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No.1316 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
No1316 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

2015年制作 米
監督:アダム・マッケイ

≪キャッチコピー≫
『世界経済の破綻を予測した
        4人のアウトローがいた』

≪ストーリー≫
2005年のアメリカ。金融トレーダーのマイケル(クリスチャン・ベイル)は、サブプライムローンの危機を指摘するもウォール街では一笑を買ってしまい、「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引で出し抜いてやろうと考える。同じころ、銀行家ジャレド(ライアン・ゴズリング)がマイケルの戦略を知り、ヘッジファンドマネージャーのマーク(スティーヴ・カレル)、伝説の銀行家ベン(ブラッド・ピット)らを巻き込み……。

≪感想≫
リーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人の男たちの実話。
なんて謳い文句に惹かれて観賞。

出演者も豪華。
ブラッド・ピットにクリスチャン・ベール、スティーブ・カレルにライアン・ゴズリング。
トップスターの競演ですね。

本作、CMもスタイリッシュでカッコいいし、「華麗なる大逆転」なんて副題も付いているので
スカッとした作品なのかなと思いきや・・・・。

ちきしょーーーーー!!
なんともモヤモヤが残る重めの作品でした。
(良くも悪くも。)

お話について。
本作って実話を基に作られているんですよね。
僕はその世界の事は正直、無頓着で経済用語等も全然わからないのですが、
リーマンショックぐらいは聞いた事もあるし、そこでいろんな人が犠牲になった的な
事実も知っていて。
ただ、ここまで腐敗したシステムの中でアメリカの経済は回っていたのかと思うとゾッとします。

確かに、本作の主人公達は、この経済破綻を察知し、それに乗っかって儲かる事ができたんですけど、
その裏ではたくさんの人が哀しい目にあっている。
嬉しいんだけど虚しい。
その対比があるので素直にスカッと喜べないんですよね。
儲けた奴らへの羨ましさより、国のシステムの矛盾に対しての怒りや憤りの方が大きくって。

演出について。
本作、経済のお話だけに小難しい用語や会話がでてきたり。
めちゃくちゃ、頭をフル回転しながら鑑賞。
日本語字幕を流しながら日本語吹き替えで観ると言う荒業を試してみる始末。
おかげで、良い頭の体操にもなりました(苦笑)
ただ、本作親切な事に、コメディタッチで時折、分かりやすい解説を差し込んだり、
登場人物達が、観客に向けて話しかけてくれたんですよね。
なので、全てを理解したかと言えば自信がないですが、最低限の事は分かったつもりです。
そこら辺はとても巧い演出だなぁって。

全体的にもやっとするお話を演出のおかげでわかりやすくわかりやすく。
いいですねぇ・・・。

ただ、やっぱりその世界のことは少し調べておいた方がより楽しめたかも。
そこら辺は残念無念。

うむむ・・・もう一回観よっかなぁ・・・。

≪点数≫
  8点
                                           (17.01.14鑑賞)

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No.1315 『リトルプリンス 星の王子さまと私』
No1315 『リトルプリンス 星の王子さまと私』

2015年制作 仏
監督:マーク・オズボーン

≪キャッチコピー≫
『あの王子さまに会いたい。』

≪ストーリー≫
母親の言う通りに、いい学校をに入るべく必死で勉強する少女の隣家には、昼間は裏庭にある破損した飛行機を修理し、夜は望遠鏡で空を見ている老人が暮らしていた。引っ越してきて以来彼のことが気になっていた少女は、ある日母親に黙って老人と接するようになる。若かった時代に飛行士だったという老人は、かつて不時着した砂漠で出会った男の子の思い出を語りだすが……。

≪感想≫
世界的に有名な童話『星の王子さま』。

実は私、サン=テグジュペリの『星の王子さま』を一度も読んだことがなくって。

なんとなくその存在は知っていたものの、触れることなく今日まで過ごしてきたんです。
どんな内容かも実は・・・・。

そんな状況で本作を鑑賞したわけですが・・・。

んんーーーーーー・・・。
やっぱり原作を読んでからの方がさらに楽しめたのかもなぁって。

とりあえずアニメについて。
本作は、CGアニメとストップ・モーションアニメを併用して描かれていまして。
このストップ・モーションの部分がとっても良かったんです。
キャラ造形とか雰囲気とかがとても柔かくって暖かくって。
穏やかな感じになれると言いますか。
とにかく、この画だけ観ていてもとても楽しかったです。

一方のCGアニメの部分。
主人公の女の子のルックがとてもキュート。
フェイスも動きも可愛らしくってね。
健気な雰囲気がなんとも。
お母さんも良かったですね。
シングルマザーが故の、子供に対しての行動。
行き過ぎな部分も確かにあるのですが、それは、やっぱり子供を想う親の姿がそこにあって。
あながち間違っていもいないんじゃないかなって。
この二人の形はとても良かったです。

