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No.1149 『007 第14作 美しき獲物たち』
No1149 『007 第14作 美しき獲物たち』

1985年制作 英
監督:ジョン・グレン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
シリコン・バレー壊滅を図る、天才的な大富豪マックス・ゾリン。たった一つのマイクロ・チップから、ボンドは彼の野望に気付く。だがゾリンの身辺を探るボンドの前に、恐るべき腕をもった女殺し屋が現れた……。

≪感想≫
007シリーズ第14弾。

本作も前作に引き続きリアル志向のアクション大作。
前々作までのおバカ志向から完全にサヨナラしましたね。

これはこれでまぁまぁまぁ。

良かった所。
映像はそれなりに楽しめましたよ。
前作もそうだったんですが、スカイアクションがふんだんに盛り込まれていましたね。
クライマックスのデッカイ橋での戦いは緊張感が溢れていて見応えたっぷり。
これ、映画館のスクリーンで観ていたら凄かっただろうなって。
格闘アクションは相変わらずの鈍重っぷりでしたが、その分シチュエーションでカバー。
良い感じで観る事ができました。
次にキャラクター。
本作の敵役はゾリンと言う男。
コイツがなかなかの悪党クズ野郎で。
しかも少しサイコっぷりな感じも相まってなかなか印象深い敵役でした。
演じるのはどこかで見たことがあるなと思ったらクリストファー・ウォーケン。
様々な作品で活躍する役者さん。
最近観た作品で言ったら「セブン・サイコパス」に出てたかな。
とにかく渋みのある悪顔の役者さんで見事に悪役を演じてくれていました。
あと、同じく敵の黒人女性のメイ・デイ。
コイツがまた腕っぷしも強くて見た目もいかつくてインパクト大。
そして最後のあの活躍っぷり!!
あれで惚れない訳にはいかない!!
一気に持っていかれましたよ。
本作はとにかくこの敵役の二人がイケていました。

逆にイケていなかったのがボンドガールのステイシー。
彼女は演じる女性の力量もあったのかもしれませんがとにかくギャーギャー叫ぶだけの人間で、
一切魅力を感じませんでしたね。
とほほ・・・。

あと、悪かった点として、結構毎回思うんですけど、展開が粗挽き過ぎるんですよね。
とにかくボンドがなかなかやられない。
ギリギリのところで敵がヘマと言うか詰めの甘い行動で、何とか切り抜けるんです。
そこがたまに興醒めしちゃうんですよね。
そこはもう少し詰めてくれないと。
もしくは納得させてくれないとね。
残念無念。

本作で、3代目ジェームズ・ボンドは卒業だそうで。
7作品続いた、ロジャー・ムーア版007。
リアル路線やおバカ路線。
色々なボンド映画を見せてくれてありがとうございました!!!

≪点数≫
  6点
                                           (15. 10.18鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)