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No.1254 『テルマエ・ロマエ』
No1253 『テルマエ・ロマエ』

2012年制作 邦
監督:武内 英樹

≪キャッチコピー≫
『ひとっ風呂、タイムスリップしませんか。』

≪ストーリー≫
古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、友人に誘われた公衆浴場でタイムスリップしてしまう。たどり着いた場所は、何と日本の銭湯。そこには「平たい顔族=日本人」がいて、彼は漫画家志望の真実(上戸彩)と出会う。ルシウスは日本の風呂の文化に感銘を受け、そこで浮かんだアイデアを古代ローマに持ち帰り一躍有名になっていくが……。

≪感想≫
最近「進撃の巨人」、「HK/変態仮面」と漫画原作の作品を観ている私。

今回は、これまた人気漫画の実写版「テルマエ・ロマエ」です。
原作は書店員の選ぶマンガ大賞2010受賞。
未読ですが、興味はずっともっておりました。

マンガはいずれ読むとして、まずは実写版を。

さてさて。

・・・・んん?本当にこんな話なのか??
なんでしょうか、物語がずーーーーっと平板で特に大きな何かが起こる訳でもなく、
主人公のルシウスが現代の世界と古代ローマを行ったり来たりしているだけのお話。
そこには人と人との交流もあるのですが、心を通わせている感はまるでなく、
何となくルシウスが現代の技術を見て、何となくパクって、何となく古代ローマの、
テルマエ文化が進化を遂げていく・・・。

確かに時折、クスクス笑えるシーンもあったんです。
例えば、ルシウスがウォシュレットに出会う件は面白かったし。
例えば、現代の先頭にいるじいちゃん達はルックもお喋りも微笑ましかったし。

ただ、それだけだったんですよね。

派手さを求めている訳ではありませんが、もう少しドラマチックにお話を進めてほしかったなと。

先に少し触れましたが、とにかく現代の人と古代の人の交流が浅薄すぎる。
まず、言葉が通じない。
文化も価値観も違い過ぎる。
それなのに、そんな違和感なく話が成り立っていくことにとても引っ掛かりを感じたんですよね。
それなら、ヒロインが言葉をしゃべれるようになる件は、別にいらないのでは。
通じたところで、そこにとても大きな意味も持っていなかったしね。

とにかく全体的に変な作品に仕上がっていましたよ。

読んだことはありませんが、原作って1話完結型の作品なのでは??
本作もそんな感じの作りになっていたので。
ただ、それも中途半端な演出だったので、どうせなら思い切って完全にオムニバス風に
作っても良かったのでは。

うーーーん・・・消化不良ですねぇ・・・。

本作って続編が作られているんですね。
どんな話に仕上がっているのかな。
機会があれば・・・。

まずは原作からかな・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (16.08.18鑑賞)


こちら原作漫画。
読んでみよっと。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)