2017-09-28 Thu

2017年制作 米
監督:アレックス・カーツマン
≪キャッチコピー≫
『そこには、“邪悪”が眠る――』
≪ストーリー≫
中東で、古代エジプトの文字が刻まれた石棺が発見される。その発掘に居合わせたアメリカ軍関係者のニック(トム・クルーズ)は、考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)らと共に調査のために石棺をイギリスに運ぶ飛行機に乗り込む。だが、フライト中に思いも寄らぬアクシデントが起きて、ニックをはじめとする軍関係者を乗せたまま輸送機はロンドン郊外に墜落し、石棺の所在もわからなくなってしまう。
≪感想≫
トム・クルーズやハビエル・バルデム、ジョニー・デップらそうそうたる俳優を
主役に立て昔、上映されたモンスター映画をリメイクするという
「ダーク・ユニバース」プロジェクト第一弾。
今回は1932年公開の『ミイラ再生』のリブート作品。
そんな昔の作品はもちろん未見でして。
ただ、昨今の映画業界といえば、「アベンジャーズ」のマーヴェルシリーズ、
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のDCシリーズ。
そして先日新たに始まった「キングコング:髑髏島の巨神」のモンスターバースシリーズ。
どのシリーズも楽しみに拝見している身としては、この新しい波に乗っからないわけには
いかないと言う訳で、満を持して劇場にて鑑賞してきました。
さてさて。
・・・う〜〜ん、なんだか物足りないなぁ。
結構楽しみにしていたんですけど、観ていて特に心踊るわけでもなく、
なんだかなぁといった感じ。
主役のトム・クルーズについて。
めちゃくちゃ活躍するのかなって思っていたのに、そこまで無敵感もなかったし。
例えば、「アウトロー」や「ミッション・インポッシブル」のようにヒーロー感もなかったし。
ふぅ・・・。
悪役を演じたソフィア・ブテラ。
「キングスマン」でめちゃめちゃカッコ良いアクションをしていただけに、
本作でも、なんて結構きたしていたんですよ。
確かにカッコよさはほのかに出ていたんですけど、アクションはそんなに・・・。
ふぅ・・・。
ラッセル・クロウ演じるジキル博士も「ハルク」っぽいキャラクターで少し期待していたんですが、
あんまりメリハリがなくってこちらも期待はずれ。
もともとのお顔がちょっと悪顔なので、どっちが善でどっちが悪か分かんないみたいな(苦笑)
ふぅ・・・。
キャラについては全体的に中途半端な感じがしたかな。
演出、世界観についても少し物足りなかった。
先に書きましたが、アクションをもっと欲しかった。
派手さも少し足りなかったし。
それならもっとシリアスなホラーよりにしても良かったのに、中途半端に
エンタメ作品にしていたのでなんだかなぁと言った感じ。
もっといききっても良いのになぁってさ。
だって良かったところと言ったら、やっぱり派手な映像だったりもしたもので。
例えば、砂漠の大嵐の中から飛行機が飛び立つシーンとかさ。
あと、蛇足的発想かもしれませんが、シリーズ物ってエンドロール後の
おまけ映像があってこそでしょう。
実は、このシリーズはそれが無かったんですよね。
観終わった後、終わった後、舌打ちしちゃいましたよ(苦笑)
毒にも薬にもならない本作。
「ダーク・ユニバース」第一弾となった本作。
今後はどういう展開を迎えていくのでしょう。
そもそも、本シリーズはどこへ向かっていくのでしょうか。
次回作は「フランケンシュタイン」らしい。
う〜〜〜〜〜〜ん・・・。
全然楽しみじゃなぁ〜〜〜〜い!!!!!!!!
≪点数≫
5点
(17.08.06鑑賞)

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