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No.1226 『ANNIE/アニー』
No1226 『ANNIE/アニー』

2014年制作 米
監督:ウィル・グラック

≪キャッチコピー≫
『明日は、きっと笑う。』

≪ストーリー≫
現代のニューヨーク。アニー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)は4歳のときに姿を消した両親に、いつの日か会えるときが来ることを夢見て、両親と別れたレストランに足しげく通っていた。ある日、アニーはIT長者でニューヨーク市長の有力候補とされるスタックス(ジェイミー・フォックス)に出会う。選挙スタッフに提案されてアニーを引き取ったスタックス。そんな中、アニーの両親に関わる知らせが届き……。

≪感想≫
恐らく誰もが知っている、聞いた事があるであろう人気ミュージカル「アニー」の
映画版。

同名映画が1982年に公開されているようですね。
未見です。

さてさて。
なんとなく内容は知っていて、曲も知っていて、その期待を大きく超える事も無ければ、
下回る事もない。
良い意味で想定内の良作でした。

良かったところ。

まず、言わずもがな主題歌が最高。
これまた誰もが知っているであろう曲「Tomorrow」。

You tubeで何度も再生してしまっている自分がいます。
心が晴れやかになって前向きになれる素敵な曲。

アニーちゃんが最高!!
僕は独身なのでもちろん子供もいませんが、なんでしょう、年のせいかアニーが元気に
キャッキャやったりスタックスに対しての無邪気な行動を見ていると、泣けてくるんですよね。
スタックスがアニーとの距離が縮みだして、生まれ故郷での握りこぶしから一人じゃないでしょってアニーが
その拳から人差し指を出すくだりはジンときましたよ。
純粋無垢でこれぞ子供の良い部分だけを抽出したキャラクターに感無量だったわけです。

周りのキャラクターも良かった!!
本作、際立った悪党がいなくって。
悪いやつは最後のアニーの両親ですと名乗った奴ら。
いくらなんでも、車に乗せた途端、あんなにも悪くなるかね!!
悪党過ぎるでしょ!!
画策した、スタックスの選挙参謀のガイも悪かったかな。
アニーの里親のハニガンさんも意地悪なんだけど改心したしね。
ただ、もう少しハニガンさんには制裁を加えてほしかったな。
これまでの子どもたちへの不遇な扱いはあれだけじゃチャラにならないぜ。
まぁ、これからは優しくなるんでしょうが・・・。
アニーともう一人の主役であるスタックスも良かったですね。
あの徐々に徐々に心が開いていく感じとか、見ていて気持ちが良かったです。
演じたのはジェイミー・フォックス。
ジャンゴ 繋がれざる者」「ホワイトハウス・ダウン」等々。
好きな役者さんです。
アニーの里子仲間たちもいじらしくて可愛かったな。
彼女たちももっと幸せになって欲しいです。

ストーリーはベッタベタなんだけどキャラが活きていたので問題ないない。
あと、本作はミュージカル調演出に仕上がっていて。
全体的に、そこまで効果的とは思いませんでしたが、ただ、アニーがスタックスに呼ばれて
スピーチを音楽に乗せて歌う所はグッときました。
あとは、まぁまぁまぁ。

とまぁ、全体的に満足の本作。
悪い所をあげるとすれば、これは希望でもあるんですが、先にも触れましたが、
どうせならアニーの里子仲間、ルームメイトたちももっと幸せにしてほしかったな。
あとは、アニーを救うのが大金持ちではなく、ごくごく一般の人間だったら
もっと素晴らしいお話になっていたのでは・・・なんて根本的な事ですが・・・。
シンデレラストーリーももちろん悪くないですが、もう少しリアリティ寄りでも
良い作品になるかもなって。

まぁ、どれもこれも重箱の隅をつついているようなもんで。
何度も書きますが、全体的に満足のいく作品。
恐らく「Tomorrow」については今後も定期的に耳にするであろう神曲。
そんなものを生みだしただけで本作、本ミュージカルは傑作なのですよ!!

≪点数≫
  7点
                                           (16.05.29鑑賞)

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