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No.1216 『007 第20作 ダイ・アナザ-・デイ』
No1216 『007 第20作 ダイ・アナザ-・デイ』

2002年制作 米/英
監督:リー・タマホリ

≪キャッチコピー≫
『2003.SPRING 究極のスリリングが上陸する。』

≪ストーリー≫
ジェームズ・ボンドは、北朝鮮のムーン大佐暗殺任務に就き、英国諜報部員の精鋭たちと共に朝鮮半島に潜入する。しかし、任務遂行目前にして正体を見破られ、北側に捕まり、監禁、拷問に耐える日々が続く。14ヶ月後、ボンドは南側で捕虜となっていたムーン大佐の腹心ザオとの交換によりようやく自由の身となった。しかし、上司Mはボンドが拷問に負け情報を漏らしたと疑い、諜報部員の資格を剥奪したうえ施設内に幽閉してしまう。ボンドは自らの疑いを晴らすため、なんとか施設を脱出すると、鍵を握る男ザオを追ってキューバへと向かうのだった…。

≪感想≫
007シリーズ第20弾。

本作で5代目ジェームズ・ボンドであるピアース・ブロスナン最終作なのかな。

僕的に5代目になって結構、路線が代わってきたような気がして好きだったんですよね。
これまでの荒唐無稽のストーリーではなく、お話に厚みが出てきた感じが。

ただねぇ・・・。
前作くらいから、また荒唐無稽な物語へ退化しているような気がして。

もちろんこれまでのおバカな感じとかも嫌いではないんです。
ただ、そのおバカさ加減が中途半端だとイマイチねぇといった所で。

さてさて、本作。
やっぱりおバカな作品に逆戻りか!?

ツッコミ所が満載の本作。
例えば、今回の敵は北朝鮮。
これがまた北朝鮮っぽくない!!喋っている言葉も英語がほとんどだし、せめて身内内で
お話している間は母国語を使うでしょうに。
しかもたまに北朝鮮語っぽいやり取りをしているだけにタチが悪い。
やるならしっかりやる。
やらないならやらない。
メリハリはきちんとして欲しいな。
例えば、細かい所なんですが、敵アジトにスーパーカーが山ほど並んでいるのはおかしくないかい?
だって軍隊なんですよ。
その中に色とりどりのスーパーカーって・・・。
場違いにも程があるっつーの。
あとは、バトルシーンもちょっとありえなかったかな。
クライマックス付近のレーザーの中での格闘シーンとオチには思わず吹き出してしまいましたよ。
他にも他にも。
最後の方でボンドが海をサーフィンみたいな感じで切り抜けるシーン。
いかにも合成&CG感が丸出しでこれまたぷぷぷってね。
とまぁ笑えるシーンが多々ありました。
透明ボンドカーにも笑わせてもらったな。

全体的にツッコミ所の多かった本作。
もっともーーーっといききっていればという所と、これまでの007シリーズの流れを
逆行している部分を鑑みると、やっぱり楽しくなかったという所でしょうか。
残念無念。

もちろん良かった所も。
敵キャラの一人のザオという軍人。
おぉ!!こいつはどこかで見た事あるぞ・・・なんて思っていたら、「ロボコップ3」の敵キャラだ!!
・・・なんて思ったら全然違っていました。
ただ、こいつのルックがまた良かったんですよね。
つるっぱげで目の色もサイコチックで、顔面半分にダイヤが詰まっているという異色のルック。
とても良かったです。
欲を言えばもっと活躍して欲しかったな。
次はボンドガールのミランダ・ジンクスを演じたロザムンド・パイク。
すっごい美人さんで見惚れてしまいました。
キャラ的にもここ数作続いているボンドガールが敵に回るというパターンの役どころでしたが、
クールでとても魅力的でした。

総括。
全体的には、つまんなくなった感の強い本作。

先に書きましたが本作で5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナン最終作。
最後がこれかぁ・・・有終の美とは・・・言えず、残念無念な作品でしたよ。
とほほ・・・。

