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No.1163 『蜩ノ記(ひぐらしのき)』
No1163 『蜩ノ記(ひぐらしのき)』

2013年制作 邦
監督:小泉 堯史

≪キャッチコピー≫
『夫として、父として、師として――。愛に溢れ、信義を貫いた美しき人生。』

≪ストーリー≫
7年前に前例のない事件を起こした戸田秋谷(役所広司)は、藩の歴史をまとめる家譜の編さんを命じられていた。3年後に決められた切腹までの監視役の命を受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷一家と共に生活するうち、家譜作りに励む秋谷に胸を打たれる。秋谷の人格者ぶりを知り、事件の真相を探り始めた庄三郎は、やがて藩政を大きく揺るがしかねない秘密を知るが……。

≪感想≫
これぞ王道の時代劇。
大人のための作品と言ったところか。

落ち着いた雰囲気。
壮大な日本の景色。
格調高い世界観はみんなに観てもらいたい古き良き日本の風景。

そこに出てくる役者さん達も落ち着いた方々で。
役所広司さんや原田美枝子さんや寺島しのぶさん。
岡田准一君、堀北真希さん。
しっかし岡田君は相変わらず動けるお方ですねぇ。
以前、人気ドラマシリーズの「SP」シリーズを観て思ったんですけどアクションのキレがとても鋭いんですよね。
なにやら格闘技を習っているとの事。
もっと本格的なアクション作品に出てほしいなぁ。
ほんの少しの殺陣のシーンはカッコ良かったですよ。

そして本作、とにかく何もかもが美しいんですよね。
人間としてのキャラクターもそうですし、風景もそう。
3年間のお話なんですが、そこに流れる四季折々の風景はとても美しくって。
落ち着いた雰囲気も相まってウトウトと・・・(苦笑)

ストーリーについて。
本作はとある徳の高い人物が切腹を言い渡され、その切腹までの期間を追うというお話。
とてもベッタベタで大きな波もありませんがそれが良いと言わんばかりの、デンとした佇まい。
圧倒的な王道人間ドラマと言ったところでしょうか。
主役の戸田秋谷(役所広司)と言うお方。
信念を曲げずひたすら自分の信じた道を進む。
その人間的魅力に惹かれ檀野庄三郎(岡田准一)も少しずつ変わっていく。
この人間的な繋がり、連なり、連鎖がまた痺れるんですよねぇ・・・。

ただねぇ・・・。
少し納得いかないところも。
昔のお侍さんって
「武士道と云うは死ぬ事と見付けたり」
的な発想を美徳としている感はありますが、どうもピンとこないんですよね。
もちろん、凄く美しくて後世のために死ぬことも厭わないという考えも分からないでもないのですが、
やっぱりどうにか生きていく方法は無いものかと思っちゃうのも事実。
むむむ・・・ってなところですな。

とにかく格式高い本作。
私の不勉強でちょっと分かりづらい言葉使いもありましたが、そこはなんとなく雰囲気で。

たまにはこんな作品を観るのも悪くない。
落ち着いた濃厚な純和風映画でした。

≪点数≫
  7点
                                           (15. 11.29鑑賞)


こちら原作本。
読んでみようかな。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.1162 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
No1162 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』

2002年制作 米
監督:ジョージ・ルーカス

≪キャッチコピー≫
『ジェダイは怒ってはならない。憎むことも。愛さえも。』

≪ストーリー≫
青年へと成長したアナキン・スカイウォーカーはオビ=ワン・ケノービの指導の下、フォースの力を習得し優秀なジェダイの騎士となるべく修行に励んでいた。その頃、銀河元老院では、ドゥークー伯爵の画策により、数百もの惑星が一斉に共和国からの脱退を宣言する。これにより、ジェダイだけでは銀河を統治できないと判断した元老院では、クローン軍隊の是非を問う重要な投票が行われようとしていた。この会議に出席するため惑星コルサントに向かっていたナブーの元女王アミダラは、途中で何者かに命を狙われる。オビ=ワンとアナキンはこの事件の調査のためナブーへと派遣されるのだったが……。

≪感想≫
「スター・ウォーズ」シリーズ第五弾。

今回は新三部作の2作目。
この新三部作は巷での評判はあまりよくなくって。
確かに前作はまぁまぁまぁ。

僕的にも前作までは観てたけど、本作からはなんとなく観ていなかったんですよね。
・・・・なんて思っていたら、思い出したことがあって。
実は私、本作まで観ていたんです。
しかも劇場で!!

