2017-12-18 Mon

2016年制作 米
監督:エドワード・ズウィック
≪キャッチコピー≫
『決して、屈するな。
決して、あきらめるな。
決して、戻るな。』
≪ストーリー≫
アメリカ軍の優秀な秘密捜査官だったものの、今では街から街へとあてもなくさまよう生活を送っているジャック・リーチャー(トム・クルーズ)。ある店でトラブルに見舞われた上に保安官に連行されそうになった彼は、自分をめぐる何かしらの陰謀が動きだしているのを察知する。やがて彼は、元同僚であったターナー少佐(コビー・スマルダーズ)を訪ねるが、彼女がスパイ容疑を掛けられて逮捕されたことを知る。ターナーを救い出して共に事態の真相を追ううちに、軍内部に不穏な動きのあることをつかむが……。
≪感想≫
以前観たトム・クルーズ主演の「アウトロー」の続編。
彼が演じたジャック・リーチャーがとにかくカッコ良くって。
トム・クルーズと言えば「ミッション・インポッシブル」シリーズのイーサン・ハントが
有名ですが、本シリーズでは新しいヒーロー像を確立してくれたんですよね。
僕的には、本当に満足いく作品でこのままシリーズ化されればなぁなんて思っていたら
しっかりと期待に応えて続編が作られたという訳で。
さてさて。
楽しみにしつついざ鑑賞。
・・・あれ??
なんだか思っていたのと違う・・・。
良くも悪くも普通のアクション映画に成り下がっていました。
まずは良かったところから。
トム・クルーズのカッコ良さは相変わらず!!
彼はいくつになるのかなぁ。
きっと50代だろうに、こんなに動けて本当にすごいです。
開始数分の警察官とのツカミの部分はとっても大好き。
「今から90秒後にレストランの電話がなって〜」
的な件は前作のジャック・リーチャーの無敵感を匂わせていて◎。
とにかく、このトム・クルーズは観ていて飽きないんですよね。
それだけでも観て良かったなぁって。
ここからは悪かった点。
もっとジャック・リーチャーの無敵感が欲しかった。
先に良い所で書きましたが、確かにジャック・リーチャーの魅力は発揮されていたんです。
ただ、もっとも〜〜〜っと無敵感があっても良かったのかなって。
アクションも結構カッコ良かったんですが、見せ方のせいかガチャガチャしていて
ちょっと分かりづらい部分もあったんですよね。
前作は、もう少し落ち着いたアクション、雰囲気だったような。
ちょっと、楽しめなかった部分もありました。
ストーリーが普通だった。
組織から離れたリーチャーが、組織の暗部を暴く的なお話と、リーチャーに実は
娘がいて、その子を守る的なお話。
親バカ無敵親父と言えば「96時間」シリーズのリーアム・ニーソンが
思い出されますが、それに比べたら、ちょっと親父感が薄かったかなと。
ネタバレですが、実は疑似家族的な着地になっていたので、まぁ、
それならそれでグッとくるかもなんて思ったりもしますが、
ちょっと見たかったジャック・リーチャーじゃなかったんですよね。
ちょっとそこは残念だったな。
ストーリー展開的にもあるあるな感じだったし、あまり驚きがなかったかなと。
敵キャラについて。
本作の敵ボスは少し無敵感があったものの、あまりこいつが起こす行動に効率の
良さを感じなかったんです。
こんなに強くて頭がキレるのに時折、後手後手に回るのは腑に落ちない。
それに関しては、ジャック・リーチャーもそう。
あれだけ危機察知能力はあるのに、敵に先回りされるは、つけられるはで
なんか本作のリーチャーは何だかなぁという部分も多かったなと。
そんなこんなで。
トム・クルーズのジャック・リーチャーが見れたのはとても嬉しかったけど、
少し観たかったのと違うなぁという印象。
ただ、やっぱり続編は作られて欲しいし、このジャック・リーチャーと言うキャラクターを
もっともっと活躍させて欲しい。
お話的には、まだまだ何作品でも作れそうなので続編を強く希望します!!!!
≪点数≫
6点
(17.10.14鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト