2016-03-30 Wed

2011年制作 米
監督:スティーヴン・J・アンダーソン/ドン・ホール
≪キャッチコピー≫
『一緒にいると、あたたかい・・・・・・あの仲間たちに会える。』
≪ストーリー≫
しっぽをなくしたイーヨーのため、「イーヨーのしっぽを捜すコンテスト」をしていたくまのプーさんたち。ところが、クリストファー・ロビンが謎の怪物にさらわれてしまう。早速助けに向かうプーさんたち。しかし失敗ばかりしてしまい、クリストファー・ロビンをなかなか救出することができず……。
≪感想≫
大人気ディズニーキャラクターの熊のプーさんの映画版。
プーさんは誰もが知っているキャラクターで、色んなアニメになったり、絵本に
なったりしているのかな。
僕もなんとなく見た事はあるし、東京ディズニーランドのアトラクション「プーさんのハニーハント」は
最高に楽しかった思い出。
ただ、作品自体をしっかりと観た事はなかったんですよね。
そんなこんなで初鑑賞。
プーさんってこんな性格だったんですねぇ・・・。
とぼけた感じで天然のふわりとした感じ。
やっている事や言動、他者とのコミュニケーションは本当はイラッときそうなものなのに、
これがまた可愛らしくって。
大事な部分は抑えているからでしょうか。
欲望のままに行動しているはずなのに、その欲望の根源が大事な部分を守っている。
今作では、友達のイーヨーのしっぽがなくなって、それを探すというストーリーなのですが、
プーさんはお腹がすきまくり。
何をやっても大好きなハチミツが頭から離れない。
このくだりがまた可愛らしくて可愛らしくて。
そして最後のあの選択のシーン。
プーさんは空腹になってたまらないはずなのに友達のために行動する。
しかもそれが我慢しながらとかではなく当たり前のような決断力。
グッときましたよ。
性格もやわらかくて癒し系の彼ですが、もちろんルックも最高。
こりゃ愛されない訳がないわなぁ。
そしてそして。
脇を固めるキャラクターもいい味出していまして。
僕的ヒットキャラクターは子豚のピグレット。
情けないキャラでプーさんに良い具合に振り回されて◎。
というか本作のキャラクターってみんなどこかズレているんですよね。
言葉のとらえ方だったり、行動のとらえ方だったり。
微妙にそれぞれがキャッチボールできていない感が、凄い不思議で変な世界観なんです。
ただそれも、大きく外れすぎていなくって、しっかりと最後には収まる所に収まる。
上手くいえませんが、変な作品だなぁと。
キャラの行動とかは全然、整合性や辻褄が合っていないんです。
もっと言うと、アニメなのに絵本仕立てで文字すらも演出に使っているし。
とにかく自由な世界観。
ただ、しっかりと守るべきところは守っていて。
これがプーさん印なのでしょうか。
とにかく変な作品でしたが、凄く楽しめた本作。
プーさんのことが大好きになりましたよ!!!!!
≪点数≫
7点
(16.01.30鑑賞)

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