ストーリーについて。
本作のメッセージはド直球。
『大切なものは無くなっても、心の中に生き続ける』
的な・・・。
こういうメッセージってよく聞くフレーズなので、
観ているこっちは、
『うん・・・まぁ、そうですよね。』
みたいな。
もちろん、とても素敵な想いで、大切な考え方なんだけど、その伝え方が
本作のお話はそこまでグサリと刺さる事は無かったんです。
子供向け過ぎたのかなって。
ただ、それについては原作を読んで、原作を好きな人ならどうっだったのでしょうか。
本作の位置付けって、原作のその後を描いているとの事だったので。
だから、星の王子様のあんな姿が描かれていたんですよね。
ちょっと情けなくなりすぎていて、正直、不満を抱いた人はいたんじゃないでしょうか。
あまり、カッコよく、そして素敵に映っていなかったんですよね。
もっと可愛らしくて魅力的に描いてくれていたらなぁって。

そんなこんなで。
画については好きな部分(ストップモーション)とまぁまぁな部分(CG)。
可愛らしいキャラ(女の子)とそうでもないキャラ(青年王子さま)。

お話も良くも悪くも。
全体的に五分五分。
いや六分四分で楽しさの方の・・・勝ち!!!!

≪点数≫
  6点
                                           (17.01.13鑑賞)


こちら「星の王子様」。
やっぱり一度は読んでみるかな。

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No.1314 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』
No1314 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』

2008年制作 米
監督:デイヴ・フィローニ

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
銀河系の支配を企んでいるパルパティーン、ドゥークー伯爵、グリーバス将軍らが率いる敵の軍隊が迫りくる中、宇宙の運命はアナキン・スカイウォーカーをはじめ、オビ=ワン・ケノービ、アナキンの新たなパダワンであるアソーカらジェダイの騎士たちの手に託された。激しい戦闘が続く中、驚くべき新事実が明らかとなっていく。

≪感想≫
大人気シリーズ「スター・ウォーズ」のアニメ作品。

私、本シリーズは全て鑑賞しておりまして。
昨年、上映されましたスピンオフ作品「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」も劇場にて鑑賞しました。
好きなシリーズで新作を楽しみにしている作品の一つです。

そんな僕ですが、本作の存在は知らなくって。
本作ってエピソード2エピソード3の間の作品なんですね。
しかも本作を皮切りにテレビアニメとして何作も作られているようで。
なるほどですねぇ・・・。
さすがに全部は観る事はできないかな。

そんなこんなで本作。
うーーーーん、まぁまぁまぁ。

それなりに楽しめました。

まず見た目。
SF作品なので、そもそも実写もファンタジックなので現実ではありえないメカの数々やドロイドの数々、
異星人の数々が楽しかったりするのですが、それがアニメになったからさらに自由度が増して凄い事に!!
なんて期待したのですが、さほどレベルアップしたようにも感じず、むしろ特に変わり映えのない
映像になっていました。
そもそも製作費があまりないのかな。
すっごいチープに感じたんですよね。
いかにもアメリカのアニメっぽいなぁって。
映画とかではなく、テレビアニメっぽい感じがね。
ちょっともったいないなって。

ただその中でも楽しいルックのキャラはいたりして。
それは、新キャラのアソーカ・タノ。
ちょっとアバター的なルックスと昔のアナキンの性格を彷彿とさせる、小生意気なキャラは
好感持てました。
この子はなんでジェダイになれたのかな。
もっとキャラ背景を掘り下げてほしいな。
あと、本作ではジャバ・ザ・ハット一族が出ておりまして。
チビジャバがまたえらい可愛らしくって。
幸か不幸か映画は匂いが伝わらないから。
くっさそうなチビジャバちゃんはただの可愛らしいフォルムの
キャラだったんです。
ふふふ・・・。
あとは、主要なアナキンやオビ=ワンはまぁそれなりにカッコ良かったです。
ヨーダはもっと活躍、欲を言えばバトルシーンが見たかったです。

本作ってアニメだからか分かりませんが、結構アクション、バトルシーンが
目白押しでした。
それはそれで嬉しかったんですが、やっぱどうしてもしょぼく感じちゃう部分もあって。
実写の方が迫力があって見応えがあったように思えたんです。
そこら辺も、製作費とかにも繋がっているのかな。
それともただの技術の問題か??
こちらももったいなかったです。

お話的には、しっかりと実写版と繋がりがあったので、とても楽しめましたよ。
今後の展開としては、エピソード3に繋がるのかな。

そんなこんなで、実写を観ている僕としては損はしなかった作品。
これで、全部観た事になるのでしょう。

また新作を待つ日々になるのか・・・。
楽しみだなぁ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (17.01.09鑑賞)

