2017-02-22 Wed

2009年制作 米
監督:マックジー
≪キャッチコピー≫
『どこで誰が、未来を変えたのか?』
≪ストーリー≫
“審判の日”から10年後の2018年。人類軍の指導者となり、機械軍と戦うことを幼いころから運命づけられてきたジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)。今や30代となった彼は、人類滅亡をもくろむスカイネットの猛攻が開始されようとする中、ついに人類軍のリーダーとして立ち上がることになる。
≪感想≫
「ターミネーター」シリーズ第四弾。
いよいよ本シリーズも4作目まできました。
1作目、良作。
2作目、傑作。
3作目、駄作。
さて本作は。
あれ・・・思っていたのと違う!!
これって、ターミネーター???
これまでのターミネーターシリーズとは全然違ったテイストの作品に仕上がっていました。
まず世界観。
これまでの作品は現代的な世界観だったのに対し、本作は未来の荒廃した世界。
核爆発後のアメリカ。
おっと、この感じは大好き「マッドマックス」的な!?
なんて思いましたが、そこまでは凝っていなかったので、激ハマリすることは無かったです。
物語の展開の仕方。
前作までは未来からターミネーターが、ジョン・コナーらを殺しに来るというお話だったのに対し、
本作はジョンがそのままの世界でターミネータ軍団と戦うというお話。
敵キャラについて。
これまでは、人型のターミネータに対し、本作はいかにもメカメカしているターミネーター集団。
とまぁ、挙げている通り、これまでの作品とは全然違った感じなので、
別物として観ると楽しめる可能性はあるのかな。
僕的には1・2作目がとても好きなので本作はちょっと物足りない、と言うか別物としても
イマイチでした。
まずは良かった所。
メカがとてもカッコ良かった。
本作の敵さん達は完全なるメカ使用。
それのルックがけっこうイケていたんですよね。
特にですが、バイク型のターミネーター。
スタイリッシュで登場シーンもイケていたんです。
「うわ!!これ欲しいーーーーー!!」
なんて思った始末。
とても素敵でした。
んんーーー、良かった所はこのぐらい・・・かな。
あとはダメダメ。
例えばキャラについて。
ジョン・コナー。
前作の続きのはずなのにキャラが変わり過ぎ!!!!
逞しくなり過ぎ!!!!
前作であんなにひ弱でダメ男だったのに、今や武器も使いこなす凄腕の戦士に。
いくらなんでもありえないでしょう・・・。
ジョンの奥さんであるケイトも。
前作とはうって変わっていっぱしのレジスタンスになっていました。
まぁ、身重のため活躍まではしませんでしたが、ちょっとねぇ・・・。
新キャラ、マーカスの立ち位置もピンとこなかったな。
彼はターミネーターなんですよね。
シュワちゃんのT-800よりも前に作られた型なんですよね。
なんだかなぁ・・・。
そもそも、コイツは敵側なのに、どうして敵はガンガンにマーカスを
殺そうとしているの??
認識はしているシーンもあったのに全力で殺しに行くのは何故なのでしょうか。
このキャラクターに関しては行動、周りの対応に関して「???」が多々ありました。
ジョン・コナーも彼に対する扱いがちょっと変だったんです。
ジョンは、過去に色んなターミネーターと出会っているのに、マーカスに対しての対応は、
初めての感じがハンパなく、いくらなんでもその対応力の無さはないだろう!!ってね。
キャラに関しては、前作くらいからちょっと雑になってきているように感じました。
総括。
ターミネーターシリーズの作品なのですが、世界観はこれまでと全く別物。
観た事ありませんが、トランスフォーマーってこんな感じなのかなって。
単純明快な「ロボット対人間」になってしまったなぁ・・・。
それを考えると1・2作目は単なるSFアクションではなかったんですね。
特に1作目は、アクション弱めのサスペンス作品と言っても良いかも。
さて、次回作で今の所、最新作かな。
大好き、シュワちゃんが帰ってきています。
楽しみーーーーーー!!
≪点数≫
4点
(16.11.27鑑賞)

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