2016-10-06 Thu

2015年制作 邦
監督:樋口 真嗣
≪キャッチコピー≫
『世界はまだ、終わらない。今度は、人類<オレたち>の番だ。』
≪ストーリー≫
100年以上ぶりに現れた超大型巨人に多くの人間が捕食され、生き残ったエレン(三浦春馬)は調査兵団の一員として外壁修復作戦を決行。しかし巨人に襲われてしまい、アルミン(本郷奏多)をかばったエレンは巨人に飲み込まれてしまう。その直後、黒髪の巨人が出現し、ほかの巨人たちを攻撃するという謎の行動を見せる。人類の存続を懸けて彼らは巨人たちと戦い続けるが……。
≪感想≫
同名人気漫画の実写版。
先日観たのが前編。
あまり楽しくなかった感想・・・。
さて本作。
・・・少し毛色が変わったけど、これはこれでつまんないなぁ・・・。
前編のレビューで少し書きましたが、巨人のキモ過ぎ描写が良くも悪くもと書きました。
本作、巨人が出てくるんですが、あのキモ巨人が殆ど出てこないんです。
んんーーーーー・・・それが見たかったというのもあるのでとても残念でした。
そのかわり、キモ巨人ではなくシュッとした巨人のバトルが多くって。
ネタバレになりますがエレン巨人、シキシマ巨人、クバル巨人の戦い。
ここは原作っぽくて好きでした。
ただ、ルックだけが良くってアクションについては物足りないと言ったところか。
ただねぇ・・・アクションどうこう、巨人どうこうという事より、本シリーズって
ストーリーがまず、つまんないんですよね。
ストーリーもそうなんですが、演出がノリきれないというか。
まず、登場人物がガチャガチャしゃべりすぎる。
「うぉーーーー!!」
とか
「うぁーーーー!!」
とか派手な言葉づかいが多くって。
あと、心情を全部言葉で伝えてくれるせいで、なんだか
「うるせぇなぁ。」
ってなっちゃったり。
キャラクターにも全然好感持てなかったし。
前作でも結構いろいろ書いたので、ここではそれ以外の奴らを。
本作ではジャンがとってもうっとおしかったですね。
ただただ、ぶーぶー言っているだけに見えちゃって。
「文句ばっかりたれんなよ!!」
って思ったり。
ただし、その文句を言われているエレンも別に好感持てる男ではなかったので、
どっちもどっちだよってね。
前作は原作の序盤を描いたお話に仕上がっていましたが、本作って原作から
独立したお話になっていましたね。
完全にオリジナルな感じ。
このオリジナルのお話がとってもチープでまぁ、つまんない。
いきなりシキシマ隊長の裏切り話になっているし、巨人の成り立ちがあっさり話される。
・・・んんーーー、なんでしょう、それがギョッと驚くような展開やネタバラしであれば良いのですが、
さして驚かされることもなく。
もともとお話の積み上げができていないせいか、
「へぇーーーーー、そうなんだぁ・・・(遠い目)」
って感じ。
全ての展開においてうっすらつまんなく感じて物足りない。
本当に残念無念。
総括。
本作、原作漫画はとても楽しく、そことはまた違う壮大なカッコいい作品を
期待していただけに、肩すかし感がハンパない。
はぁーーーー、観なくても良かったかも・・・。
がっくり・・・。
≪点数≫
3点
(16.07.30鑑賞)

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