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No.1313 『その男ヴァン・ダム』
No1313 『その男ヴァン・ダム』

2008年制作 ベルギー/ルクセンブルク/仏
監督:マブルク・エル・メクリ

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
かつての輝きを失ったアクション・スター、ヴァン・ダム(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)。ギャラは下がり親権争いでも窮地に立たされ、疲れたヴァン・ダムは故郷ベルギーに戻ってくる。ところが、偶然立ち寄った郵便局に強盗犯がいたことから、警察や市民はヴァン・ダムを犯人だと思い込んでしまい……。

≪感想≫
ジャン=クロード・ヴァン・ダムが本人役の本作。

私、ヴァンダムの作品はあまり観たことがなくって。
エクスペンダブルズ2」で悪役を演じていましたね。
そのくらいかな。
ただ、何となくの印象ですが、スタローンやシュワちゃん、劇中でも語られていましたが、
スティーブン・セガールらと、アクションスターの第一人者の一人といった印象。

それを裏付けるかのごとくのオープニングシーン。
CGやらカメラワークなんぞに頼らない生身のアクション。
正直、ドテドテッと重みのある動きでしたが、それがまたリアル。
足技とかカッコ良かったですもん。
序盤の銜え煙草をを回し蹴りであっさりと飛ばすシーンは惚れ惚れしました。

郵便局強盗に巻き込まれたヴァン・ダム。
強盗グループは3人。
そのうちの一人がヴァン・ダムの大ファン。
彼の狂信っぷりがまた、ヴァン・ダムファンっぽいんですよね。
ディープなファンしかいないんだぜ的な揶揄をしているみたい。
劇中でもけっこう、今のヴァン・ダムを皮肉った会話も多々あったしね。
ジョン・ウー監督関係の件は思わず吹き出してしまいましたよ。
そっち系の作品は観た事のない僕でもなんとなく分かって楽しかったです。
ただ、この件が後の独白シーンに活きてくるんですよねぇ。
中盤、ヴァン・ダムが劇から離れて独白するシーンがあるのですが、グッときましたね。
心の中で
「頑張れ!!ヴァン・ダム!!」
なんて・・・。

とにかくヴァン・ダムファンにはたまらない作品に仕上がっていたのではないでしょうか。

特にファンではない僕には・・・。
うーーーーん、まぁまぁまぁ。

お話の着地が少し嫌いかな。
なんで、ヴァン・ダムが捕まっちゃうのかが良く理解できなかったんですよね。
だって、ヴァン・ダムって犯人グループに脅されていただけでしょ。
周りの人質も証言してくれたろうに・・・。
それとも、冒頭の受付嬢への脅しが恐喝になったのかな。
だとしても・・・。
やっぱりピンとこないなぁ・・・。

ただし、ヴァン・ダムの事は好きになりましたよ。
過去作でも観てみようかしら。
特にジョン・ウー監督作品の「ハード・ターゲット」は観たいです!!!!

≪点数≫
  5点
                                           (17.01.08鑑賞)



こちら「ハード・ターゲット」。
安っ!!

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No.1312 『ピンクとグレー』
No1312 『ピンクとグレー』

2015年制作 邦
監督:行定 勲

≪キャッチコピー≫
『夢のような現実と、
   現実のような夢のはざまで
     君は突然、逝ってしまった――。』

≪ストーリー≫
知名度のほとんどない俳優・河田大貴(菅田将暉)は、少年時代から友情を深めてきた人気俳優、白木蓮吾(中島裕翔)が急死したことで一躍世間の注目の的に。白木はなぜこの世を去ったのか。自ら命を絶ったのか他殺なのか。混沌とした状況の中、河田は……。

≪感想≫
本作は、ネタばれなしで鑑賞した方が良い作品なので、観ようと思っている人、
興味のある人は絶対に読まないでください。



絶対ですよ!!!!



さてさて。


アイドルグループNEWSのメンバー加藤シゲアキの小説デビュー作の実写作品。
むむむ・・・アイドルで小説家・・・多彩な方ですねぇ。

原作は未読。
まずは実写から。

本作、宣伝文句が
「幕開けから62分後の衝撃!」
とあったので、なんだよそのハードルの上げ方はなんて辟易しながら鑑賞。

結果やいかに・・・。

演出について。
先に書いた「幕開けから~」の件。
正直、まっっっっっったく気づきませんでした!!!!
しかも想像すらしていませんでした!!!!
ちょっとその瞬間が訪れた瞬間、身震いすらしてしまいましたよ・・・。
この予想だにしない展開。
とても嬉しい誤算でした。

ただね・・・。

良かったのはこれくらいかな(苦笑)。

あとは、ピンとこなかったです。
そもそもストーリーがなんともねえ・・・。

一人の男が親友に振り回される一生を送るというお話・・・なのか??
それとも、ただのボンクラ男がふとしたきっかけでスターダムにのし上がるも、
ボンクラはボンクラのままっていうお話・・・なのか??

