2017-04-21 Fri

2008年制作 ベルギー/ルクセンブルク/仏
監督:マブルク・エル・メクリ
≪キャッチコピー≫
『 ― 』
≪ストーリー≫
かつての輝きを失ったアクション・スター、ヴァン・ダム(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)。ギャラは下がり親権争いでも窮地に立たされ、疲れたヴァン・ダムは故郷ベルギーに戻ってくる。ところが、偶然立ち寄った郵便局に強盗犯がいたことから、警察や市民はヴァン・ダムを犯人だと思い込んでしまい……。
≪感想≫
ジャン=クロード・ヴァン・ダムが本人役の本作。
私、ヴァンダムの作品はあまり観たことがなくって。
「エクスペンダブルズ2」で悪役を演じていましたね。
そのくらいかな。
ただ、何となくの印象ですが、スタローンやシュワちゃん、劇中でも語られていましたが、
スティーブン・セガールらと、アクションスターの第一人者の一人といった印象。
それを裏付けるかのごとくのオープニングシーン。
CGやらカメラワークなんぞに頼らない生身のアクション。
正直、ドテドテッと重みのある動きでしたが、それがまたリアル。
足技とかカッコ良かったですもん。
序盤の銜え煙草をを回し蹴りであっさりと飛ばすシーンは惚れ惚れしました。
郵便局強盗に巻き込まれたヴァン・ダム。
強盗グループは3人。
そのうちの一人がヴァン・ダムの大ファン。
彼の狂信っぷりがまた、ヴァン・ダムファンっぽいんですよね。
ディープなファンしかいないんだぜ的な揶揄をしているみたい。
劇中でもけっこう、今のヴァン・ダムを皮肉った会話も多々あったしね。
ジョン・ウー監督関係の件は思わず吹き出してしまいましたよ。
そっち系の作品は観た事のない僕でもなんとなく分かって楽しかったです。
ただ、この件が後の独白シーンに活きてくるんですよねぇ。
中盤、ヴァン・ダムが劇から離れて独白するシーンがあるのですが、グッときましたね。
心の中で
「頑張れ!!ヴァン・ダム!!」
なんて・・・。
とにかくヴァン・ダムファンにはたまらない作品に仕上がっていたのではないでしょうか。
特にファンではない僕には・・・。
うーーーーん、まぁまぁまぁ。
お話の着地が少し嫌いかな。
なんで、ヴァン・ダムが捕まっちゃうのかが良く理解できなかったんですよね。
だって、ヴァン・ダムって犯人グループに脅されていただけでしょ。
周りの人質も証言してくれたろうに・・・。
それとも、冒頭の受付嬢への脅しが恐喝になったのかな。
だとしても・・・。
やっぱりピンとこないなぁ・・・。
ただし、ヴァン・ダムの事は好きになりましたよ。
過去作でも観てみようかしら。
特にジョン・ウー監督作品の「ハード・ターゲット」は観たいです!!!!
≪点数≫
5点
(17.01.08鑑賞)
こちら「ハード・ターゲット」。
安っ!!

満足ならクリック!!
スポンサーサイト