2017-03-13 Mon

2013年制作 英/ルーマニア/仏/米
監督:テリー・ギリアム
≪キャッチコピー≫
『本当の幸せは、限りなくシンプルなものである。』
≪ストーリー≫
近未来の管理社会、孤独な天才コンピューター技師のコーへン(クリストフ・ヴァルツ)は解明されていない数式「ゼロの定理」に挑み、人生の目的とは何かを知るため、ある人物から電話がかかってくるのを待っていた。ある日、パーティーで出会った魅力的な女性ベインスリー(メラニー・ティエリー)との恋、そして会社の社長の息子で自分と同じく天才的なコンピューターの使い手であるボブ(ルーカス・ヘッジズ)との交流を通じて、コーヘンは生きる意味について知っていく。
≪感想≫
テリー・ギリアム監督作品。
以前鑑賞した「12モンキーズ」「ラスベガスをやっつけろ」「未来世紀ブラジル」を撮ったお方。
むむむ・・・難解な作品を撮っているなぁといった印象。
実際に、「未来世紀ブラジル」は傑作と聞いてみたのですが、僕にはとても難解で
ピンとこなかったという記憶。
正直、どんな話かもちょっと・・・。
さてさて。
本作も期待通りの難解な作品でした。
コーエンと言うおっちゃんが「ゼロの定理」という数式を解くために
七転八倒するお話・・・なのかな。
先に良かった所。
先に挙げた作品にも共通するところですが、世界観が新鮮で楽しい。
未来のお話なのでしょう。
出てくる画がカラフルで奇天烈で観ていて飽きない。
キャラのルックも面白くって、中盤に登場するボブを連れてくる凸凹コンビもなかなか。
ヒロインのベインスリーもセクシーで魅力的なキャラでした。
マネージメント(マット・デイモン)も不気味な社長感たっぷりで謎々しくって◎。
とにかく、見た目、キャラは楽しかったです。
ただねぇ・・・。
先に書いた通り、お話自体が、よく分かんなくって。
コーエンの成長譚なのか、孤独なおじさんが色んな人と関わりあって少しずつ
感情が芽生え始める感じ。
だけど、それも脆くも崩れ去っている感もあるし・・・。
最期のオチもちょっとよく分かんないし。
んんーーーー、誰か教えてくれーーーい!!!!
という訳で短めのレビューとなりましたとさ。
≪点数≫
5点
(16.12.16鑑賞)

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