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No.1128 『猿の惑星 第1作』
No1128 『猿の惑星 第1作』

1968年制作 米
監督:フランクリン・J・シャフナー

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
地球を飛び立った宇宙船は1年余りの宇宙航行ののち、とある惑星に不時着。乗組員のテイラーたちは沈没してしまった宇宙船をあとにし、その陸地を彷徨い歩く。そして、なんと猿人たちが人間狩りをしている驚愕の光景を目にする。この星では高等動物の猿が、口の聞けない下等動物の人間を支配していたのだ。テイラーたちも捕まり、奴隷のように理不尽な扱いを受ける。しかし、テイラーはチンパンジーのジーラ博士とコーネリアス博士の理解と協力を得て、同じ人間の女性ノヴァと共に逃亡、新天地を探し求めていくのだが…。

≪感想≫
「猿の惑星」シリーズ1作目。
今やリブート作品も数作品出ている本シリーズ。
現在、新シリーズが出ていますが、これがまたとても楽しそうな作品なので、
まずは旧シリーズから復習をと思い鑑賞。

なんとなくは知っているくらいの本シリーズ。
実は初めてなんです。

本作、制作年が1968年。
いやはや凄いですね。
僕が生まれる前だ・・・。

さて作品について。
なんとなくイメージとしてはアクション爆発の作品かと思いきや・・・。
良い意味で思っていたのちがーーーーう!!

古い時代に作られたという事で、イメージしていたアクション映画だと物足りないんじゃないかと
心配していましたが、ストーリー重視のエンタメ作品でしたよ。
アクションもあるにはあったんですよ。
猿との追っかけっこシーンはなかなか楽しめましたしね。
例えば、冒頭の人間が猿軍団に狩られるシーン。
広い野原を馬に乗った猿たちが縦横無尽に駆け回る。
もちろん、しょぼいっちゃあしょぼいんだけどそこはフィールドでカバー。
本作、実はこの猿の惑星の世界観も良かったんです。
とても広い世界。
荒廃した世界。
ほんの少しだけ「マッド・マックス」の世紀末感を彷彿とさせていました。

そして本作。
お話が結構興味深い物でありまして。
主人公達が辿り着いた惑星。
ここはどこなのか?
人間がいるけど言葉などの文化を身に着けていない様子。
そのかわりに猿たちが言葉を話し、生活している。
猿たちは人間を蔑み忌み嫌っている様子。
それは何故なのか??
ここら辺を会話を通しながら上手く伝えてくれる。
最後の最後で明かされる真実。
なるほどねぇと・・・。

ここからはネタバレで。
つまるところ、主人公達が降り立った惑星は実は未来の地球。
恐らく、戦争的な事なのか争いが起こって人類は一度滅びた様子。
そこで猿たちが進化をしてこの地球を征服していたんですね。
人間たちが驕り驕って自らの首を絞め廃れていったんです。
いつか起こり得る物語なだけに、
「ほほぅ・・・。」
と感心。

エンディングについて。
本作のエンディングは色んな所で語られていて。
正直、驚くまではいかなかったですが、やっぱりこの設定、着地は凄いなと素直に脱帽。

物語の描き方やお話自体がとても興味深かったです。
1960年代に作られた作品とは言えとても楽しめた本作。
本シリーズは5作目まで作られているようで。
これから彼らはどう進んでいくのか。
人間が招いた結果をどう繋げていくのか。

楽しみーーーーー!!

≪点数≫
  7点
                                           (15.08.29鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(2) | コメント(4)