2015-11-23 Mon

2014年制作 中/香港
監督:クラレンス・フォク
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
香港警察の警官ロン(ドニー・イェン)は、黒社会を牛耳る大物ホン(コリン・チョウ)の組織で潜入捜査を行っている。やがて8年が過ぎ、今やロンは裏社会でも一目置かれる存在になっていた。そんな折、ホンの手下が殺された上にブツまで奪われてしまう。その犯人は、ロンの義兄弟サニー(アンディ・オン)で……。
≪感想≫
香港のアクション第一人者ドニー・イェン主演作。
ドニー・イェンと言えば。
ジャッキー・チェンやジェット・リーに並ぶアクションスター。
僕的には「ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱 」での提督役や「捜査官X」でのタン・ロン役の印象。
ジェット・リー(当時はリー・リンチェイ)とのアクションシーンはメチャクチャカッコ良かったもんなぁ・・・。
とにかくキレッキレのアクションを見せてくれるイメージ。
本作を鑑賞後に知ったのですが、ドニー・イェンってもう50代なんですね・・・。
それであれだけ動けるって・・・。
やっぱり凄いよなぁ・・・。
さて本作。
やっぱり見どころはアクション。
先に書きましたがドニー・イェンは齢五十数歳。
もちろん、年齢のせいか以前観た作品なんかよりはキレが落ちているような気もしたんです。
ちょっと鈍重なアクションと言うかスマートさに欠けたというか。
ただ、それによって、よりリアリティが増していて良い感じに見えたんです。
打撃では体力も持たないから、関節技や絞め技も駆使するみたいな。
キレッキレというかボッコボコって感じ!?
これはこれで見所があるなって。
そして、ドニー・イェンの鈍重アクションに対比して、相棒役の女性刑事ジン・ティエンが
見せたアクション。
これがまた、とてもキレていたんですよね。
見た目も細身なのでシャープな動きをしているだけでキレが増して見えたんです。
敵役のアンディ・オンもカッコ良かったです。
この二人のアクションが良いバランスを取っていて、飽きが来ないアクションシーンに
仕上がっていました。
ストーリーについて。
ストーリーはベタベタな潜入捜査物。
ツッコミ所が多くスリリングさのかけらもない。
うーーーん、なんでしょう。
安っぽい刑事物の連続ドラマにありそうな作品。
映画とかではなくTVドラマにありそうな感じ。
B級までもいかない、C級作品。
正直、あまり楽しめなかったかな。
とにもかくにも。
アクションはとても楽しめました。
ドニー・イェンはさらに好きになりましたよ!!
ストーリーや映画としての盛り上がりはいま一つ。
なんだかなぁ・・・惜しい!!
≪点数≫
6点
(15.09.12鑑賞)

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