何故、忘れていたかって??
それは、あまりにもつまらなかったから!!
観たかったスター・ウォーズはこんなんじゃないやい!!
ってな所で本当に忘れていました・・・。

さてさて、再確認となった今回。

良かった所。
クライマックスのジェダイ軍団の戦いはカッコ良かったです。
ちょっと人気漫画「ワンピース」の白ひげ海賊団VS海軍の総力戦を思い出したり。
色んなキャラクターがバシバシ出てきてワクワクが止まらない感じ。
本作でも色んなジェダイ騎士が出てきて、どんなキャラなんだろうってアガりましたよ。
ただね・・・。
そのワクワクも大して続かなかったんですよね。
全然、キャラクターを活かしきれていないし、ただ出しているだけみないな感じが、
なんとなく嫌な感じで・・・。
逆にジェダイ騎士のありがたさが薄れてきちゃって。
意外にジェダイ騎士も弱いんじゃん・・・みたいな。

ここから怒涛の悪い所。
まずは本作の主役とヒロインであるアナキンとパドメ。
この二人の性格がいかんせん我儘で自分勝手すぎる。
例えばアナキン。
ずーっとジェダイの修業をしてきたはずなのに心の荒れ具合がハンパなくって。
確かに前シリーズのルーク・スカイウォーカーも心が弱かったんですが、
あれは修業期間が少ないというのもあったしある程度成熟しきっていたというのもあるからでしょ。
自分勝手な行動が多すぎる!!
パドメもそう。
前作まではなんとなく女王としての振る舞いをみせていたのに、
本作では勝手な行動ばかりが目について。
周りのための行動ではなく直情的な行動が目に余りましたよ。
アナキンに関しては、演じていた俳優さんがピンとこなかったというのもありまして・・・。
演出のせいもあるのかもしれませんが、なんか好きになれなかったんですよねぇ・・・。

画作りもイマイチだったなぁ。
前作や前シリーズを観た時のワクワク感がそこまでなかったかなって。
全体的にチープに感じたんですよね。
薄っぺらくて安っぽく。
残念無念。

あとは敵も安っぽかったし。
前シリーズではダース・ベイダーと言う超絶的なライバルがいたし。
前作ではダース・モールという突飛なルックな敵が出てきたし。
それが本作では・・・。
大好きボバ・フェットの親父ジャンゴ・フェットはまだましでしたが、
あのドゥークー卿だよ。
地味なんですよねぇ・・・。
アクションもあまり動けていなかったしね。
ヨーダとの戦いではCGだけあって派手に動けていましたが、それもほんの気休め程度。
全体的に物足りなかったです。

なんて酷評の嵐。
期待していただけに残念。

そりゃ忘れてしまうわなぁ・・・。
いよいよ次回で最終作。
今度は絶対に初見のはずなので楽しみにしてます!!

≪点数≫
  3点
                                           (15. 11.28鑑賞)

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No.1161 『最後まで行く』
No1161 『最後まで行く』

2014年制作 韓
監督:キム・ソンフン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
突然監査が入ることになり、殺人課に所属する刑事ゴンス(イ・ソンギュン)は、横領の事実を隠ぺいしようと母親の葬儀をそっと抜け出す。彼は車で警察署に急行するものの、その途中で通り掛かりの人をひいてしまう。結果ひき逃げの隠ぺいまですることになったゴンスは死体を母親の棺おけに隠し、共に埋葬することで事なきを得るが……。

≪感想≫
これまたすっげー掘り出し物発見!!

韓国サスペンス作品。
これまでもこの手の韓国映画には傑作良作が多くって。
本作を観て思い出したのは「哀しき獣」「チェイサー」「アジョシ」等々。
そして最近観た傑作「サスペクト 哀しき容疑者」もあったな。
うーーーん、全て最高!!
とにかく、韓国映画はレベルが高いっす!!

さてさて本作。
ダメ刑事がひき逃げ事件を巻き起こす。
上手く隠ぺいできたかと思ったら、謎の男から脅迫されることに。
はたして犯人は誰か、そしてダメ刑事は自らの罪をどう購うのか。

本作、とにかく最後の最後まで緊張感がハンパない。
冒頭、ダメ刑事のゴンスがいきなり車で人を跳ねてしまう。
衝動的に隠ぺいを画策するゴンス。
ここからまず、ばれるか、ばれないか的演出がひたすら続いていく。
これがもうしつこいくらいに緊張感をあおってくる。
観ているこっちはグッと力が入りっぱなしで。
これが序盤。
中盤に差し掛かる頃。
ゴンスの元に一本の電話が。
「俺はお前がひき逃げしている事を知っているぞ・・・。」
はたして電話の主は?目的は??
また緊張感が高まっていく。
そして、その緊張が淡くなってきた頃、また一つの展開が!!
これから謎の男探しで引っ張るのかと思えばなんとあっさりと登場!!
電話の主は同じ警察のパクと言う男だったのだ。
このパクと言う男。
かなりの切れ者で痺れあがるほどの恐怖感を纏った悪党刑事。
しかもルックもまた悪そうでサイコチックですっごい不気味な感じだったんですよね。
上手くいえないんですけど「ノーカントリー」のシガーを彷彿とさせる感じ。
あそこまで無感情な感じではなく、あの無敵感に加えズル賢さやカリスマ性を持ち合わせているから
たちが悪い。
本作の主役は完全に、こいつが喰っていましたね。
演じられたのはチョ・ジヌンと言う俳優さん。
調べてみると「ファイ~怪物を飲み込んだ子~」に出ていた四人の親父の内の一人だ!!
なるほどねぇ・・・。
とにかく、このパクと言う男から目が離せませんでした。
クライマックスにかけて。
ゴンスとパクの壮絶なバトルが繰り広げられる。
ラストのマンションでのバトルシーン。
鬼気迫るとはこの事。
まさしく手に汗握る戦いに、これまた力が入りまくり。
アクションがカッコいいとかではないんです。
動きも別にスマートではないしどちらかと言うと鈍重で単純な殴り合い。
ただ、「壮絶!!」だったんですよねぇ・・・。

