2015-12-18 Fri

2011年制作 米
監督:ジェフリー・フレッチャー
≪キャッチコピー≫
『甘くみたら、大きな間違い。』
≪ストーリー≫
まだ10代のバイオレット(アレクシス・ブレデル)とデイジー(シアーシャ・ローナン)は、ニューヨークでプロの殺し屋として簡単な仕事のみオファーを受けて、日々過ごしていた。ある日、彼女たちのもとに仲間のラス(ダニー・トレホ)から報酬アップの簡単な仕事の依頼が舞い込んでくる。いったん断ったものの、二人は条件の良さにつられて引き受けることに。そして、標的のアパートに潜入し……。
≪感想≫
現代版「テルマ&ルイーズ」と謳われた本作。
「テルマ~」は鑑賞済みで、なかなか良い作品だった記憶。
女性がいろんなしがらみから自立していくっつーテーマでしたが・・・。
さて、本作。
「ん?んん??おもてたのとちがーーーーう!!」
「っていうか、全然「テルマ&ルイーズ」じゃないじゃん!!」
ちょっとファンタジックな不思議な作品でしたよ。
殺し屋のバイオレット&デイジーがある殺しの依頼を受けて、
そのターゲットの親父との交流から成長?していくお話。
本作、とにかくリアリティがなくって。
起こる事起こる事、全てが現実味がなくって。
かといっていききった世界観でもない。
なんかちょっとフワッとしていたんですよね。
正直、お話、世界観自体はつまらなかったという印象。
ただね・・・。
それでも最後まで観る事ができたのは、主演の二人が魅力的だったからなんですよね。
デイジー役のシアーシャ・ローナン。
なんでしょうこの透明感。
「ハンナ」や「グランド・ブダペスト・ホテル」にも出演されていましたね。
キャラクターはともかく、この見た目の透明感度合いがハンパなく高かったです。
バイオレット役のアレクシス・ブレデル。
彼女の作品は本作が初めて。
本作ではティーン・エイジャーの役だったんですが、この方実は31歳なんですって!!
いやはや・・・。
とにかく魅力的なお二人。
先に世界観の事で少し苦言を呈したんですが、実は、このちょっとふわりとした世界観の中に映る、
二人がとても良かったのも事実。
と言うか、この世界観だからこそこの二人の魅力が活きたんじゃないかなって。
むむむ・・・微妙ですねぇ・・・。
欲を言えばもっと派手なアクションや、いききったお話が観たかったりもしたもので。
とにもかくにも。
この主演の二人のファンであればぜひ観て欲しい本作。
内容的にもお勧め部分的にも女性にはお勧めしませんな(笑)
≪点数≫
5点
(15. 10.11鑑賞)

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