁって。

キャラについて。
わんぱくもののミンと少し大人しめのティエン。
この対照的な二人が切磋琢磨してロードレーサーへの道を歩むんですが、
先に書いた通り自転車競技とは別物で一人の女性に恋をするんです。
二人とも魅力的ではあったんですが、本作の登場人物たちって、基本的にみんな
わがままに感じちゃったんですよね。
もっと仲間、仲間しているのかなと思いきや、あまりチームプレイの素晴らしさ的なものは
描かれていなくって、最終的には個人のエゴで行動するみたいな。
それが、少しイラっとしたりもして。
それぞれが心の弱さを持っているのは分かるんですが、
テンポよく話が進んでいくせいで、なんだか彼らに共感できないまんま、
クライマックスを迎えてしまったんです。
なんだか、こいつら僕が心配しなくたって、勝手に立ち直るし、
勝手に成長してしまうし、応援する気にそこまでならないなぁって。
ちょっと、むむむとなってしまいました。

あと、やっぱり俳優さんたちの線の細さというかちょっとロードレーサーの体とは
言い難い、良い意味で綺麗な体が少しノリきれない部分もあったり。

ベタなストーリーに良い意味で安心して観れた部分もありましたが、
悪い意味でちょっと飽きちゃったと言いますか。

テンポの速さに一度ノレなかった展開に追いつくことができなかったり。

もう少し深みがあっても良かったのかなと。

とはいえ、先に書きましたレースシーンはとても熱かったし、
ロードレースのカッコ良さもしっかりと描かれていた本作。

本作は中国の作品ですが、アジア映画でもこういった
スポーツアクション映画がたくさん出てくると嬉しいですね。

一見の価値はあると思います!!

≪点数≫
  7点
                                           (17.10.28鑑賞)


こちら漫画「シャカリキ!」
名作です。


こちら「弱虫ペダル」。
現在の自転車漫画と言えばこれ。


こちら「Over Drive」。
大好き。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
その22 『新春万福』
あけましておめでとうございます。

2018年になりました。

今年はシンプルに
「体調管理」
を心掛け過ごそう。
こんなこと書きたくありませんが、年を重ねると体の不調が・・・(苦笑)
少しずつ少しずつ・・・。

あとは毎年書いている
「ちからもち」
これは殿堂入りね。

これからも粛々と。

映画鑑賞もブログも相も変わらず楽しく続けることができています。
劇場鑑賞も今年は例年に比べ多かったかな。
総括が楽しみ。
今年もこのペースが維持できればいいですね。
それに比べ読書がちょっと滞り気味。
今年はもう少し活字を読む事も心がけよう。

映画は120本。
読書は12冊

くらいを目標に。

あと、昨年は鑑賞作品選定に関して少しだけ縛りをかけでみました。
TBSラジオ「ライムスター宇多丸の ウィークエンド・シャッフル」と言う番組の1コーナー
「週間映画時評 ムービーウォッチメン」で取り扱われた作品を観るようにしていて。
劇場鑑賞は好きなものを観ていたんですが、DVDレンタルでは
その評論された作品を追っかけて観ていたんです。
それがすっごい楽しいし勉強になる半面、つまんない作品と出合った時の
ダメージが大きくって。
自分で選んだのなら、ちょっと言いわけが立ちますが、番組のせいにしてしまうと
いう負の連鎖が・・・・。
なので、今年はほんの少しだけ柔軟に、好きな作品、興味のある作品も観つつ、
心に余裕があればウォッチ作品も追ってみようかなと思っています。
とは言え、番組で取り扱った作品もまだまだ鑑賞できていないので
いずれは、追いつきたいなぁと・・・。

気楽にいこう。

それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。

お互い幸多き年を。

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