2016-10-31 Mon

2016年制作 米
監督:ブライアン・シンガー
≪キャッチコピー≫
『最後の敵は、神。』
≪ストーリー≫
1983年。文明が誕生する前から神として君臨していた、ミュータントの始祖でもあるアポカリプス(オスカー・アイザック)が、突如として長い眠りから覚醒する。数千年ぶりに目にした人間とその文明が、誤った方向に進んでしまったと考えた彼は新しい秩序が必要だと判断。マグニートー(マイケル・ファスベンダー)など、4人のミュータントを率いる。彼の存在と考えを知ったプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)は、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)らと共にその行動の阻止に挑むが……。
≪感想≫
「X-MEN」シリーズ最新作。
私、これまで本シリーズは全部観ておりまして。
前作の「X-MEN:フューチャー&パスト」を映画館で観てなかなか楽しめたので、
本作も映画館で観賞してきましたよ。
さてさて。
前作には少しだけ劣りましたが、とても楽しめました。
ストーリーは前作の続きになるのかな。
これまでのお話を一度リセットしつつも本作へと繋げてきた感じ。
前作は現在と過去を並行して描いていました。
それで過去を改ざんして、もう一つの現在を作ったという流れ。
本作はその過去編の部分のそのまま続きのお話。
新しい敵、アポカリプスが出てきます。
キャラクターについて。
本シリーズの楽しみであるミュータント祭り。
本作でもたくさんのミュータント達が出てきました。
しかも、旧作から登場のミュータントも敵味方が入り乱れる感じ。
味方チーム。
新キャラ、ナイトクローラー。
瞬間移動する青色の戦士。
ちょっと情けない感じの見た目なのですが、わりと活躍してくれましたね。
目から光線を出すサイクロップスや、超能力使いのジーン・グレイ。
誰にでも変身するミスティーク、野獣のビースト。
それらのミュータントを取りまとめるプロフェッサーX。
旧作から出ている奴らもそれぞれ見せ場があってとても良かったです。
特に、ジーン・グレイ、サイクロップス辺りは、前々作からの新3部作になってから
初めての登場。
しっかりと、旧3部作からの流れも汲んでいたので少し気分が上がりましたよ。
そしてそして・・・。
僕的メガヒットキャラクター。
前作から登場、クイックシルバー。
彼のシーンはもれなく楽しかったです。
前作もそうでしたが、彼のシーンだけ少し軽いタッチでちょっとオシャレに描いているんですよね。
そこがとても好感持てて。
前作のレビューで書きましたが、彼の能力があれば無敵なんじゃないかと思っていたんですが、
本作で見事に破られていましたね(苦笑)
敵さんチーム。
アポカリプスと黙示録の四騎士。
アポカリプスの無敵だけどかませ犬感は置いといて、四騎士たち。
翼の生えた戦士、エンジェル。
「X-MEN: ファイナル ディシジョン」にも登場していましたね。
本作では四人の中で1番雑魚っぽかったかな。
天候を操るストーム。
彼女はこれまでX-MENチームにいたのですが、本作ではなんと敵さんチーム!!
最終的にはああなってしまいますが、今後の展開に繋がる感じでなるほどねと。
金属を操るマグニートー。
演じるのは、マイケル・ファスベンダー。
彼とプロフェッサーX演じる、ジェームス・マカヴォイの二人の繋がり感みたいなものは
とてもシビれました。
そして敵さんチームの僕的メガヒットキャラクター。
女戦士のサイロック!!
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のワンダーウーマンを彷彿とさせる
あの高揚感。
もっと活躍させてほしかったなぁ・・・。
とまぁ、色々なキャラクターが登場。
おっと、そうそう。
ウルヴァリンも少しですが登場していましたよ。
いくらなんでも、ちょっとおざなり過ぎやしないかい!?ってな感じの扱いでしたが、
しっかりと後の展開に繋がりそうな演出は施されていました。
今後に繋がっていくのかな。
さてさて新三部作の最終作と謳われた本作。
順番的には
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」>「X-MEN:フューチャー&パスト」>「X-MEN:アポカリプス」
といった所ですが、旧三部作よりも確実にクオリティが上がった新三部作。
十二分に楽しめました。
恐らく今後も続いていくのでしょう。
楽しみに待っています!!
≪点数≫
7点
(16.08.16鑑賞)

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