本作ってとにかく演出が良かったんです。
二転三転ととにかくストーリーが転げまくっていく。
最後の最後までどうなるか分からない展開。
緊張感あふれるスリリングな演出にググッとのめり込む。

一点だけ愚痴を言わせてもらうと主役のゴンスに華が無い(苦笑)
最初は敵役のパクと言うカリスマ悪党にも「ん??」って思ったんだけど、観ているうちに
なるほど納得、コイツはこの見た目で正解!!なんて思いましたが、ゴンス刑事はもう少し
カッコ良くても良かったのになって。
まぁ、これは個人的な好みの問題という事で・・・。

とにもかくにも。
最高に楽しめた本作。
韓国サスペンス作品が好きな方にはぜひ観てほしい傑作です!!

≪点数≫
  9点
                                           (15. 11.15鑑賞)

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No.1160 『インターステラー』
No1160 『インターステラー』

2014年制作 米
監督:クリストファー・ノーラン

≪キャッチコピー≫
『必ず、帰ってくる。それは宇宙を超えた父娘の約束――。』

≪ストーリー≫
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

≪感想≫
メメント」「インセプション」「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督最新作。
壮大なSF宇宙大作。

良かった所。
ますはキャスティング。
主役はマシュー・マコノヒー。
ダラス・バイヤーズ・クラブ」で圧倒的な存在感を出していた彼は、本作でも圧巻の演技。
何としても生き抜くための生命力は逞しく痺れあがりましたよ。
しかもその生きる理由が家族のためという所がまたねぇ・・・。
めちゃくちゃカッコ良かったです。
幼少期のマーフを演じた子役のマッケンジー・フォイがまた素晴らしく可愛らしかったですね。
他にもブランド教授(マイケル・ケイン)、アメリア(アン・ハサウェイ)。
クーパーの親父(ジョン・リスゴー)、息子(ケイシー・アフレック)等々。
なんとなく一度は観た事がある方々。
みんな見事にマッチしていて良かったです。
後に少し触れますが、マット・デイモンも出演されていましたね。
結構、嫌な役どころでしたが嬉しいキャスティングでしたよ。

設定、世界観。
ブラックホールやワームホール、相対性理論や5次元等々。
理系出身の僕にはとてもワクワクする世界観で。
オタク心をくすぐるというか、知的好奇心が湧きあがるというか。
とにかく、ふむふむと観入りながら鑑賞していましたよ。

圧倒的な映像。
以前、SF作品で「ゼロ・グラビティ」という大大大傑作がありましたが、
本作の宇宙映像もとても素晴らしくって。
これは映画館で観たかったなぁ・・・。
とにかく素晴らしかったです。

ここからはちょっとなぁという部分。
まずはストーリー。
本作は169分という結構長めの上映時間で。
中盤、マット・デイモン演じるマン博士とのバトルするくだりがあるのですが、
そこはまるごといらなかったかな。
マン博士の行動にイマイチピンとこなかったし、なんだか映画を盛り上げるためだけの
演出のような気がして・・・。
人間の負の部分みたいなものを描いたのでしょうが、もう少し掘り下げてくれないと。
あと、そもそも論なんですが。
本作で起こっている事ってまた解明されていない事ばかりなんですよね。
タイムトラベルの理論にしてもまだ本当の事ではなくって。
なので、やっぱりツッコミ所が多々出てきているのも事実。
想像力を豊かにして、楽しむという利点もあるのですが、一度引っかかってしまうと
ムムムとなっちゃってね。

なんて書いていますが、そんなことはどれも些末な事。

全体的にには楽しく鑑賞することができました。
というか、観終わった後の色々調べたいという知的好奇心の沸き上がりがハンパなくって。
さらに、知識を詰めた後でもう一度観たいかも。
そして、本作の売りはクライマックスの色々な伏線の回収の気持ち良さもあるので、
オチを知ってまた観るのも良いかもしれませんね。

クリストファー・ノーラン。
侮りがたし!!

≪点数≫
  8点
                                           (15. 11.14鑑賞)

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No.1159 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
No1159 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』

1999年制作 米
監督:ジョージ・ルーカス

≪キャッチコピー≫
『すべての伝説には、始まりがある』

≪ストーリー≫
通商連合の調査に向かったジェダイ騎士は、その背後に銀河征服を企む暗黒卿の存在を知る。ジェダイ騎士のクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは、砂の惑星タトゥイーンでひとりの少年アナキンと出会う。アナキンに秘められたフォースの力を感じ取ったクワイ=ガン・ジンは、彼をジェダイ騎士団に入れようとするのだが……。