≪点数≫
  4点
                                           (16.05.04鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1215 『誘拐の掟』
No1215 『誘拐の掟』

2014年制作 米
監督:スコット・フランク

≪キャッチコピー≫
『誘拐犯に告ぐ。殺したら、殺す。』

≪ストーリー≫
ニューヨーク中が連続誘拐殺人事件におびえていた1999年、元刑事のマット(リーアム・ニーソン)のところにある依頼が舞い込む。それは妻を誘拐された夫からの、犯人を見つけ出してほしいというものだった。マットはこれまでの刑事人生で身に付けた全てのスキルを総動員して誘拐犯の捜索に挑むが、相手もなかなか尻尾を出さず……。

≪感想≫
大好きリーアム・ニーソン主演作。

リーアム・ニーソンは本当に精力的に活動されていますね。
最近観た、「ラン・オール・ナイト」でも主演されていました。
僕的にはリーアムと言えばやっぱり「96時間」シリーズの無敵父ちゃんな訳ですが、
本作は少しアクション少な目のいぶし銀ハードボイルドタッチのリーアムを観る事ができました。

さてさて。
元警官で今は私立探偵のスカダーのもとに一つの依頼が。
妻がさらわれて、身代金を支払った挙句に妻を殺されたので犯人を捜し出してくれとの事。
スカダーはいやいやながらも一歩一歩犯人へと近づいていく。

キャラクターについて。
リーアム演じるスカダー。
こいつも闇を抱えていて禁酒セラピーに通っているならず者。
ただ、腕だけは抜群でリーアムのパーソナルイメージも相まって、無敵感がほのかに漂う。
犯人グループとの電話での交渉術はイケイケで押せ押せ。
犯人の気に障りはしないかと思うが、そこはプロフェッショナル、いつの間にかスカダーペースに
持って行っているんですよね。
アクションもさることながら本作では、巧みな犯人を掌握していく術を見せてもらいました。

本作は犯人グループもサイコチックで最恐の奴らでしたね。
基本的に動機や性格もイマイチ教えてくれなかったんです。
ただ、そこで起こった結果やほんの少しの犯行後の名残みたいな物を
巧みに映してくれているせいで、すっごいゾッとしたんですよね。
オープニングの撮り方とか怖かったです。
有無を言わさず、何も感情を持たずにただただ、犯行に及ぶ感じがなんともね・・・。
クライマックスの相棒をあっさり殺っちまうところもゾッとしたり。
とにかく恐怖感と緊迫感を与えてくれるキャラでした。

濃厚なストーリーは原作本があるようで。
ローレンス・ブロック作の「獣たちの墓」という作品。
興味ありますねぇ。

本作って、ストーリーもそうでしたが、演出も濃厚。
エンタメ寄りではなく暗めのハードボイルドタッチ。
こういう作品も悪くないです。
何よりリーアムの作品はやっぱり観てしまいますよねぇ・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (16.05.04鑑賞)




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No.1214 『激戦 ハート・オブ・ファイト』
No1214 『激戦 ハート・オブ・ファイト』

2013年制作 香港/中
監督:ダンテ・ラム

≪キャッチコピー≫
『迷って、傷つき、涙した――昨日までは。』

≪ストーリー≫
2度香港ボクシング王者として君臨したものの、八百長に関わって全てをなくしたファイ(ニック・チョン)。借金取りから逃れるためマカオに来た彼は、友人のジムで雑用係として働くことに。ある日、チー(エディ・ポン)という青年が賞金欲しさに総合格闘技大会での優勝を目指してジムへやって来る。チーは富豪の息子であったが父の会社が倒産、酒に溺れる彼を抱えながら日雇い労働者として生計を立てていた。ファイがボクシングの王者だったことを知ったチーは彼にコーチを頼み、大会へと臨むが……。

