2017-09-14 Thu

2001年制作 米/ニュージーランド
監督:ピーター・ジャクソン
≪キャッチコピー≫
『 ― 』
≪ストーリー≫
はるか昔。闇の冥王サウロンは世界を滅ぼす魔力を秘めたひとつの指輪を作り出した。指輪の力に支配された中つ国では一人の勇者がサウロンの指を切り落とし、国を悪から救った。それから数千年の時を経た中つ国第3世紀。ある時、指輪がホビット族の青年フロドの手に渡る。しかし、指輪を取り戻そうとするサウロンの部下が迫っていた。世界を守るためには指輪をオロドルイン山の火口、“滅びの亀裂”に投げ込み破壊するしか方法はない。そこでフロドを中心とする9人の仲間が結成され、彼らは“滅びの亀裂”目指し、遥かなる冒険の旅に出るのだった……。
≪感想≫
大人気ファンタジー小説「指輪物語」を実写映画化した本シリーズ。
上映当時、超話題になっていたのですが実は未見だったんですよね。
もう一つのファンタジー大作「ハリーポッター」シリーズは全部観たのですが・・・。
さてさて。
むむむ・・・3部作の1作目というところでまだまだ助走といったところなのかな。
期待していたよりは少し物足りなく感じました。
実は私、何冊かある原作本ですが、1冊だけ読んであとは読んでいないんですよねぇ・・・。
海外小説ということもあってか少し文章がかたっ苦しく感じちゃって。
ちょっと飲み込みづらかったんです。
先に書いた「ハリーポッター」は本を読んで映画を、そしてまた続編の本を読んでは
映画と繰り返したので すっごい楽しめたんです。
映画で描かれていない部分を本の知識でカバーして、それが上手くマッチしたんですよね。
本作はその手法ができなかった分、やっぱり少し物足りなく感じちゃって。
物語やキャラクターにブツ切り感があるように思えたんです。
こいつの性格はどうなんだ??
とか、
なんで急にこんな場所に行ったんだ??
とか。
とにかく、展開の速さについていけなくって。
ただ、上映時間はしこたま長かった。
3時間程度かな。
僕自体が入り込めていない分、少し辟易しちゃったかな(苦笑)
もちろん、良いところもたっくさん。
まずは、映像。
これは映画館で観るべき作品でした。
雄大な世界観がとっても綺麗で。
広がる大地、壮大な景色。
おそらくこの視覚的世界観は小説を読んで想像していた景色のハードルを
悠々と超えてきたのでは。
とにかく、素晴らしい映像でした。
次にキャラクター。
少し掘り下げ不足感も否めませんが魅力的なキャラがちらほら。
まずは、ビルボのお付き的存在のサム。
従順な感じが◎。
ラストのあの行動とセリフにはグッときましたよ。
エルフの弓使いの戦士レゴラス。
これからどんな活躍をしてくれるのか楽しみなキャラクターでした。
人間界からはアラゴルンとボロミア。
ボロミアに関しては、最後、ああなっちゃいますが、ピピンとメリーに剣術を教えて
キャッキャキャッキャとじゃれあっているシーンは 微笑ましくてGood。
アラゴルンはとにかくシブかった。
もう少し剣術アクションがカッコよくっても良かったなとは思いますが、騎士っぷりが
ハンパなくってイケていましたよ。
魔法使いのガンダルフも、もう少し無双感があっても良かったかな。
意外にあっさり退場しちゃうのね・・・。
とまぁ、一定のクオリティは保っていた本作。
原作ファンの方たちの目にはどう映ったのか。
原作未読の僕には、もう少し派手さが欲しかったかなぁという感想に落ち着きました。
さてこれからあと2作。
調べてみるとどちらも長丁場の作品に仕上がっているみたい。
むむむ・・・どうしよっかなぁ・・・。
≪点数≫
5点
(17.07.15鑑賞)
こちら原作本。
1巻だけ読んでいます・・・。

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