≪感想≫
スター・ウォーズ」シリーズ第四弾。

今回から新三部作。
前作から20年の時を経て作られた本作。
巷では大きな話題となった本シリーズ。
ただ、評価はとても悪かったみたいで。
僕も実はこのエピソードⅠを観て、少しげんなりした記憶が・・・。
ファンの間では新三部作を無かったものにしている方々も少なくないようで。
今回は2015年12月に新たなる3部作が始まるという事で観賞したものの・・・。

さてさて・・・。
「おぉーーー、映像が新しくなっていてイケているじゃん!!」

「・・・ん?・・・・んん??」

「・・・・中身がイマイチスッカスカ・・・・。」

「ふぃーーーー(ため息交じり)」

こんな感じでした。

良かった所。
映像は確かに旧シリーズに比べ格段に綺麗に壮大になっていましたよ。
僕的見所は2ヵ所。
1つは中盤のアナキンのポッドレース。
ここは少し長いなと感じつつもルックも楽しく気持ちが良かったです。
もう一つはクライマックスのダース・モールVSジェダイの騎士二人。
前シリーズに比べ殺陣がカッコ良く仕上がっていました。
ダース・モールはこれまたルックが良くって武器の双刀型のライトセーバーは
イケていました。

キャストも良かったかな。
以前観た時は何とも思いませんでしたが、我らがリーアム・ニーソンが出ていたんですね。
96時間」シリーズの無敵親父を演じていたかと思うと、ここではジェダイ騎士を演じていたんですね。
嬉しい誤算でした。
あとは、ユアン・マクレガーやナタリー・ポートマンも良かったです。

良かった所はこのぐらい。
あとはダメダメ、というかイマイチでした。
まず、ストーリーや展開が淡白すぎる。
特にクライマックスの展開がイマイチ!!
敵艦の落とし方も偶然が偶然を呼んでアナキンがやっつけているんですけど、
もっとドラマチックにできるでしょうに。
適当にお話を終わらせた感がハンパなくって。
本作の敵、ダース・モールとの決着の着け方もねぇ・・・。
あんなりあっさり終わらすか・・・。
正直げんなりでしたよ。

あとねぇ・・・キャラクターが全然活きていないんですよね。
先に書いた良い所で、ルックは良かったと書きましたが、それだけだったんです。
各キャラクターの性格や現状の描き方が全然薄っぺらなので全然入り込めませんでした。
ダメダメキャラクターの代表格ジャージャー・ビンクス。
こいつは本当になんでいるのかが分からない。
最初出てきたときは、
「楽しくかき回してくれそうなキャラだな。」
なんて思ったのにとんだ期待はずれ。
大きな見せ場もなく、ただ、わんぱくしている感じ。
本当にとほほなキャラクターでした。
色々、調べてみるとこのジャージャーに関しては、上映後メチャクチャ批判されたようで。
やっぱり思う所はみんな一緒なんですねぇ・・・。
せめて次回作では活躍して欲しいものです。

他にもいろいろ。
これはエピソードⅢまで観て書きたいのですが、旧三部作との繋がりに
齟齬が出ているような気がして。
少し書きますと、R2-D2やC-3POは本作から出ていましたよね。
という事は、ルークやレイアの親であるアナキンと出会っていた。
しかも相棒として色々と活躍していたんですよね。
そこら辺がちょっと旧三部作との繋がりがイマイチピンとこなくって。

まぁ、そこは今後色々展開があるのかな。
そんな不安と楽しみを胸に次回作へ・・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (15. 11.07鑑賞)

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No.1158 『海月姫』
No1158 『海月姫』

2014年制作 邦
監督:川村 泰祐

≪キャッチコピー≫
『我がオタク人生をかけて、出陣であります!』

≪ストーリー≫
人生において男は不要だと考えるオタ女子集団「尼~ず」の面々が集まる、男子は立ち入り禁止のアパート天水館。そこに暮らすクラゲオタクの月海(能年玲奈)は、熱帯魚ショップでひと悶着(もんちゃく)あったところをファッショナブルな女性に助けてもらう。次の日の朝、ひょんなことから彼女が女装をしていた蔵之介(菅田将暉)という男性だとわかって驚がくする。それを機に、蔵之介は男性であることを秘密にし天水館に出入りする。月海たちと蔵之介が交流を深める中、天水館の取り壊しが決まってしまう。

≪感想≫
人気少女漫画を実写化。
本作は読んだことがありませんが、この作者東村アキコさんはとても人気のあるお方のようで。
「主に泣いています」はドラマ化されましたし、「かくかくしかじか」や「東京タラレバ娘」は様々な所で
賞を頂いているのかな。
とにかく有名な作家さん。
実は「東京タラレバ娘」は読んだことがありまして、完結はしていませんが、
とても楽しく拝読させていただきました。
本作も気になってはいるんですけどねぇ・・・。

ってな感じでいきなり実写版を鑑賞。
これぞ負け犬たちの奮闘!!ってな感じで楽しく観る事ができました。

まずはキャラクター。
実写版の本作。
主役級となるキャラクター達「尼~ず」のメンバー。
これがとにかく漫画版とそっくり!!
月見(能年玲奈)、ばんば(池脇千鶴)、まやや(太田莉菜)、ジジ(篠原ともえ)、千絵子(馬場園梓(アジアン))。
みんなキャラが立っていて最高に楽しいメンバーばかり。
僕的には三国志オタクのまやや、鉄道オタクのばんばさん辺りがツボでしたね。
このキャラクターに会えただけでも観たかいがあったかなって。
彼女たちの掛け合いがまた楽しかったんですよね。
ニヤつきながら鑑賞していましたよ。