≪感想≫
胸熱くなる負け犬映画。

主要登場人物は3名。

1人目。
元ボクシングチャンピオンのチン・ファイ。
彼は、チャンピオンになるも、その後は八百長、そして借金まみれ、前科もんになって
廃れた生活を送っている。

2人目。
夫に逃げられそのせいで、精神を破綻。
これまたそのせいで息子を失い、さらに精神を病んでしまう。
今は、娘と二人で暮らしているクワン。

3人目。
金持ちのボンボン、放蕩息子のスーチー。
父親が破産してしまい、これまた荒んだ生活に。
父親を立ち直らせるために寡黙にトレーニングを積む毎日。
上記負け犬3名が交わりそれぞれが希望の光を見出していく。

いやぁーもう、最高でしょう!!
まず、試合シーンがとても良かった。
総合格闘技の試合なんだけど、緊張感があって見せる所はしっかりと魅せてくれたし。
打撃、組み技、寝技となんでもござれ。
めちゃくちゃカッコいい攻防戦を見る事ができましたよ。

次に、負け犬からの再生っぷりが最高でした。
本作のような内容の作品の見所ってやっぱり負け犬たちが徐々に徐々に
活力を取り戻していく所だと思うんですよね。
最初の廃れっぷりでもなく、最後のカタルシスでもなく中盤の盛り上がりの部分。
本作でいう所のトレーニングシーンがそう。
これまで廃れていた男が、あの再生していくシーンの数々。
音楽に乗せて一心不乱に流れるトレーニングシーンはメチャクチャあがりました。
去年観た、女子ボクシングを描いた最高の負け犬邦画「百円の恋」のトレーニングを
思い出したり。

人と人との繋がりから生まれる破壊と再生も素晴らしかったですね。
例えば、チン・ファイとスーチー。
彼らが出会い師弟関係を築いて、それぞれが力を蓄えて試合に赴く。
結果的に弟子を倒した相手に師匠がリベンジするという構図も、あざとい演出っぽいのに、
そこを前面に押し出さない演出にも好感を抱きました。
2人の特訓シーンも良かったですね。
ちょっとブロマンスっぽい仕上がりになっていたり。
恐らくアドリブであろう、あの二人のキャッキャとじゃれあうシーンも◎でしたよ。
女子が見たらキュンッとしちゃうんでしょうねぇ・・・。
そして2人の肉体改造っぷりもハンパなかったです。
めちゃくちゃ引き締まった肉体とゴリッゴリのバトルシーンには胸熱くなりっぱなしでした!!

例えばチン・ファイとクワン親子。
クワン親子はチン・ファイと出会い少しずつその生活に彩が付く。
その関係をまた破壊するのも彼との交流から。
そして、またそれを再生していくのも彼との交流から。
ラストのシウタンとチンとの別れのシーンは思わずほろりと涙そうそう。

本作はアクションも良かったのですが、ストーリーも王道的で丁寧な良作でした。
まったく前情報なしで観賞しましたが、当たり作品でした!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (16.05.03鑑賞)


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No.1213 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
No1213 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

2016年制作 米
監督:アンソニー・ルッソ, ジョー・ルッソ

≪キャッチコピー≫
『友情が、友情を引き裂く――』

≪ストーリー≫
アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼(しんかん)させるテロ事件が起きてしまう。

≪感想≫
マーベル・シネマティック・ユニバース最新作。

今回は「キャプテン・アメリカ」の最新作。

私、このマーベル・シネマティック・ユニバース作品は全て鑑賞していまして。
アイアンマン」に始まり、「インクレディブル・ハルク」「キャプテン・アメリカ」「ソー」等々。
アベンジャーズ」が出た時なんて、その祭り作品っぷりに雄叫びをあげたものです。

そして今作。
アベンジャーズの一員であるアイアンマンとキャプテン・アメリカがバトルする!!
しかもそれぞれのチームにヒーローたちが分かれて戦うというものだから、
これは楽しみにしておりました訳です。

まず一言!!
これまた最高の作品に仕上がっているじゃあありませんか!!
たくさんのヒーローたちの競演、それでいてストーリーも重厚な傑作でした!!

