2016-03-11 Fri

2014年制作 米
監督:ジョゼ・パヂーリャ
≪キャッチコピー≫
『半分人間、半分ロボット 最強の警官誕生。』
≪ストーリー≫
2028年、アメリカのデトロイト。巨大企業オムニコープ社がロボットテクノロジーを牛耳っていた。警官のアレックス(ジョエル・キナマン)は愛する家族と幸せな日々を過ごしていたが、ある日、車の爆破に巻き込まれる。かろうじて命を取り留めたアレックスは、オムニコープ社の最先端のテクノロジーによってロボコップとして生まれ変わり……。
≪感想≫
「ロボコップ」シリーズ第四弾。
前三作まででひとまず区切りをつけて、本作から新展開。
リブート作品。
僕と旧三部作ロボコップ。
1作目。
期待していた作風を大きく裏切られたバイオレンス色の強い作品。
エグみ、グロさの強い作風はトラウマになるんじゃないかってくらい。
それでもとても良くできた作品でした。
そこから2、3と続いてきたのですが。
正直、バイオレンス色も弱くなり、悪い意味で大衆向けに寄せていったおかげでドンドンつまらなくなったと言った感じ。
1作目から監督さんも変わっていますしね。
残念無念。
そんなシリーズ最新作は25年以上の時を経てリブート作として再登場。
さてさて。
良かった所から。
まず映像技術が進化しているのでルックは最高にカッコ良かったです。
主役のロボコップは昔のタイプからニューバージョンへ変化。
以前のシルバータイプからブラックタイプへ。
これがまたスタイリッシュでカッコ良かったんですよね。
ロボコップが乗りこなすバイクも◎。
メカメカしいルックは
「おぉーーー!!のりたーーい!!!」
って。
銃撃戦も前シリーズよりド派手に仕上がっていて良い感じでしたよ。
いぶし銀キャラ達の活躍。
本作、2人のいぶし銀俳優さんが出演されていまして。
1人目は、「バットマン」のブルース・ウェインを演じていたマイケル・キートン。
ラスボス社長役で出ていたんですが、正直、この社長のキャラクターにはピンとこなかったりもしたんです。
なんか、普通の社長がこんなに悪になるのかなぁって思ったり。
ただ、このマイケル・ケインという役者さんのおかげでどうにか持ったんですよね。
2人目は、ロボコップを開発したノートン博士を演じたゲイリー・オールドマン。
コイツのキャラクターもイマイチピンとこなかったんです。
例えば、ロボコップへの愛着やモラルとの葛藤。
悪いことやったり良いことやったりと気持ちがブレブレで。
分からないでもないですが、極端すぎる気がしたんですよね。
ただ、こちらもゲイリー・オールドマンの役者力で乗り切ったかな。
良かった所はこのぐらい。
あとはまぁまぁと言ったところ。
お話については可もなく不可もなく。
前シリーズもお話自体はつまらなかったしね。
本作は、犯罪者との戦いに加え前シリーズでは描いていなかった家族との事についても描いていました。
ただ、それも少し薄っぺらかったかな。
数日たったら忘れてしまいそうなストーリーでしたよ。
総括。
映像的には楽しめましたが、テンションがアガッたかと言えばそうでもない。
これは続編が作られるのかな。
うーーーーん、どうでしょう・・・別にいいかな。
さて、ここまで観てきたロボコップシリーズ。
思い返すと・・・・1作目が断然おススメです!!!!!
≪点数≫
4点
(16.01.02鑑賞)

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