2017-05-15 Mon

2016年制作 米
監督:ギャヴィン・オコナー
≪キャッチコピー≫
『職業、
会計コンサルタント。』
≪ストーリー≫
小さな町で会計士として働くクリスチャン(ベン・アフレック)のもとに、ある日大手企業からの財務調査のオファーが寄せられる。調査を進めるうちに彼は重大な不正を発見するが依頼は突然取り下げられ、それ以来クリスチャンは身の危険を感じるようになる。実は、彼は闇の社会の会計士として各国の危険人物の裏帳簿を握るすご腕の暗殺者だった。
≪感想≫
やっぱり大好きこの手の作品!!!!
普通っぽい奴が実は悪魔のような強さを持った奴だった的作品。
デンゼル・ワシントンの「イコライザー」しかり。
トム・クルーズの「アウトロー」しかり。
キアヌ・リーブスの「ジョン・ウィック」しかり。
リーアム・ニーソンの「ラン・オールナイト」や「96時間」シリーズもそう。
どれも好きな作品ばかり。
本作の主演はベン・アフレック。
最近で言えばバットマンシリーズかな。
バットマンの名残もあってか筋肉ムキムキのルックでカッコ良かったです。
アクションについて。
この手の作品は、いかに主役の強さを堪能するかなので、ピンチなんてあってないようなもの。
クライマックスの暗闇の中、敵をガンガンにやっつけるシーンは気持ち良かったです。
ガンアクションで倒れているのにも関わらず、必ずとどめを刺すあたりが素晴らしかった!!
最後の躊躇なくボスをやっつけるあたりも、そのとどめの刺し方、潔し!!
キャラクターの魅力もさらに引き立てる演出だったんではないでしょうか。
他にも格闘アクションも総合っぽくてイカしていましたね。
あの流れるような打撃がね。
キャラクターについて。
主役の会計士クリスチャン・ウルフ。
彼は高機能自閉症でコミュニケーションに難ありな少年時代を過ごしていたが
その天才的な記憶力や才能で、父親から一般社会でも適応できるように、
育てられていた。
この父親が軍人さんでかなり厳しいライオンのような男。
そのおかげもあってウルフは殺人マシーンとして成長していくのだが・・・。
基本的に無垢な男で良い奴なのは間違いない。
一つ気になったのが、大人になってからのウルフはかなり成長していやしないかい??
子供の頃はかなり人とのコミュニケーションはとれなくって、目さえも合わせる事の
できない男の子だったのに、会計士のウルフは普通にコミュニケーションがとれていたような。
少し引っ込み思案の男と言っても良いくらい。
そのおかげもあって、最後の最後までコイツが実は弟の方なんじゃないかなぁなんて思ったり(苦笑)
ストーリーについて。
本作、ただの無敵ベン・アフレックを味わうだけの作品でもなくって。
意外とストーリーも楽しく拝見できたんです。
ちょっとミステリ調と言いますか。
徐々に明らかになっていくウルフの生い立ちだったりとか。
ウルフを追う分析官たちのお話とか。
ウルフが会計士として調査している会社のお話とか。
色んなお話が交ざっていまして・・・。
ただ、それがそこまで小難しくなく最後にはスッキリと着地をしてくれました。
ウルフの弟のお話とか、子供の頃に出会った少女が実は味方だった的な粋な演出も最高。
ストーリーも良くできていたので楽しく鑑賞することができました。
アクション、ストーリーどれをとっても僕好みの作品。
とても大満足の一作でしたとさ。
うーーーーーん。
続編希望!!!!!!
≪点数≫
9点
(17.02.11鑑賞)

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