うーーーん、見所はこのくらいかな。
あとはまぁ、大衆向けの娯楽作品と言ったところでしょうか。
先に書きましたが、これぞ負け犬たちの立ち上がり奮闘作品。
社会に溶け込めない集団が、何かをきっかけにキラキラと輝く姿は、
やっぱり観ていて気持ちが良いもんです。

激押しはしませんが、女優さん達のファンやライトな娯楽作品を観たい
お方は是非是非。

≪点数≫
  6点
                                           (15. 11.3鑑賞)

こちら原作漫画。
興味ありますねぇ・・・。



映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1157 『アントマン』
No1157 『アントマン』

2015年制作 米
監督:ペイトン・リード

≪キャッチコピー≫
『身長1.5cmになった男は、ヒーローになれるのか?』

≪ストーリー≫
仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング(ポール・ラッド)。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。

≪感想≫
大好きマーヴェルコミックシリーズ最新作。
しかも本作は「アベンジャーズ」シリーズでもあるんですよねー。
これはやはり映画館で観るしかないでしょうってことで劇場で鑑賞してきましたよ。

さてさて。
やっぱり最高に楽しい映画に仕上がっていました。

キャラクターについて。
本作のヒーローは蟻サイズに小さくなって縦横無尽に戦うアントマン。
ちっちゃくなったりおっきくなったりしながらバトルするシーンはとにかく楽しかったんですよね。
正直、ガチャガチャタイプのアクションシーンで何やっているのか分からない部分も
多々あったのですが問題ないない。
とてもフレッシュなアクションシーンで良かったです。
欲を言えばもっとたくさんのバトルシーンが観たかったかな。

主人公のスコットの性格や境遇も良かったな。
コソ泥で奥さんに愛想尽かされ一人娘と離れ離れになっているダメ男。
この負け犬で少し冴えない感じっぷりが良い味出していたんです。
今までのマーヴェルヒーローにはなかったキャラクターでした。

スコットの悪仲間の3バカトリオ。
こいつらがまた憎めなくって良いキャラなんですよね。
とくにマイケル・ペーニャ演じるルイス。
こいつがすっごいバカなんだけど『「やる時はやる!!」のか!?』みたいな所がね。
思わずふふふと。
三者三様、活躍どころもあり笑いどころもありと美味しい三バカでしたよ。
少し、同じアベンジャーズシリーズの「マイティ・ソー」のウォーリアーズ・スリーを
思い出したりもしましたが、全然違った名脇役たちでした。

本作の敵であるイエロージャケット。
こいつはフォルムがカッコ良かったですね。
クライマックスのアントマンとのバトルは見応えたっぷりでした。
あとは、スコットの娘が超絶的に可愛らしかったり、ヒロインのホープの体術が
アベンジャーズのブラック・ウィドウを彷彿とさせたり、マイケル・ダグラスを
久しぶりに観れて良かったりと最高のキャスティング、キャラクターたちでした。

おっとそうそう。
これを忘れてはいけない。
本作では「キャプテン・アメリカ」シリーズのファルコンが出ていましたね。
しかもアントマンとのバトルシーンもあって。
嬉しい悲鳴!!
さらに、エンディングではキャプテン・アメリカとあのウィンター・ソルジャーも登場!!
アントマンがアベンジャーズに入る布石か。

いやぁ、やっぱり最高!!アベンジャーズシリーズ!!
続々作られるマーヴェル・シリーズ。
次回作はいよいよ「キャプテン・アメリカ」最新作。
しかも、内容はキャプテン・アメリカVSアイアンマンとの事。
上映は2016年5月予定。
めちゃくちゃ楽しみです!!!!!!!!!!!!

≪点数≫
  9点
                                           (15. 11.2鑑賞)


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No.1156 『プロジェクト・アルマナック』
No1156 『プロジェクト・アルマナック』

2014年制作 米
監督:ディーン・イズラライト

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
亡き父の作業場でタイムマシン開発計画を発見したデイビッドとその仲間たちは、組み立てたマシンで過去へ戻る事に成功する。浮かれたデイビットたちは好き勝手に過去を変えて楽しむが、やがてその“変化”が未来に悪影響を及ぼしコントロールできない事態へと陥ってしまう。

≪感想≫
特殊な撮影方法(ファウンド・フッテージ)の作品。
ファウンド・フッテージとは、誰かが撮影した映像が第三者に発見され、
未編集の映像として上映されるという設定の表現形式。
以前観た「クローバーフィールド/HAKAISHA」のような作品。
さらに言うと、2014年に鑑賞してその年のマイベスト級作品「クロニクル」的な作品。

