2016-06-02 Thu

1999年制作 米
監督:マイケル・アプテッド
≪キャッチコピー≫
『20世紀最後の任務。』
≪ストーリー≫
MI6本部で石油王が暗殺される。その裏に国際的テロリスト集団の影を感じたボンドは、彼に誘拐された過去を持つ石油王の娘の護衛に就く。
≪感想≫
007シリーズ第19弾。
さてさて。
あれ?なんだかつまんないぞ!!!!
ちょっと昔の荒唐無稽な感じに戻ったような・・・。
何のフックの無いストーリー展開には心に残るようなこともなく・・・。
キャラクターについて。
本作ではジョディ・リンチ演じるMに焦点を当てていました。
Mがジョディ・リンチに変わってかなりしっかりとしたキャラ立ちができていますね。
ここは好印象でした。
本作のボンド・ガールであるエレクトラ。
演じたのはソフィー・マルソー。
ルックはかなり綺麗なお方ですっごい好きだったんですが、キャラ的には弱かったかな。
もっと彼女の生い立ちやら親との確執、誘拐されていた時の状況、○○との出会いなどを
描いてほしかったな。
ちょっと突拍子もない展開に、あまり入り込むことができなかったかな。
ふと思ったのですが、近ごろの007シリーズは女性の活躍もガンガン描かれるようになりましたね。
敵になるボンドガールもいれば、バリバリアクションをこなすキャラもいたり。
時代なんでしょうかねぇ。
僕的にはカッコいい女性は大好きなので大歓迎ですが。
有無を言わさず無条件でボンドに抱かれるのを見るのもちょっと嫌だったりしてたのも事実なもので(苦笑)
あと、本作でQを演じたデスモンド・リュウェリン氏が最後の作品だという事で。
数々のスパイグッズでボンドを助けてくれたQ。
所々で良いスパイスを加えてくれて大好きなキャラクターでありました。
残念ですねぇ。
後に知ったんですが、リュウリン氏は本作のサイン会の後で交通事故にて無くなられたそうで。
お得意の万能グッズで切り抜けてほしかったなぁ・・・。
007シリーズ。
ピアース・ブロスナンになって面白くなってきているのに、本作は少し肩透かし・・・。
次回はやっとこさ20作目。
長かったなぁ・・・。
≪点数≫
5点
(16.04.17鑑賞)

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