活きているキャラクター達。
まずは、キャプテン・アメリカチーム。

キャプテン・アメリカ。
自らの信念のままに行動するキャプテン・アメリカ。
親友のバッキーのために仲間のアイアンマンと対峙する事に。
彼の盾を使った肉弾戦は言わずもがなカッコ良かったっす!!

ウィンター・ソルジャーのバッキー。
本作のカギとなるウィンター・ソルジャー。
前作で出てきたとき、そのルックのカッコ良さにメチャクチャテンションが上がったんですが、
本作でもそのカッコ良さは健在。
1作目のバッキーが少し戻ってきて、ほんの少しだけあったキャプテン・アメリカとの
イチャイチャ感も◎でした。

ファルコン。
僕的にはファルコンはそこまで強くないし、これまでオマケ的な活躍だったので、
そこまで期待はしていなかったのですが、本作ではかなりパワーアップしておりまして。
めちゃくちゃカッコ良くってしっかりとキャラクターも立っていましたよ。
今後の活躍にも期待です。

スカーレット・ウィッチ。
彼女も「アベンジャーズ エイジオブウルトロン」からかなり成長しましたね。
あの波動系の能力を駆使しての戦い方が◎。

ホーク・アイ。
いぶし銀的役割のホーク・アイ。
一度、引退したものの、キャプテンのピンチを聞きつけてまた現場へ復帰します。
本作では弓だけでなく弓を近距離用の武器に変化させて近距離格闘術を見せてくれました。
もちろんカッコ良かったです。

本作より登場、アントマン
こいつがまたいい味出していたんですよね。
チームの3枚目的役どころ。
本作では小さくなるだけではなく、めちゃくちゃデカくなって戦うというシーンもありました。
彼の一挙手一投足にはニヤニヤしっぱなしでした。
良いコメディーリリーフでしたね。
以上6名。

次にアイアンマンチーム。

みんな大好きアイアンマン。
相変わらずのトニー節。
だけど本作では少し悲しい役どころでちょっとジワリとね。

アイアンマンの相棒、ウォーマシン。
アイアンマンより武器を沢山積んでいてゴツメの印象。
これまたフォルムが良いんですよねぇ・・・。

ブラック・ウィドウ。
これまた凄腕女スパイ。
彼女の体術がすっごい良いんですよね。
総合格闘技っぽい動きで、フランケンシュタイナー的な技は見惚れてしまいます。

ヴィジョン。
トニーが生んだ人工知能のジャービスから派生した人造人間。
僕的には彼が一番イマイチかな。
ただ実力は無敵感が溢れていてイケてんですよねぇ・・・。

本作から登場、ブラックパンサー。
僕は、まったくこのキャラクターについて前情報を入れていなかったので、
まさか、あの王子が正体だと思いませんでしたよ。
正体を現したとき、思わず「おぉ!!」ってね。
彼の体術や能力も他のキャラに負けていなくって、メチャクチャ動けるヒーローでした。
今後は、ソロで作品が作られるみたい。
楽しみですね。

そしてそして!!
これまた本作から登場、スパイダーマン!!!!!
これまで大人の事情で出演する事ができなかった彼が満を持して登場。
コイツがとてもいい味出していたんです。
キャプテン・アメリカチームでいう所のアントマン的コメディリリーフ。
なんだけど、凄い活躍はしてくれて。
今後は彼もソロで作品が作られるそう。
これまた楽しみーーーーー!!!