本作は、その「クロニクル」にかなり影響を受けた、いわば二番煎じ的な作品に仕上がっていましたよ。
「クロニクル」は童貞初心な男子高校生が超能力を手に入れるというお話。
本作は童貞初心な男子高校生がタイムマシンを開発してしまうというお話。
両作品に共通して言える事。
それは主人公が純朴で引きこもり気味、いわゆるオタク的な青年という事。
人生で躓く所も一緒。
「女性」や「恋」にとてつもなく奥手という所!!
そこで、手に入れた「超能力」や「タイムトラベル」がこじらせてしまう的なね。
本当に似ているんだよなぁ・・・。

先に挙げた「クロニクル」は大傑作でしたが本作は・・・。
ちょっとこじんまりとしちゃっているなぁって。

本作はタイムトラベル物で、とても楽しめそうな設定なのに、どうも物足りなく感じて。
もっと世界中を巻き込む、もしくは自分の周りをまきこんでの壮大なお話にできそうなのに、
そこまでいききる事もなく主人公の恋のお話に落ち着いてしまっている。
おしいなぁ・・・。

物語の着地もイマイチだったかな。
この終わり方だとまた同じ繰り返しをしてしまいそうな気もしたのでね。
主人公達は、これを機に多少学んだとはいえ、それでも、そこまで成長したようには
見えなかったんですよね。
少しモヤッとしてしまいましたよ。

あとね。
「タイムトラベル」作品につきものなのはツッコミ所!!
これが良い所でもあるんですけど、現実に無いものって、よく言えば想像が自由で、
何でもできるという事。
悪く言えば、辻褄を合わせるのがとても困難であること。
本作でもこのタイムトラベル理論には一言も二言もあったり。
まぁ、たくさん考える事があって楽しかったのも事実。

やっぱり「タイムトラベル」作品は楽しいですね。

ファウンド・フッテージ作品にする意味はまったく感じられませんでしたが、
設定としては楽しかった本作。
激押しはしませんが、少し変わったB級作品を観たければどうぞ!!

≪点数≫
  5点
                                           (15. 11.1鑑賞)

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No.1155 『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』
No1155 『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』

1983年制作 米
監督:リチャード・マーカンド

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
ジャバ・ザ・ハットの宮殿を襲い炭素冷凍されたハン・ソロを救出するルーク一行。再びダゴバを訪れたルークに、レイアが妹である事、父ダース・ベイダーと戦わねばならぬ事を告げたヨーダは息を引き取った。帝国軍が建造中のスーパー・デス・スターが惑星エンドアからのエネルギー・フィールドで防御されている事を知った反乱軍は、空陸の二面攻撃を決定。ハン・ソロ、レイア率いるエンドアでの地上戦と、ランド指揮による宇宙戦が開始された。そしてルークは彼をフォースの暗黒面に引きずりこもうとしているダース・ベイダーと最後の闘いに挑むのであった。

≪感想≫
「スター・ウォーズ」シリーズ第三弾。

今回はエピソードⅥ。
新シリーズが2015年12月に公開されると言う事で巷を賑わせている本シリーズ。
その流れに私ももれなく乗っかって、復習中です。

現在出ている作品は6作品。
本作で旧三部作と言われているシリーズはひとまず終了。

全体的に粗はあったものの綺麗に終わらせてくれました!!

キャラクターについて。
本シリーズの楽しみ方はその世界観に浸る事。
多種多様なキャラクター造形の数々。
本作でも、また新しいキャラクターがたくさん出てきました。
その中でも最高だったのが、イウォーク!!
あのモフモフ感と愛くるしいルックが最高。
ちょこまかと動き回る姿は可愛らしくって。
ただ、よくよく考えるとこいつらって、人間を食べるんですよね。
最初、ハン・ソロを丸焼きにして食べようとしていましたもん(笑)
とにかく、このイウォーク族の活躍にはワクワクと心が躍りましたよ。
あとは、ジャバ・ザ・ハットの取り巻き達も色々種族がいて観ていて飽きませんでした。
本作の裏主役のダース・ベイダーの見た目も少しカッコ良くなっていたような。
少しマスクが綺麗になっていたかなと。
キャラクターと言えば一つ残念なことが。
前作で、初登場し少し気なっていたキャラクター、ボバ・フェット。
結構好印象を抱いていたのに本作でのあのやられ方はないよ(悲)
ボバ・フェットの剣もそうなんですけど、本シリーズって物語の進め方が非常に浅薄なような気が・・・。
トントントントンと物語が進んでいっているように感じました。
だからこそ、子供も楽しめる作品に仕上がって万人に受ける名シリーズとなったのかもしれませんが。
ちょっと、その進め方に引っかかったりしたのも事実。
例えば、ルークとレイア兄妹とダース・ベイダーとの繋がりについてもあっさりだったし。
ヨーダやオビ=ワン・ケノービの扱いも意外とあっさりだし。
少しあっさりし過ぎでしたね。

ただ、本シリーズでそういうツッコミはもういいのかな。
その世界観に浸れるだけで良い的な。
とにかく一作目(エピソードⅣ)を観ている時のワクワク感はハンパなかったですもん。

あとは何と言っても、音楽ですよね!!
本シリーズってあのテーマソングがメチャクチャ良いんですよ。
オープニングのテーマも好きだし。
ダース・ベイダーのテーマも好きだし。
色んな所でメチャクチャ聞いてきたからかな。
この音楽たちが流れてくるだけでグッと入り込めるというか。
とにかく素晴らしい音楽でした。

とにもかくにも。
旧三部作はこれにて終了。
やはり名作シリーズと謳われるだけあって楽しく鑑賞することができました。
実は本シリーズは何回か観たことがあるんですよね。

そして次はいよいよエピソードⅠ~Ⅲ。
Ⅰは劇場で観ましたがⅡ以降は未見なんですよね。
楽しみーーーー!!