とりあえずこの主人公であるリバちゃんがどうしようもない奴に見えたんですよね。
親友に嫉妬して自暴自棄になって周りを傷つける。
若さゆえなのは分かりますが、一向に成長しない。
中盤、ゴッチのおかげでスターダムにのし上がるも、結局は周りのプレッシャーや
罠に引っ掛かって落ちぶれる。
そしてまた、周りを傷つける。
こいつ、ナメてんなぁって。
そもそも、このリバちゃんの目指す所はどこなんでしょう。
本当にゴッチになりたかったのか????
なんだか、ただ周りに流されて生きているだけの男の子に見えちゃって。
これは描き込み不足のせいなのかなとも思ったり。
あと、本作って、基本、悪い奴しか出てこないんですよね。
芸能界の闇ってこんなもんなんだぜ的なアピールなのかもしれませんが、いくらなんでも感が・・・。
劇中劇で、ゴッチを演じた若手俳優やサリーを演じた女優さん。
すっごいクズ野郎なんですよね。
本当にこんな人っているのか??
少なからずあるのかもしれませんが、いくらなんでもデフォルメしすぎじゃないかって・・・。
そこら辺の芸能界の描き方もすっごいノイズになっちゃって、不快に感じました。
そして、そこら辺の部分って、最後の最後までそのままで終わっちゃうから、
全然スッキリしないで終わっちゃったんですよね。
エンディング後のリバちゃんってどうなっていくんだろうって・・・。
正直、幸せに向かう気が一向にしないなぁって・・・。

ちょっと残念なストーリーでしたよ。

俳優さん達について。
本作、菅田将暉くんが出演。
劇中劇のリバちゃんを演じた若手俳優を演じられていたんですが、これがまたすっごい怪演で。
素晴らしかったです。
特に、劇中劇でのリバちゃんのあの自分に自信がなくってもがいている感じや、
ゴッチに対してのあのモヤモヤした感情を見事に表現していて。
本当に痛々しくも、こいつなんでもっと頑張らないんだよ感がたまらなかったです。
本作は、彼のための作品だといっても過言ではないくらいに素晴らしかった。

一方・・・・。
もう一人の主役である中島 裕翔くん。
彼の演技がちょっと・・・。
なんでしょうねぇ、なんか彼のフェイスと演技は役とマッチしていなかったのかな。
すっごい、ざらざら引っかかるというか。
中盤からのリバちゃんとしての進行は、それまでの菅田将暉くんのリバちゃんを
見ているからか、物足りなく感じたんです。
狂った感じとか、全然、狂気性を感じなくって。
ただのおぼっちゃんのわめき散らしみたいな。
なんだかなぁといった感じ。
劇中劇のゴッチとしての演技も、影があるようにも全然見えなかったし。
うーーーーん、物足りないですねぇ・・・。

総括。
本作の見所は2点。
1つ、62分後の展開に驚けるかどうか。
2つ、菅田将暉くんの怪演。
それ以外は・・・・・ダメダメ!!!!

けど、これって原作はどんな感じで描かれているのでしょうか。
とても気になるなぁ・・・。
読んでみよっかな。

≪点数≫
  4点
                                           (17.01.07鑑賞)



こちら原作。

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No.1311 『小さいおうち』
No1311 『小さいおうち』

2013年制作 邦
監督:山田 洋次

≪キャッチコピー≫
『あの小さな家に閉じ込めた、私の秘密』

≪ストーリー≫
健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。それは晩年の彼女がつづっていた自叙伝であった。昭和11年、田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は、東京の外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。そこには、主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に生まれた男の子が暮らしていた。穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが、板倉(吉岡秀隆)という青年に時子の心が揺れていることに気付く。

≪感想≫
「男はつらいよ」シリーズの監督である山田 洋次監督作品。

「男はつらいよ」は娯楽性の強いエンタメ作品。
それを48作品も撮り続けた監督さん。
国民的邦画といっても過言ではないシリーズで巨匠と言っても過言ではないお方。

そんなお方の作品だから少しハードルが高くなっておりますが・・・。
ちなみに、以前「おとうと」と言う作品を鑑賞したのですが、むむむ・・・と言った感想。

さて本作はいかに。

丁寧な作品だなぁ・・・といった感じ。
描いている事は不貞行為なんですが品が良いなぁって。
時代が時代だからなのか。
描いている人たちが上流階級の方だからなのか。
とにかく上品な印象を受けました。