アクションについて。
冒頭、キャップ達がバトルするシーンがあったのですが、アクションがちょっと
ガチャガチャしていて見にくいなって思ったりもしたのですが、徐々に慣れてきたせいか、
はたまたそれに勝るキャラクター達の活き活きとした姿が見れたからか、
さほど気にならないように。
中盤の、チーム総力戦の所なんてめっちゃテンション、アガリまくり!!
彼らって一人一人のバトルも良いんですが、チームプレイに
徹するところもまたカッコいいんですよね。
一人一人の特性をピンポイントで間延びせずに見せてくれるから素晴らしい。
これぞ祭りじゃー!!

ストーリーについて。
本作では、味方であるはずのヒーロー達が対立します。
これが双方にしっかりとした意志があり信念がある。
善対悪という構図ではなく善対善なんですよね。
キャラも立っている分、しっかりとストーリーが分かりやすく仕上がっていて。

本作では世論の意向に沿おうとするトニー。
僕的にはどちらかというと、キャプテンの方がお国のために、そしてトニーが我が道を行く的な
印象だったのに、本作ではそれが逆になっていて。
それは、前作までの流れをしっかりと汲んでいるから。
やりおるのぉ・・・。

本作って基本的に暗めで悲しいお話でもあったりするんですよね。
ただ、先に書いた通り、アントマンやスパイダーマンといった、コメディリリーフもいる分、
クスリと笑える部分も多々あって。
基本的にはアクション祭りでもあるので、魅せる所はキッチリと見せている。
正直、もっとアクション寄りでエンタメ寄りでも良かったのではなんて思ったりもしますが、
これはこれでバランスをしっかり取っていて最高の仕上がりだったのでは。

押さえる所はしっかり押さえる。
たくさんのヒーロー達が出ても決してキャラの渋滞は起こらない。

いやぁーーー、大満足の一作。
マーベルシリーズの次回作は何かな?
本当に楽しみです!!!!

≪点数≫
  10点
                                           (16.05.01鑑賞)

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No.1212 『カイト/KITE』
No1212 『カイト/KITE』

2014年制作 米/メキシコ
監督:ラルフ・ジマン

≪キャッチコピー≫
『美しく、幼い、復讐者』

≪ストーリー≫
少女たちを性の奴隷として取引することが横行する近未来、幼少時代に両親を殺されたサワ(インディア・アイズリー)は、父の親友だった刑事アカイ(サミュエル・L・ジャクソン)に殺し屋としてノウハウをたたき込まれる。娼婦(しょうふ)に成り済まし、両親の敵である人身売買組織にリベンジを果たすべく男たちを暗殺していくサワと、犯行現場の証拠を隠滅するアカイ。心身共に傷つきながらも、彼女は標的である組織のボスに近づいていくが……。

≪感想≫
日本のアニメを実写化した本作。

両親を殺された少女が、復讐を遂げるというお話。
透明感のある美少女がやたらと強いという設定。
ハンナ」とか「キック・アス」とかそうでしたねぇ・・・。
内容的には「コロンビアーナ」もそうでしたねぇ・・・。

さてさて。
先にアクションについて。
ちょっと、満足いくものではなかったかな。
本作、「キック・アス」のヒットガールばりの超絶アクションを期待していただけに
少し肩すかし。
まぁ、ヒットガールはちょっとポップな感じでエンタメチックな部分もあったので、
ちょっと毛色が違うかな。
ただ、あそこまでとは言いませんが、せめて少しは超絶的なアクションが
見たかったな。
本作のカイトはそこまで強くもなく、意外と的にもボッコボコにされるし、
その割には敵をやっつけてしまっていたので、何だか腑に落ちなかったんですよね。
残念無念。

