2016-10-20 Thu

2012年制作 米
監督:ピーター・バーグ
≪キャッチコピー≫
『戦いは、海から始まる――。』
≪ストーリー≫
アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイに集まって大規模な軍事演習を敢行することに。アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の自衛艦の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加。そのさなか、沖合で正体不明の巨大物体が発見される。人類からの友好的な呼びかけに応じて現われたエイリアンの母船だという科学者たちの推測に反し、彼らは突如として謎の武器で攻撃を仕掛けてくる。
≪感想≫
最近、「インディペンデンス・デイ」の続編が巷で話題になってたり。
興味もありつつ、まずは何となくそれ系の作品をと思い鑑賞。
地球外生命体が攻めてきて、それに抗うというストーリー。
しかも本作、日本の俳優である、浅野忠信さんが出演しているという作品。
浅野さんは「マイティー・ソー」にも出演されていました。
ハリウッド作品にちょくちょく出演されていて凄いですねぇ。
さてさて。
良くも悪くもライトな本作。
真面目にやっているんだけど少し笑えてしまう感じ。
例えば、中盤、最新の戦艦が敵にやられてしまって、昔の戦艦を使用しようとしたとき。
その戦艦を操縦できるのがじじいばっかり。
こいつらの登場の仕方がまたカッコいいんだけど、少し笑える。
いくらなんでも感がハンパなくって(苦笑)
ただ、このシーンで心踊ったのも事実だったり。
素敵な親父共でしたよ。
敵キャラについて。
本作のエイリアンは人型だったのが好感持てました。
ほんの少しだけ人間を変化させた感じが、ちょっと頑張れば倒せそうな匂いもして◎。
案の定、クライマックスでは肉弾戦もありましたしね。
その肉弾戦も実は本作の見所の一つでもありました。
両足、義足の退役兵ミックがエイリアンとガチンコの殴り合いをしている所は少し熱くなりましたよ。
太陽に弱いという弱点も良い塩梅で良かったです。
あと、敵の武器で丸いドリルのようなやつはカッコ良かったですね。
無敵感がハンパなく、あの武器さえ打ち込めばイケるんじゃないかって思ったぐらい。
キャラで言うと、脇役の何人かが良かったです。
名前は分かりませんが、エイリアンの弱点を自らのペットのトカゲに照らし合わせて気付いたアイツ。
いかにもハワイ人っぽいちょっと朴訥おデブなアイツ。
ルックが良かったので、もう少し活躍させてほしかったです。
あと、大好きリーアム・ニーソンが出演していたのですが、全然活躍しなかったのが
もったいなかったですね。
もっと、戦闘でガンガンにエイリアンをやっつけてほしかったな。
そこは残念無念。
先にも少し触れましたが、浅野忠信さん。
準主役級の活躍で頑張っておりました。
ただね・・・。
何でだろう、彼が出ているシーンは殆ど安っぽく見えてしまったんですよね。
応援しているんですが、ちょっと外国の方々と、この世界観の作品に
出ているのは少しミスマッチかなと。
周りはマッチョなのに、浅野さんは少し線が細いようにも見えてしまったし。
そこも残念無念。
アクションについて。
本作、やっぱりド派手な映像がウリでしょう。
なので映画館で観るべき作品でした。
ド派手にドッカンバッカンやっているのを見ると、確実に言い過ぎですが
「パシフィック・リム」のような映像体験ができたのかなと。
・・・やっぱり言い過ぎか・・・。
ただね・・・。
お金の問題もあるのでしょうが、もう少し規模を大きくしてもらっても良かったなって。
良かったのですが、肉弾戦があったり、敵の数も実は少なかったんですよね。
もっともーーーーっと、山ほどのエイリアンが攻め込んできて、祭り感があっても
良かったのになと。
作品自体がライトな娯楽作品っぽかったので、もうちょっとイケイケでもね。
少し物足りなかったのも事実。
最後に続編を匂わす演出が。
・・・・ないか・・・。
とにかく存分に楽しめた本作。
こういうライトな作品も嫌いじゃないっす!!
≪点数≫
7点
(16.08.14鑑賞)

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