本作は、2人の女優さんが素晴らしかったです。
一人は、主役とも言える女中さんのタキちゃんを演じた黒木華さん。
彼女の目線で描いた本作。
まずルックがとっても良い!!
彼女の事を良く昭和顔だと褒める記事を読みますが、まさに本作は昭和のお話なので
見事にマッチしていました。
素朴なお顔がまたなんとも美しいんですよねぇ。
あと、タキちゃんってとっても繊細で複雑なキャラクターだったんですよね。
時子さんに対しての憧れ以上の感情を持ってしまう。
ただ、それは愛情なのか憧れなのか本人も分かっていない、と言うか分かりながらも
抑えている感じ。
とても純朴で純粋でグッとくるんですよね。
先に書いているように黒木華さんが見事に演じてくれているもんだから魅力倍増。
とても素晴らしかったです。

そしてもう一人は、タキちゃんが憧れる時子さんを演じた松たか子さん。
彼女もあの時代に不貞行為をする役どころを見事に演じてくれていました。
時子さんは、今で言うとちょっとした肉食系女子。
ただ、彼女はとても慎ましい感じも残しているんですよね。
先に書きました上品な印象と言うか。
不倫しているんですよ!!
もう少しドロッとしそうなものなのに、とても切なく感じたり。
もちろん、そこには時代背景があるからと言うのもあって。
時代は昭和初期。
戦争がすぐそばにあって、さらには第二次世界大戦まで始まった時代。
昨年「この世界の片隅で。」という大傑作アニメを鑑賞した時も感じたんですが、
戦争と言うとても大変な出来事が起こっている中でも普通に生活を送っているんだよなぁって。
本作でも、戦争は確かにすぐそばで起こっているんですよね。
そしてその爪痕は突然訪れるんですよね、
ベタなこと言いますが、やはり戦争って恐ろしいなぁって。

あと俳優さん達に関しては、他にも素晴らしい方々がたくさん。
現代のタキちゃんを演じた倍賞千恵子さん、時子さんのお姉さんを演じた室井滋さん。
妻夫木くんや、その彼女の木村文乃さん辺りも良かったなぁ。
一人だけピンとこなかったのが時子さんと恋に落ちる青年、板倉正治を演じた吉岡秀隆さん。
吉岡さんは上手くいえないけど、悪いやつに見えたんですよね。
誠実そうな青年なんだけど、ちょっとイラッとする感じがね(苦笑)
まぁこれはたぶん個人的な印象かとおもうんですが・・・。

そんなこんなで。
山田洋次演出と円熟した俳優さん達の丁寧な作品。
満足満足。

≪点数≫
  7点
                                           (17.01.04鑑賞)



こちら原作本とのこと。
未読です。

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No.1310 『カリフォルニア・ダウン』
167208_1.jpg

2015年制作 米
監督:ブラッド・ペイトン

≪キャッチコピー≫
『「娘を守りたい・・・」その時父は、最強<ヒーロー>になる。』

≪ストーリー≫
巨大地震が発生し、猛烈な揺れに襲われたカリフォルニア。超高層ビル群やゴールデンゲートブリッジが次々と倒壊し、ロサンゼルスなどの大都市が相次いで壊滅。救難活動に奔走するレスキュー隊のパイロット、レイ(ドウェイン・ジョンソン)はサンフランシスコに残された娘(アレクサンドラ・ダダリオ)の救出に向かうが……。

≪感想≫
アメリカ、カリフォルニア州で起こった大地震。
レスキュー隊員の男が家族を助けるために奮闘するアクション作品。

主演は大好きドウェイン・ジョンソン。
ドウェイン・ジョンソンはアメリカプロレスWWEの人気レスラーのロック様。
今も現役かは分かりませんが、僕も大学生の頃、ケーブルテレビで良く観ていました。
めちゃくちゃカッコ良かったです。
映画俳優としても、大好き「ワイルド・スピード」シリーズのホブスで映画に出て、
超絶肉体アクションを見せてくれて。
大好きな俳優さんです。

そんなロック様が大活躍する本作。

良かった所。
大好きロック様は相変わらずのクオリティ。
もうねぇ、肉体がまず素晴らしいんですよね。
その完成されたルックは無敵感がハンパない。
本作では家族を救う父親の役だったんですが、もう彼に任せておけば
助かるに違いない感が心地良くって。
「96時間」シリーズのリーアム・ニーソン的な。
どういう風に助けるのかを楽しめばいい的な。
とにかく、ロック様は最高でしたよ。

映像が凄かった。
とんでもない地震の数々。
大都会、カリフォルニアのビル群がドンドン崩れ去っていく。
人災ではなく天災による破壊はとんでもなく恐ろしい。
終わりがいつ来るか分かんない感じ。
周りがドンドン壊れていく感じ。
ド派手な映像がめちゃくちゃ凄かったです。
津波のシーンも船で波を乗り越える所とかはいくらなんでも感は
否めませんでしたが、凄かったです。
怖さがあったかと言えばそこまででしたが、凄さと言う点ではメチャクチャ◎。