ストーリーや演出について。
全体的な空気感は暗め。
ダークな感じで、演出的にも結構エグめでグロめ。
顔面にナイフをぶっ刺す感じとかけっこうえげつなかったです。
あと、本作の世界観って、近未来で世界の経済が破綻して退廃しているという世界観。
ちょっと、「マッドマックス」や「ロボコップ」のような狂った世界観に近いかな。
ただ、それがそこまでいききっていなくて、街の荒くれ者たちも、ルックは良い感じだったんですけど、
そこまで活かしきれていなかったんですよね。
これまた残念無念。
ストーリーも結構、粗挽きで、本作は雰囲気を楽しむ作品なのかなって。
ちょっと暗めな感じや、少女の復讐劇を見たい方は楽しめるのかな。
あと、主演のインディア・アイズリーさんは可愛らしくって良い感じでした。
それを考えるとやっぱりもっとカッコよく撮って欲しかったな。

先に書きましたが本作って日本のアニメが原作なんですよね。
しかもアダルトアニメなんですって。
どんな作品なのでしょうか。
この内容でアダルトアニメって、血みどろブシャーとエロスが融合しているのかな。
カルトな匂いがプンプン。

機会があれば観てみよっかな。

≪点数≫
  4点
                                           (16.04.30鑑賞)


こちらアニメ版。

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No.1211 『マップ・トゥ・ザ・スターズ』
No1211 『マップ・トゥ・ザ・スターズ』

2014年制作 カナダ/米/仏/独
監督:デヴィッド・クローネンバーグ

≪キャッチコピー≫
『その祈りは、永遠の呪い。』

≪ストーリー≫
セレブを相手にしているセラピストの父ワイス(ジョン・キューザック)、ステージママの母クリスティーナ(オリヴィア・ウィリアムズ)、人気子役の息子ベンジー(エヴァン・バード)から成るワイス家は、誰もがうらやむ典型的なハリウッドのセレブ一家。しかし、ワイスの患者で落ち目の女優ハバナ(ジュリアン・ムーア)が、ある問題を起こして施設に入所していたワイス家の長女アガサ(ミア・ワシコウスカ)を個人秘書として雇ったことで、一家が秘密にしてきたことが白日の下にさらされ……。

≪感想≫
ハリウッドのセレブ一家の秘密を描いた本作。

全体的に変な映画だったなぁ。
ストーリーや展開がまず変な感じ。
登場人物たちもなんか変な感じ。
リアリティがあるっちゃあ、あるんだけど、無いっちゃあ、ない。

キャラクターについて。
亡き母親に縛られる名女優ハバナ。
自己顕示欲の塊で、過去に受けた母親からの虐待で歪んだ心の持ち主。
演じたのはジュリアン・ムーア。
かなりいききったキャラクターと演技で、本作でカンヌ国際映画祭で女優賞を獲得したようで。
嫌な役どころなんだけど見事に演じられていました。
ハバナの元に訪れる家政婦のアガサ。
彼女も過去に罪を犯して闇を抱える女性。
演じたのはミア・ワシコウスカ。
僕はこの女優さんが意外と好きなんですよね。
そこまで美人さんという訳ではないのですがどこか惹かれますねぇ。
そして本作の僕的ヒットキャラクターが売れっ子子役のベンジー少年。
こいつの見た目がまずとっても変なんです。
顔と声と体型がマッチしていない感じがとっても変。
最初観た時、いや今でも少し思うのですが、これってCGで顔を
当てているんじゃないかと思っているくらい。
なんだかルックに実在感が無かったんですよね。
キャラクター的には天才子役の苦悩を見事に描かれていて。
無粋ですが、普段観るテレビの向こうの天才子役と呼ばれる彼ら彼女らも
そういう一面を持ち合わせているんじゃないかって思ったり。
それを考えるとゾッとしたり・・・。

全体的にそうなんですが、やっぱり芸能界とか華やかな世界って、
闇を併せ持った世界でもあるんですよね。
傷つけ傷つけられ壊し壊され、それでもみんなの羨望の的でいなければいけない。
怖い怖い・・・。

