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No.1165 『007 第15作 リビング・デイライツ』
No1165 『007 第15作 リビング・デイライツ』

1987年制作 英
監督:ジョン・グレン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
ソ連高官のコスコフが亡命を希望した。護衛についたボンドは、KGBの殺し屋の手からコスコフを守る。そして、コスコフの情報から、KGBによるスパイ暗殺計画が告げられた……。

≪感想≫
007シリーズ第15弾。

本作からジェームズボンドは4代目ティモシー・ダルトンへ。
この俳優さん自体初見なのですが、他にも代表作はあるのかな。
まぁまぁまぁ・・・。

さてさて。
以前より、本シリーズはおバカ傾向、リアル傾向と別れていまして。
本作はおバカよりではなくリアル志向作品。

ギャグや三枚目路線を取っ払った作りに仕上がっていました。
まずストーリーが以前に比べて練られているように感じましたよ。

少しネタバレしますが、最初は味方だと思っていた奴(コスコフ)が、実は本当の
敵だったという流れはエンタメ的にもワクワクする流れになっていました。
プーシキンと言うキャラクターの存在も巧く活きていましたね。
こいつも本当は敵のような存在。
それが、共通の敵(コスコフ)と言う存在が同じ方向を向かせる。
最後は共闘してボンドと戦う所が良かったです。
欲を言えば、もう少し活躍させてほしかったかなと。
アフガンの戦士シャーの扱いもそうでしたね。
もう少し、ボンドとの交流を描いていればラストの戦いに厚みが増したのかなと。
もったいないない。

キャラクターについて。
本作から、諜報機関の秘書マニー・ペニーの女優さんも変わっていましたね。
今までの貴婦人風から一転。
若々しくって美人さんになっていましたよ。
ボンド・ガールのマリアム・ダボさんよりこのキャロライン・ブリスさんの方が綺麗だったな。

本作のボンド・ガールがまたとってもトラブル・メーカーで。
盛り上げるための演出なんでしょうが、彼女がやる事なす事ちょっと悪い方向に
持っていかれるんですよね。
それが少しイラッとしちゃったのも事実。
もっと巧くキャラ付けしてあげてよなんて思ったり。
ボンドの女好きもお約束なんですが、やっぱり少し癪にさわったり(苦笑)

アクションについて。
アクションはそんなにバッキバキではなかったような。
ただ、前作ぐらいもありましたかねスカイアクションと言うか高い所での
アクションが多かったです。
例えば最初のロッククライミングやクライマックスの軍用機でのアクション。
そこら辺は観ていて気持ちが良かったですね。

本作の良かった所はあと、車がカッコ良かったことと、スパイグッズが多めだったこと。
特にボンドカー(アストンマーチン)のチェイスシーンで色々な武器が出てきたところは
カッコ良かったです。

さて、4代目となったジェームズ・ボンドシリーズ。
このままリアル志向に行くのか、はたまた・・・。
まだまだ楽しみですね。

≪点数≫
  6点
                                           (15. 12.6鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)