悪い所も少々。
先に書きましたロック様の無敵感。
そもそも彼はレスキュー隊のボスのはずなのに、いきなり職務をほっぽりだして
家族を救いに行くのはいくらなんでも無責任すぎるだろうと思ったり。
あと、これは、しょうがないんだけど、本作の影では尋常じゃないほどの
犠牲者が出ているんですよね。
そこら辺の描き方が少しおざなりだったかなって。
ロック様一家だけのために作られたんでしょうが、それはそれでちょっとねぇってな感じ。
ラストの終わり方も取って付けたようなアメリカ万歳的な感じだったし。
災害がエンタメ化していたのも事実。
すこしもったいないない。

とにもかくにも。
大好きロック様のPV的作品としては大満足。
これからも色んな作品で大暴れして欲しいです!!!!

≪点数≫
  6点
                                           (17.01.03鑑賞)


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No.1309 『藁の楯』
160427_1.jpg

2014年制作 韓
監督:三池 崇史

≪キャッチコピー≫
『日本全国民が、敵になる――』

≪ストーリー≫
少女が惨殺される事件が起き、殺人事件の懲役を終えたばかりの清丸(藤原竜也)が指名手配される。清丸を殺せば10億円の謝礼を支払うという新聞広告が出され、身の危険を感じた清丸は福岡県警に自ら出頭。清丸の命が狙われるという状況下、警視庁警備部のSP銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)は凶悪犯を移送することになる。

≪感想≫
木内一裕の同名小説の実写版。

私、原作本は読了済。
この設定がとても新鮮で楽しみに読んだ記憶があります。
感想はまぁまぁまぁ。
少し忘れかけております(苦笑)

さて映画版は・・・。

映画としては良かったものの、お話的にはすっごい嫌いかなぁ・・・。
良かった所。
悪役のクズっぷりが最高で最悪でした。
本作の悪役、藤原竜也演じる清丸国秀。
コイツが最初っから最後まで一貫してクズ野郎でして。
もうねぇ、言動一つ一つが嫌な感じで観ていてとんでもなく不快になるんですよね。
これは、作り手の意図通りでまんまとこっちはそれに乗せられた的な・・・。
とにかく嫌いなキャラクターでした。
清丸を警護するSP組。
後に書くので主役の銘苅は置いといて、相棒の白岩篤子が良かったな。
ちょっと何を考えているのか分からない感じが、演じている松嶋菜々子さんと
マッチしていて◎。

一か所だけアクションが凄かった部分が。
それは、中盤トレーラーが高速で突っ込んでくるシーン。
あのシーンは、ハリウッドの二番煎じっぽいと言えば元も子もないのですが、
邦画のアクションにしては頑張っていてイケていましたよ。

良かった部分はこのぐらい。
あとはねぇ・・・。

色んな所にツッコミ所が多すぎる!!
そもそも。
孫娘を殺された蜷川はなぜこのようなやり方で清丸を殺そうとしたのか。
こんなに金も権力もあるならもっと上手なやり方があろうに。
例えば、凄腕の殺し屋を雇うとか。
例えば、清丸の居場所を突き止めたら警察の一部だけを買収して、清丸を拉致らせるとか。
清丸を他人に殺させて気がまぎれるのかなぁ・・・どうせなら自分でいろいろ復讐したいんじゃないかなぁ。

まぁ、そこら辺は100歩譲ったとして。

警察の対応。
僕が警察側なら、まず清丸に変装させるけどなぁ。
少なくとも坊主にしたりね。
あと、最後の展開って警察側がなんでみんな味方になっているんだ??
清丸、射殺許可が下りていましたよね。
なんで誰も殺そうとしないんだ??
それまでは、あんなに誰もが清丸を狙っていたんですよ。
しかもお金と言う単純な理由で。
どうして、あんなに清丸ががら空きなのに殺されないんだろうって。
清丸がすっごい嫌なヤツなだけに、こっちは早く誰か始末してくれぃ!!
なんてやきもき。

あとねぇ・・・。
たぶんこれがリアルだとすぐ清丸殺されている気がするなぁ・・・。
狙う方、狙われる方、みんなが鈍重でね。
どっちも穴だらけなんですよね。
そこら辺もやきもき。

ツッコミ所は他にも山ほど。
細かい所で言えば、伊武雅刀さんの福岡弁が妙に気持ち悪いなとか。
清丸警護の際、あんなに拳銃バンバンやっているのに、どうして防弾チョッキを着ていないのかなとか。
白岩もあんなに優秀なキャラクターなのに時折、スキがあり過ぎとか。
だって、清丸に途中逃げられるシーンとかちょっとコントでしたもん(苦笑)

