2017-05-24 Wed

2015年制作 邦
監督:原 恵一
≪キャッチコピー≫
『お栄23歳。職業、浮世絵師。父、葛飾北斎。』
≪ストーリー≫
さまざまな風俗を描いた浮世絵が庶民に愛された江戸時代、浮世絵師・葛飾北斎は大胆な作風で一世を風靡(ふうび)する。頑固で偏屈な天才絵師である父・北斎の浮世絵制作を、陰で支える娘のお栄(後の葛飾応為)も優れた才能を発揮していた。そんな北斎親子と絵師の交流や、江戸に生きる町人たちの人間模様がつづられていく。
≪感想≫
昨年観たベスト級の邦画「はじまりのみち」を撮った原 恵一監督の最新作。
原監督は元々アニメ畑のお方なんですね。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」や「カラフル」等、
どちらも未見ですが、いろんなところで評判を聞く作品の監督さん。
そんな監督のアニメ最新作。
舞台は江戸時代、かの有名な葛飾北斎の娘を主軸に描かれる人間模様。
キャラクターについて。
きっぷのいい男前的な北斎の娘である本作の主人公、お栄。
大人になる手前の無垢な感じも残しつつ、自立した女性。
とても魅力的なキャラクターでした。
これって実在した人物を描いた作品なんですよね。
それなりに、葛飾北斎についてや、その時代の背景も少し勉強して観ると
もっと楽しめたのかなと。
そこはちょっともったいなかったです・・・。
とにもかくにも。
ストーリーに浮き沈みがなかった分、楽しめたかと言うと、そこまででしたが、
かといって、つまらなかったわけでもない。
そんな作品。
原監督には「はじまりのみち」のような実写作品も撮り続けてほしいなぁ・・・。
まぁ、その前に先にあげたアニメ2作品を観なきゃ。
≪点数≫
6点
(17.03.12鑑賞)
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