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No.1315 『リトルプリンス 星の王子さまと私』
No1315 『リトルプリンス 星の王子さまと私』

2015年制作 仏
監督:マーク・オズボーン

≪キャッチコピー≫
『あの王子さまに会いたい。』

≪ストーリー≫
母親の言う通りに、いい学校をに入るべく必死で勉強する少女の隣家には、昼間は裏庭にある破損した飛行機を修理し、夜は望遠鏡で空を見ている老人が暮らしていた。引っ越してきて以来彼のことが気になっていた少女は、ある日母親に黙って老人と接するようになる。若かった時代に飛行士だったという老人は、かつて不時着した砂漠で出会った男の子の思い出を語りだすが……。

≪感想≫
世界的に有名な童話『星の王子さま』。

実は私、サン=テグジュペリの『星の王子さま』を一度も読んだことがなくって。

なんとなくその存在は知っていたものの、触れることなく今日まで過ごしてきたんです。
どんな内容かも実は・・・・。

そんな状況で本作を鑑賞したわけですが・・・。

んんーーーーーー・・・。
やっぱり原作を読んでからの方がさらに楽しめたのかもなぁって。

とりあえずアニメについて。
本作は、CGアニメとストップ・モーションアニメを併用して描かれていまして。
このストップ・モーションの部分がとっても良かったんです。
キャラ造形とか雰囲気とかがとても柔かくって暖かくって。
穏やかな感じになれると言いますか。
とにかく、この画だけ観ていてもとても楽しかったです。

一方のCGアニメの部分。
主人公の女の子のルックがとてもキュート。
フェイスも動きも可愛らしくってね。
健気な雰囲気がなんとも。
お母さんも良かったですね。
シングルマザーが故の、子供に対しての行動。
行き過ぎな部分も確かにあるのですが、それは、やっぱり子供を想う親の姿がそこにあって。
あながち間違っていもいないんじゃないかなって。
この二人の形はとても良かったです。

ストーリーについて。
本作のメッセージはド直球。
『大切なものは無くなっても、心の中に生き続ける』
的な・・・。
こういうメッセージってよく聞くフレーズなので、
観ているこっちは、
『うん・・・まぁ、そうですよね。』
みたいな。
もちろん、とても素敵な想いで、大切な考え方なんだけど、その伝え方が
本作のお話はそこまでグサリと刺さる事は無かったんです。
子供向け過ぎたのかなって。
ただ、それについては原作を読んで、原作を好きな人ならどうっだったのでしょうか。
本作の位置付けって、原作のその後を描いているとの事だったので。
だから、星の王子様のあんな姿が描かれていたんですよね。
ちょっと情けなくなりすぎていて、正直、不満を抱いた人はいたんじゃないでしょうか。
あまり、カッコよく、そして素敵に映っていなかったんですよね。
もっと可愛らしくて魅力的に描いてくれていたらなぁって。

そんなこんなで。
画については好きな部分(ストップモーション)とまぁまぁな部分(CG)。
可愛らしいキャラ(女の子)とそうでもないキャラ(青年王子さま)。

お話も良くも悪くも。
全体的に五分五分。
いや六分四分で楽しさの方の・・・勝ち!!!!

≪点数≫
  6点
                                           (17.01.13鑑賞)


こちら「星の王子様」。
やっぱり一度は読んでみるかな。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)