2017-12-25 Mon

2016年制作 ロシア/米
監督:イリヤ・ナイシュラー
≪キャッチコピー≫
『愛する人を守る為、あなたは“この世界”にシンクロする――』
≪ストーリー≫
見知らぬ研究施設で目を覚ましたヘンリーは、妻エステル(ヘイリー・ベネット)が、大事故によって肉体が激しく損傷してしまった自分に機械でできた腕と脚を取り付け、声帯摘出の準備を進めているのを目にする。だが、手術に取り掛かろうとしたとき、謎の組織を率いる男エイカン(ダニーラ・コズロフスキー)が乱入。すさまじいパワーで施設を破壊した上に、エステルを連れ去ってしまう。ヘンリーは機械のパーツを導入したことで得た超人的身体能力を活用し、愛する妻をエイカンから奪い返そうと立ち上がるが……。
≪感想≫
全編一人称視点のアクション映画。
本作の予告を何かで見たとき、
「なんだ!!このフレッシュな作品は!!」
なんて、度肝を抜かれてずっと公開されるのを楽しみにしておりました。
そしていざ、映画館で鑑賞を!なんて思っていたら、まさかのタイミングが合わず
観れなかったという失態。
本作の作り上、映画館で観るのは必須な作品なのに・・・。
う〜〜〜〜〜ん、バカバカ!!
本当に勿体無いことをしてしまいましたよ。
そんなこんなでDVDで鑑賞。
・・・やっぱり映画館で観てみたかったなぁ。
先に書きましたが、全編、一人称視点の本作。
これまで観たことのない作風に仕上がっていました。
アイディア一発勝負の本作。
全体的にゲーム的な感覚。
ストーリーもそう。
昔、ゲームセンターとかであったシューティングゲーム的な。
トントンと進んでいく展開。
ひたすら敵が出てきてバッタバッタと繰り広げられるバトルシーン。
これがめちゃくちゃ緊張感あふれていて。
そのアクションシーンについて。
正直、ガチャガチャと動き回る視点は何をやっているのか分からない部分もありました。
ただ、それを気にさせないほどの勢いとバイオレンス。
血みどろブッシャー的なシーンもたくさんあったし、観ていて飽きなかったんですよね。
これも、いかにもゲーム的な感じですよね。
僕的に好きなアクションシーンは、一人の男、二人の女とバイクを乗ってのアクションシーン。
あれはカッコ良かったなー。
キャラもゲーム的で最高。
ボスキャラが超能力使いっていうのもいかにもゲーム的。
無敵感が半端なくって良かったです。
唯一の味方のジミーも良かったですね。
クローン技術を駆使してあらゆるコスプレで登場するのもちょっとゲーム的で◎。
演じたのはシャルト・コプリー。
どこかで見たことあるなぁなんて思っていたら「第9地区」のあいつだったんですね。
そして、ヒロインのエステル!!
彼女がまた良かった。
魅力的なルックスでずっと見ていたい感じ。
演じたのはヘイリー・ベネット。
これまたどこかで観たことあるなぁなんて思ったら、最近観た「マグニフィセント・セブン」のヒロインだ!!
あの作品で一目置いた女優さん。
やっぱり僕の目に狂いはなかった!!
今後も追い続けていきたい女優さんですな。
総括。
本作は撮り方に合わせたストーリー作り、演出作りに成功した良作。
アイディアたっぷり、エンターテイメントな良作。
これはこれで良し!!
やっぱり映画館で観たかったなぁ・・・。
また、こういう作品が出たら今度こそは映画館で観るんだい!!
ただ、俯瞰で撮ったバージョンも観てみたいかも。
≪点数≫
6点
(17.10.23鑑賞)

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