あと、これが一番の引っ掛かりなんですけど、そもそも銘苅があそこまで守る事に
固執したことが納得できないんですよね。
仲間を殺されたり、どんなにクズ行為を見ようとも最後の最後まで守り続ける。
観ているこっちも清丸同様
「すっげえ・・・。」
って思わずつぶやくぐらい。
彼が一番サイコパスなんじゃないでしょうか(苦笑)

今回の物語の後日譚はどうなっているのでしょうか。
恐らく、不幸になっている人の方が多いんじゃないでしょうか・・・。
そこら辺がやっぱり納得いかないというか、受けつけなかったんですよね。

なんともモヤモヤと後味の悪い作品でしたよ。
全体的に作品としての出来は良かったのですがストーリーは嫌い。
小説は読めたんですけどねぇ・・・。
やっぱりクズ役を演じた藤原竜也さんが素晴らしかったという事なのかな。

≪点数≫
  2点
                                           (17.01.01鑑賞)


こちら原作本。

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2016年鑑賞作品総括(ベスト・ワースト発表)
2016年鑑賞本数は130本。
内、劇場鑑賞は12本。
昨年も月1本ペースで観る事ができました。
ふふふ。
鑑賞本数も2015年と同じくらい。
よしよし。

さて。
例年通り、順不同で良かった10作品、悪かった数作品を発表。
今年も良作・傑作が山ほど。


まずはベスト部門。

その1
はじまりのうた
良質な音楽作品。
音楽を作り出す工程を描いた作品ですが、とっても素敵。

その2
この世界の片隅に
アニメ作品。
2016年は「君の名は。」がメガヒットしましたが、僕的にはこちらの方がぶっちぎりで大好きです。
これまでの戦争映画と一線を画した大傑作。
小中学生に授業で観せてほしいなぁ。

その3
フォックスキャッチャー
事実を基にした作品。
一人の男の孤独と狂気。
めちゃくちゃ緊張感が溢れる作品でした。

その4
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
大好きアベンジャーズシリーズ最新作。
アベンジャーズじゃないのになんでしょうこの素晴らしい祭り感。
あのヒーローからあのヒーローまで、八面六臂の大活躍。
バトルシーンは最高にアガりました!!!!

その5
デッドプール
マーベルシリーズにまた新しいヒーローが!!
もう、マーベル最高!!
俺ちゃん最高!!
しかも本作は4DXで鑑賞。
初体験でしたが悪くないかもね。

その6
日本で一番悪い奴ら
実話を基に作られた作品。
監督は白石和彌さん。
凶悪」に続く実録犯罪映画。
次はどんな事件を取り扱うのでしょうか。
本作はとにかく主演の綾野剛さんにシビれました!!!

その7
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
シリーズ最新作。
本シリーズは1から見直したんですが、どんどん良くなっている気がします。
トム・クルーズも大暴れで最高にアガりましたよ!!!
まだまだ、現役バリバリですね。

その8
オデッセイ
不屈の男が科学の力を駆使して火星でのサバイバル生活を送る。
危機的状況なのに、どこか軽やか。
ワクワクドキドキの素晴らしい作品。

その9
アイアムアヒーロー
日本でもこんなに素晴らしいゾンビ映画が撮れるんです!!!!!!
パニック・グロ・バイオレンス。
どれをとっても一級品。
何より主人公、英雄(ひでお)の成長譚としても素晴らしかった。
負け犬バンザイ!!

その10
はじまりのみち
古き良き日本感漂う本作。
世界に自慢したい日本映画。
とにかくグッときた作品。
木下惠介監督作品も観なきゃなぁ。

ベストは以上10作品。
今年も相変わらず良作・傑作が多い。
10本に絞るのはやっぱり大変・・・。
ちなみに次点を挙げるとすると、『セッション』の緊張感にもシビれたし・・・。
ジョン・ウィック』のキアヌ・リーブスもカッコ良かった。
ゴーストバスターズ』のリブートも最高でしたね。
ちはやふる』はシリーズ2作品まるごと素敵な青春映画だったし。
他にも『ヘイトフル・エイト』『ヒメアノ~ル』『10 クローバーフィールド・レーン』。
さらには『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ボーダーライン』『ブリッジ・オブ・スパイ』等々。
うーーーーん・・・・まだ迷っているなぁ(苦笑)
とにかく良作がたくさんありました。

ベスト部門は以上。

そして申し訳ないですがワースト部門。
その1
エイプリルフールズ
ツッコミ所満載の本作。
お話自体もつまらなくって。
いちいち突っ込んでいるのがアホになるくらいダメダメ。

その2
レイプ・オブ・アナ・フリッツ
職場の人に勧められた本作。
死体を強姦するって・・・・。
不快指数高めで、もやもやもや・・・。
悪党にはもっと制裁を!!!!