ベンジー少年が、端役の子役に喰われる感じとか、またその子役がナチュラルに
天狗になっていく感じとかが恐ろしくってね。

演出について。
すっごいえげつないなという印象。
人の醜い部分、そこから生まれる感情みたいな物を惜しげもなく映し出す。
綺麗に映せそうな部分もあえて醜く、みたいなね。
ただ、それが不快だったかというと、そうでもなかったから不思議。
変な感じです。
その理由として、ストーリーが少し抽象的だったからという事もあるのでしょうか。
着地の仕方も少し寓話的というかね。
まぁまぁまぁ。

とにもかくにも。
本作は、ハリウッドでリムジン運転手をしていた脚本家が実際に体験した話を基に
作られたんですって。
規模は違えど恐らく日本の芸能界も似たようなことがあるのでしょうね。

・・・あぁ、こわ。

≪点数≫
  6点
                                           (16.04.29鑑賞)

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No.1210 『君が生きた証』
No1210 『君が生きた証』

2014年制作 米
監督:ウィリアム・H・メイシー

≪キャッチコピー≫
『俺は息子のことを
どれだけ知っていただろうか――』

≪ストーリー≫
銃乱射事件で息子がこの世を去りすさんだ生活を送るサム(ビリー・クラダップ)は、別れた妻から息子が遺(のこ)した自作曲のデモCDを渡される。その曲を聴き息子のことを何も知らなかったことに気付いたサムは、遺品のギターを手に息子の曲を場末のライブバーで演奏する。その演奏に魅了された青年のクエンティン(アントン・イェルチン)はサムを説得し、年の離れた2人でバンドを結成するが……。

≪感想≫※思いっきりネタバレします。

本作はネタバレなしで観賞した方が絶対に良いので、まだ観ていない人は読まないでくださいね。

続きを読む >>
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No.1209 『ポイントブランク ~標的にされた男~』
No1209 『ポイントブランク ~標的にされた男~』

2014年制作 韓
監督:チャン

≪キャッチコピー≫
『なぜ、俺を嵌めた――』

≪ストーリー≫
ある晩、ミョンジンビル付近の道路で交通事故が起き、同ビルで起きた殺人事件の容疑者ヨフン(リュ・スンリョン)がテジュン(イ・ジヌク)の勤務する病院に運ばれてくる。ヨフンの治療を終え、テジュンはいったん自宅に戻るが、身重の妻ヒジュ(チョ・ヨジョン)が何者かに拉致されてしまう。さらわれた妻を取り戻すには、病院からヨフンを連れ出すしかなく……。

≪感想≫
とある医者が救急で運ばれた男を助けたばっかりに、奥さんをさらわれる。
犯人は男を病院から解放しろと要求してくるが・・・。

韓国ノワール作品。
いわゆる、巻き込まれ型サスペンスアクション。

前情報も全く入れずに鑑賞。
途中、なんだかどこかで観た事あるなぁなんて思っていると・・・。
本作、「この愛のために撃て」というフランス映画のリメイクらしくって。
・・・どこかで聞いたことあるなぁと思っていると・・・。
僕、2014年に原作を観ていました!!
通りで引っかかるものがあったんですね(苦笑)
レビューを読み返すと、なかなか楽しめた作品だったみたい。
大づかみでしか覚えていないですねぇ・・・。