≪点数≫
  6点
                                           (15. 10.31鑑賞)

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No.1154 『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』
No1154 『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』

1980年制作 米
監督:アーヴィン・カーシュナー

≪キャッチコピー≫
『STAR WARSシリーズ第2弾!』

≪ストーリー≫
デス・スター壊滅の痛手から復活した帝国軍の前に、今や雪の惑星ホスで機会をうかがうしかない反乱軍。総攻撃を前にホスを脱出したレイアやハン・ソロたちは雲の惑星ベスピンへと旅立つが、ひとりルークはフォースの訓練を積むために伝説の<ジェダイ・マスター>ヨーダの住む惑星ダゴバへと向かった。ベスピンのクラウド・シティでソロの友人ランド・カルリシアン男爵の歓待を受けるレイアたち。だがそれはダース・ベイダーの仕組んだ罠だった。

≪感想≫
「スター・ウォーズ」シリーズ第二弾。

今回はエピソードⅤ。
新シリーズが2015年12月に公開されると言う事で巷を賑わせている本シリーズ。
その流れに私ももれなく乗っかって、復習中です。

前作では1977年に作られたにもかかわらずその心躍る設定と映像に
ワクワクしっぱなしだった訳で。
名作と謳われる作品はやはりいつまでたっても色褪せない。

さて第2作目となった本作はというと・・・。

そもそも本作は3部作のど真ん中的位置づけ。
なのでちょっと最終章への助走といった印象を受けました。
少し落ち着いた感じと言うか、派手さに欠けると言うか・・・。
前作ではクライマックスのデススター戦の高揚感がありましたが、
本作ではそういうバトルがそこまでなかったですね。

ただそれでも良い部分は多々あって。
その1。
ヨーダの登場。
今や誰もが知っているマスターヨーダ。
こんな不気味なルックなので僕も初めて観た時はいまいち魅力を感じなかったのですが、
やっぱりカッコいいんですよね。
一言一言が重く優しく温かい。
これぞ師匠(マスター)ってところですな。
本作が制作されたのは1980年なので恐らくCGではないですよね。
パペット感も丸出しで、これはこれで味があって◎でしたよ。
その2。
ボバ・フェットの登場。
クールな賞金稼ぎでルックもカッコいい。
めちゃくちゃ活躍すると言う訳ではありませんでしたが、抑える所は抑えていて良い感じ。
次回作ではどういう活躍をしてくれるのか楽しみなキャラクターです。
キャラクターや世界観は相も変わらず最高でした。

ここからは「ちょっとなぁ」な部分。
先にも書きましたがお話が少し物足りなかったかなと。
あと、キャラクターを褒めましたが主役のルークの行動にはちょっとなぁ・・・。
いくらなんでも、心変わりがコロコロリ。
ちょっと弱すぎやしないかいって。
ヨーダの意見やオビ=ワンの意見も聞きやしない。
無鉄砲すぎるというか。
ちょっとなぁって。
あと、細かい設定が「ん?」って思ったり。
本作でハン・ソロがライトセイバーを使うシーンがあるのですが、
あれは誰でも使えるのかな??
フォースを使えるのはジェダイの騎士だけじゃないのかなぁ・・・。
何だか引っかかる部分が多かったような。
残念無念。

ダメな部分もありつつも楽しめた本作。
1作目には及びませんが、次回作への布石には十分。
さて次回作次回作。

≪点数≫
  7点
                                           (15. 10.25鑑賞)

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No.1153 『スター・ウォーズ』
No1153 『スター・ウォーズ』

1977年制作 米
監督:ジョージ・ルーカス

≪キャッチコピー≫
『MAY THE FORCE BE WITH YOU』

≪ストーリー≫
遠い昔、遙か彼方の銀河では帝国軍の独裁体制が敷かれていた。反乱の機会をうかがう惑星アルデラーンのレイア姫は暗黒卿ダース・ベイダーに捕らえられるが、その寸前に二体のドロイドR2-D2とC-3POを砂漠の惑星タトゥーインに送り込む。偶然にもそのドロイドを手に入れた青年ルークは、ジェダイ騎士団の一人オビ・ワン・ケノービや密輸船ミレニアム・ファルコンの船長ハン・ソロたちと共に、反乱軍と帝国軍の闘いに巻き込まれていく。

