2017-11-23 Thu

2008年制作 米/独
監督:ブライアン・シンガー
≪キャッチコピー≫
『 ― 』
≪ストーリー≫
第二次世界大戦下のドイツ。戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。過去に40回以上の暗殺計画をくぐり抜けてきたヒトラー(デヴィッド・バンバー)とその護衛たちを前に、大佐たちの計画は成功できるのか……。
≪感想≫
実話を基にしたお話。
第二次世界大戦下のナチスドイツ。
誰もが知る悪代官・ヒトラー暗殺計画を描いた物語。
歴史を勉強する上でふと、ヒトラーってよく暗殺されなかったなぁなんて思ったりもしたりしたんだけど、
やっぱりそういう暗殺計画は山ほどあったみたいですね。
それが、運やらタイミングやらで結局は成功されないままだったみたい。
そんな、暗殺計画の中で最後の計画と言われた本作の「ワルキューレ」作戦。
それを、詳細に映画化したのが本作。
監督は「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー。
主演はトム・クルーズ。
緊張感溢れる作品に仕上がっておりました。
正直、派手さには欠けたんです。
アクションがあるわけじゃないし、ドッカンバッカン爆破があるわけでもない。
動きもほとんどなくってさ。
終盤なんて、ほとんど電話や通信でのやり取りばっかり。
確かにドキドキはするんだけど、ちょっと盛り上がりに欠けると言いますか。
史実なのでしょうがないか。
トム・クルーズは相変わらず抜群のカッコ良さでしたよ。
彼が出ている作品は、もうそれだけで少し満足的な。
ただねぇ・・・。
トム・クルーズ演じる大佐(名前が長くって忘れちった・・・(苦笑))なんですが、
ちょっと計画がずさんだったんじゃぁないかい?って思っちゃったり。
もちろん、周りの奴らのノロマさや自己保身に走る奴らのせいもあったり、
その日のスケジュールに変動があったりと色々、運が悪かったのもあるのですが、
二の手、三の手をもう少し考えていても良かったのではなんて思ったり。
まぁ、実際はもっとも〜〜〜っと緊張感溢れていたので、そういうことも言えなかったんでしょうが。
描き方のせいもあって、ちょっとなんだかなぁ感もありましたよ。
全体的に地味な印象の本作。
良いところもあったんですが、もう少し感も多々。
史実を知ることができたのは良かったのですが、もう少し、人間を掘り下げて描いてくれても
良かったなぁって。
登場人物も多かったし、もう少し粒立てて描いてくれても良かったなぁって。
あと、もちろん知っているのですが、もっとヒトラーの悪役として描いてくれも
良かったなぁって。
つらつらと不満を書きならべていますが、一定のクオリティは保っていたし
相変わらずのトム・クルーズ印が観れたので良しとしましょうかね。
≪点数≫
6点
(17.09.24鑑賞)

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