その3
これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫
いろんなボケやギャグが詰め込まれた本作。
一言で言うと全然つまらなかった・・・。
赤塚不二夫さんは素晴らしい漫画家さんで破天荒と言うイメージがあるのですが、
本作の赤塚不二夫さんは全然、魅力的じゃなかったです。
もったいないない。

ワーストは以上3作品。
ワースト次点は『太陽』『ストレイヤーズ・クロニクル』『クリーピー 偽りの隣人』『予告犯』辺り。
邦画は相変わらず駄作も多い。
駄作と言うか描き方が嫌いな作品というか。
なんだかなぁ・・・・。

という訳で2016年総括はおしまい!!


総括 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1308 『バケモノの子』
No1308 『バケモノの子』

2015年制作 邦
監督:細田 守

≪キャッチコピー≫
『キミとなら、強くなれる。』

≪ストーリー≫
人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」は、交わることのない二つの世界。ある日、渋谷にいた少年が渋天街のバケモノ・熊徹に出会う。少年は強くなるために渋天街で熊徹の弟子となり、熊徹は少年を九太と命名。ある日、成長して渋谷へ戻った九太は、高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し、生きるべき世界を模索するように。そんな中、両世界を巻き込む事件が起こり……。

≪感想≫
おおかみこどもの雨と雪」「時をかける少女」「サマーウォーズ」の細田監督作。

僕はこの監督の作品が大好きで。
しかも本作の主題歌はこれまた大大大好きなMr.Children!!
これは劇場で観ないかんばい!!なんて思っていたのに見逃してしまっちゃって・・・。

いざ、いざ、いざ、と思いながら本日まで来てしまいました。
とほほ・・・。

さてさて・・・。

んんーーーー、やっぱり映画館で観ておけばよかったなぁ・・・なんて(泣)

まず画が凄い好きなんですよね。
キャラクターのルックもそうですし、背景や景色も好き。
以前「君の名は。」を鑑賞した際に背景がとんでもなく美しいと感じましたが、
この細田監督の画風は、リアルとは違うんですがアニメ的でとっても好感触なんですよね。
本作の、バケモノ達が住む街並みや渋谷の街並み、どれも楽しくって良かったです。
クライマックスの白鯨のフォルムやルックも迫力があったんですよねぇ。
これは映画館のでっかいスクリーンで観たかったです。

先に書いた主題歌。
これがまた最高に素晴らしい!!
この映画のために作られたであろう歌詞の数々。
グッときましたよ。

良かった所はじつはこれくらい。
あとは、ちょっと引っかからなかったかな。

お話自体が少しノリきれなかったんですよね。

序盤はとても楽しかったんです。
九太がバケモノの街に入り込んで、熊徹に弟子入りする。
周りを固める二人のバケモノ、多々良と百秋坊のコンビ。
ここら辺のキャラとのカラミ、そして九太がどのように成長していくのかを見ているのが
とても楽しくってワクワクして。
しかもこれは、弟子としての九太の成長だけではなく師匠である熊徹の成長も描いている。
そこも最高に胸躍ったんですよね。
お互いがお互いを高め合う、親子ってこういうもんなんだ的なメッセージかなってグッときたり。

ただね・・・。
中盤。
九太が青年に成長してからのお話がちょっとピンとこなかったんです。
女子高生の楓とのカラミとかちょっとねぇ・・・。
急に展開が変わってしまった感があって少し微妙に・・・。
それまでの師匠と弟子のお話も少しおざなり感もあったし。
確かにクライマックスは、また方向転換してその方向のお話になったんですけど、
それまでの恋のお話が少しノイズに感じて。
それなら、恋のお話を取っ払って師弟愛、親子愛みたいな物をもっと深く描いてほしかったなて。
しかも恋のお話という感じも少し薄く、普遍的な思春期の闇みたいなものを描いているから、
全てがぼんやりに感じちゃったんです。
全体的に少し物足りなかったんです。

あと、アクションシーンももう少しあっても良かったかなって。
オープニングムービー的なアクションがとってもカッコ良かっただけに、
もう少し見たかったなぁ・・・。
残念無念。

もひとつ気になった事が。
あの九太に憑りつく小さいバケモノ「チコ」。
あれは何だ??
どういう意味があるんだ???
全然、物語に絡んでこないので気になりました・・・。

さらにもひとつ。
一郎太くんも人間だったんですよね。
なんで、神通力が使えたんだ??
子供のころから闇の力を持っていたってことか???
ピンとこないなぁ・・・。

総括。
凄い期待していただけに少し肩すかしを喰らった感が・・・。
ただ、やっぱり全体的には嫌いになれない作品。
むむむ・・・残念ではありましたが楽しめたし良しとしよう。
次回作も期待しています!!!

≪点数≫
  7点
                                           (16.12.31鑑賞)

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