≪感想≫
誰もが知っている、聞いたことのある名作「スター・ウォーズ」シリーズ。
2015年12月、念願の新作が公開されるとの事で初期作から改めて鑑賞。

僕と「スター・ウォーズ」。
この1作目が製作されたのは1977年。
僕はまだ生まれていなかった訳で。
ただ、小学校中学年くらいかな。
映画好きの友達がこのシリーズがとても面白いという話を聞いて、VHSでレンタルして
観たのを覚えています。
もちろんメチャクチャ心踊って楽しみました!!
そして2000年代になり、新たな3部作が制作。
エピソード1は映画館で観たかな。
そしてあまり期待通りとは言えなかったので、その後エピソード2以降は、
未見と言う道を辿ったんですよね。
そしていよいよ新作が今年に公開!!
巷でもメチャクチャ話題になっているし、映画好きならこれは観ないといけないでしょう!!
という事で復習もかねて、この初期作、エピソード4から鑑賞。

さてさて。
先にも書きましたが本作が製作されたのは1977年。
恐らくCGとかも殆ど無かったんじゃないかなぁ・・・。
それでこのクオリティは本当に凄いです!!
宇宙空間での戦闘機のバトルや、異星人のフォルム、各キャラクターのフォルムが
めちゃくちゃ気持ちが良いんです。
確かに現代の技術に比べると物足りないかもしれませんが、それでも
この完成度は凄いと思います。

あとねぇ。
本シリーズの一番の見所はやはり世界観じゃないでしょうか。
この銀河系の中を冒険するというワクワク感。
そしてその設定に負けないほどのルック。
様々なキャラクターが出てくるたびに
「おぉーーー!!おぉーーーー!!」
ってテンションがガン上がり。
以前観た傑作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」的なワクワク感があるんですよね。
次はどんな惑星に行ってどんなキャラクターが出てくるんだろう的なね。
とにかくこの世界観だけでずーっと観ていられるというか。

傑作はいつ観ても色褪せないと言いますが、とても新鮮な気持ちで観る事ができました。

≪点数≫
  8点
                                           (15. 10.25鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.1152 『22ジャンプストリート』
No1152 『22ジャンプストリート』

2014年制作 米
監督:フィル・ロード,クリストファー・ミラー

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
ジェンコとシュミットのコンビ。今回は大学への潜入捜査を命じられる。はじめは力を合わせて捜査をするが、大学での生活を、自分ひとりで楽しみ始めるジェンコにシュミットは不満を抱き、しだいにふたりの友情に亀裂が入り始める。


≪感想≫
おバカアクションコメディ作品。
本作はシリーズ2作目。

前作も楽しく拝見させていただきました。

第2弾となる本作。
相変わらずのおバカバディムービー。

前作ではダメダメ警察コンビが高校に潜入するお話でしたが、本作では
大学に潜入捜査するというお話。
基本的に落ちこぼれで一人では何もできないシュミットとジェンコ。
前作はその二人が色々乗り越えて名コンビ結成!!ってなお話でしたが、
本作ではさらに絆を深める部分を押し出したストーリーに仕上がっていました。
まぁストーリー構成的には前作から殆ど変っていないかな。
シュミットは女性との恋愛関係。
ジェンコは男性との友情関係。
そこら辺のお話をそれぞれが担って、最後にはやっぱりお互いが必要だ!!
みたいなブロマンスものと言うか。
そこに、ほんとに良い塩梅のおバカさが交わるみたいな。

本作の肝ってこのおバカさのバランスだと思うんですよね。
アメリカ映画のおバカさって、いききり過ぎると、たまに笑えない時があるんです。
すっごい下ネタをぶち込まれると、異常に品が無く感じたりして。
ただ、本シリーズに関しましてはそれが適度にバランスが取れていまして。
キャッキャキャッキャと笑わしてもらいましたよ。

あと本作はキャラクター達も豊富。
主役の2人はもちろんの事、サブキャラもしっかりと立っていて面白い。
警察署長のディクソン(アイス・キューブ)との掛け合いはもう、お約束の粋ですね。
前作で人気があったのか、本作で活躍度がさらに増していましたよ。
前作での犯人役(名前は忘れちゃいましたが)も少し登場していました。
こいつらとの掛け合いも面白かったし。
あとは、本作の麻薬ディーラー役のジリアン・ベルも良かったですねー。
シュミットとのラストバトルには声を出して笑わせてしまいました。
ジェンコと仲良しになるクーガー達も良かったなぁ。
馬鹿なんだけど、基本的に悪い奴ではない感じとジェンコとの気の合いっぷりが
気持ちよくって。

全体的に楽しめた本作。
エンディングロールも最高でした。
次はどこに潜入して「23ジャンプ~」、その後は「24~」「25~」とセルフパロディっぽい作りに
仕上げていて、面白かったー。

満足の一作でした。

≪点数≫
  7点
                                           (15. 10.25鑑賞)


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その20 『永寿嘉福』
あけましておめでとうございます。

2016年になりました。

今年は「申」年。
実は年男なのです。
うき。

今年は
「志高く」
を心掛け過ごそう。

あとはもっともっともっともっと
「ちからもち」
になれればなと。

これからも粛々と。

映画鑑賞もブログも楽しく続けることができています。
もう日課の域ですね。

映画は120本。
読書は12冊。

くらいを目標に。
劇場での鑑賞をもう少し増やしたいな。

それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。

お互い幸多き年を。

雑記 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(4)