さてさて本作。
この手の韓国映画はやっぱり一定水準を越えてきますね。
ほんのり泥臭い良作に仕上がっていました。

キャラクターについて。
本作の主役は、妻をさらわれた医者のテジュン。
ではなく、病院に運ばれた元傭兵の男、ヨフン。
このヨフンという男がまた良い感じの野暮ったさで泥臭い感じが好感触。
元傭兵だけあってアクションも最高。
元傭兵テクニックか知りませんが、サッカーボールを使っての車の鍵開けのテクには
あまりにも見事すぎて「おおっ」と思わず感嘆。
格闘術も最高でしたね。
韓国特有のエグみは感じませんでしたが、それでも敵をバッタバッタとなぎ倒す感じは◎。
俳優さんの面構えも最高。
演じたのはリュ・スンリョンという俳優さん。
観たのは初めてかな。
韓国の俳優さんってイケメンも多いんですが、本作のように良い感じのおじさんが
主役を張っていて、それがバッチリキマッている作品が多くって。
チェ・ミンシクしかり。
キム・ユンソクしかり。
ソン・ガンホしかり。
大好きな役者さん達です。
あと、本作では敵役のユ・ジュンサン演じる汚職刑事ソン・ギチョルが良かったですね。
これも韓国映画ならではなんですけど、嫌な奴がきっちり嫌な奴なんです(良い意味で)。
憎たらしさが顔に出ていると言うか。
その言動にすっごい腹が立つし、サイコチックな行動にすっごい恐怖感を覚える。
とても良いキャラクターでした。
脇を固める奴らも好印象。
妻を笑われたテジュンも、なんだかんだで活躍していたし、その妻の精神科医という役どころも
キッチリ活かされていたし。
女性刑事のチョンがあっけなく殺られるも、その部下が仇を討つくだりも、とても良い感じでした。
なんだかんだでキャラクターはたくさん出てくるも一人一人がしっかりと立っていたので、
飽きることなく観る事ができました。

正直なところ、全体的にもっとド派手に行こうぜ!!
なんて事も思ったりもしたのですが、
一定のレベルは超えているので問題なし!!

満足の良作。

僕的には原作よりもこっちの方が好きです!!

≪点数≫
  7点
                                           (16.04.23鑑賞)

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No.1208 『007 第19作 ワ-ルド・イズ・ノット・イナフ』
No1208 『007 第19作 ワ-ルド・イズ・ノット・イナフ』

1999年制作 米
監督:マイケル・アプテッド

≪キャッチコピー≫
『20世紀最後の任務。』

≪ストーリー≫
MI6本部で石油王が暗殺される。その裏に国際的テロリスト集団の影を感じたボンドは、彼に誘拐された過去を持つ石油王の娘の護衛に就く。

≪感想≫
007シリーズ第19弾。

さてさて。
あれ?なんだかつまんないぞ!!!!
ちょっと昔の荒唐無稽な感じに戻ったような・・・。
何のフックの無いストーリー展開には心に残るようなこともなく・・・。

キャラクターについて。
本作ではジョディ・リンチ演じるMに焦点を当てていました。
Mがジョディ・リンチに変わってかなりしっかりとしたキャラ立ちができていますね。
ここは好印象でした。
本作のボンド・ガールであるエレクトラ。
演じたのはソフィー・マルソー。
ルックはかなり綺麗なお方ですっごい好きだったんですが、キャラ的には弱かったかな。
もっと彼女の生い立ちやら親との確執、誘拐されていた時の状況、○○との出会いなどを
描いてほしかったな。
ちょっと突拍子もない展開に、あまり入り込むことができなかったかな。

ふと思ったのですが、近ごろの007シリーズは女性の活躍もガンガン描かれるようになりましたね。
敵になるボンドガールもいれば、バリバリアクションをこなすキャラもいたり。

時代なんでしょうかねぇ。
僕的にはカッコいい女性は大好きなので大歓迎ですが。
有無を言わさず無条件でボンドに抱かれるのを見るのもちょっと嫌だったりしてたのも事実なもので(苦笑)

あと、本作でQを演じたデスモンド・リュウェリン氏が最後の作品だという事で。
数々のスパイグッズでボンドを助けてくれたQ。
所々で良いスパイスを加えてくれて大好きなキャラクターでありました。
残念ですねぇ。

後に知ったんですが、リュウリン氏は本作のサイン会の後で交通事故にて無くなられたそうで。
お得意の万能グッズで切り抜けてほしかったなぁ・・・。

007シリーズ。
ピアース・ブロスナンになって面白くなってきているのに、本作は少し肩透かし・・・。

次回はやっとこさ20作目。
長かったなぁ・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (16.04.17鑑賞)

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