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No.1216 『007 第20作 ダイ・アナザ-・デイ』
No1216 『007 第20作 ダイ・アナザ-・デイ』

2002年制作 米/英
監督:リー・タマホリ

≪キャッチコピー≫
『2003.SPRING 究極のスリリングが上陸する。』

≪ストーリー≫
ジェームズ・ボンドは、北朝鮮のムーン大佐暗殺任務に就き、英国諜報部員の精鋭たちと共に朝鮮半島に潜入する。しかし、任務遂行目前にして正体を見破られ、北側に捕まり、監禁、拷問に耐える日々が続く。14ヶ月後、ボンドは南側で捕虜となっていたムーン大佐の腹心ザオとの交換によりようやく自由の身となった。しかし、上司Mはボンドが拷問に負け情報を漏らしたと疑い、諜報部員の資格を剥奪したうえ施設内に幽閉してしまう。ボンドは自らの疑いを晴らすため、なんとか施設を脱出すると、鍵を握る男ザオを追ってキューバへと向かうのだった…。

≪感想≫
007シリーズ第20弾。

本作で5代目ジェームズ・ボンドであるピアース・ブロスナン最終作なのかな。

僕的に5代目になって結構、路線が代わってきたような気がして好きだったんですよね。
これまでの荒唐無稽のストーリーではなく、お話に厚みが出てきた感じが。

ただねぇ・・・。
前作くらいから、また荒唐無稽な物語へ退化しているような気がして。

もちろんこれまでのおバカな感じとかも嫌いではないんです。
ただ、そのおバカさ加減が中途半端だとイマイチねぇといった所で。

さてさて、本作。
やっぱりおバカな作品に逆戻りか!?

ツッコミ所が満載の本作。
例えば、今回の敵は北朝鮮。
これがまた北朝鮮っぽくない!!喋っている言葉も英語がほとんどだし、せめて身内内で
お話している間は母国語を使うでしょうに。
しかもたまに北朝鮮語っぽいやり取りをしているだけにタチが悪い。
やるならしっかりやる。
やらないならやらない。
メリハリはきちんとして欲しいな。
例えば、細かい所なんですが、敵アジトにスーパーカーが山ほど並んでいるのはおかしくないかい?
だって軍隊なんですよ。
その中に色とりどりのスーパーカーって・・・。
場違いにも程があるっつーの。
あとは、バトルシーンもちょっとありえなかったかな。
クライマックス付近のレーザーの中での格闘シーンとオチには思わず吹き出してしまいましたよ。
他にも他にも。
最後の方でボンドが海をサーフィンみたいな感じで切り抜けるシーン。
いかにも合成&CG感が丸出しでこれまたぷぷぷってね。
とまぁ笑えるシーンが多々ありました。
透明ボンドカーにも笑わせてもらったな。

全体的にツッコミ所の多かった本作。
もっともーーーっといききっていればという所と、これまでの007シリーズの流れを
逆行している部分を鑑みると、やっぱり楽しくなかったという所でしょうか。
残念無念。

もちろん良かった所も。
敵キャラの一人のザオという軍人。
おぉ!!こいつはどこかで見た事あるぞ・・・なんて思っていたら、「ロボコップ3」の敵キャラだ!!
・・・なんて思ったら全然違っていました。
ただ、こいつのルックがまた良かったんですよね。
つるっぱげで目の色もサイコチックで、顔面半分にダイヤが詰まっているという異色のルック。
とても良かったです。
欲を言えばもっと活躍して欲しかったな。
次はボンドガールのミランダ・ジンクスを演じたロザムンド・パイク。
すっごい美人さんで見惚れてしまいました。
キャラ的にもここ数作続いているボンドガールが敵に回るというパターンの役どころでしたが、
クールでとても魅力的でした。

総括。
全体的には、つまんなくなった感の強い本作。

先に書きましたが本作で5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナン最終作。
最後がこれかぁ・・・有終の美とは・・・言えず、残念無念な作品でしたよ。
とほほ・・・。

≪点数≫
  4点
                                           (16.05.04鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)