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No.1122 『007 第12作 ユア・アイズ・オンリー』
No1122 『007 第12作 ユア・アイズ・オンリー』

1981年制作 英/米
監督:ジョン・グレン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
ギリシャ沖で遭難した英監視船には、東西均衡のバランスをも崩しかねないミサイル誘導装置ATACが積載されていた。引き上げの作業にあたっていた海洋考古学者が何者かに殺害されるに至り、ジェームズ・ボンドに出動の命が下った。

≪感想≫
007シリーズ第12弾。

前作前々作と少しおバカ傾向に走ってきた本シリーズ。

さて本作。
「ん?んん??少し毛色が変わったか!?」

これまでのおバカ作品の色もほんの少し残しつつ、完全なるアクションドンパチ映画に
様変わり。

良かった所。
ドッカンバッカンのアクション描写。
序盤、車イスに乗る男の後ろ姿、懐には白猫の姿。
「おっ!!こいつは、スペクターの大ボス、ブロフェルドじゃ!?」
これまでの作品の中で敵組織スペクターが出てきたときは少し面白かったもので、
結構、心踊ったり。
その期待はすぐに打ちのめされたのですが、ヘリコプターのアクション描写はカッコ良かったです。
中盤、スキー場での追いかけっこアクション。
何作目かでもこういうシーンはありましたが、時代が進んで技術も進化しているせいか、
格段にアクション描写がしっかりしていました。
ボブスレーやバイクとの追いかけっこは、これまたカッコ良かったです。
さらに中盤の海中アクションも良い感じでしたね。
ちょっとリアリティには欠けましたが、緊迫感があって◎。
他にも、ロッククライミングのスタントシーンもイケていました。
敵が岩に刺さっている杭みたいな物をカンカンと外していくシーンには、
「もっと要領良いやり方があるだろう!!」
と思わず苦笑してしまいましたが、これはこれで緊張感があって良かったですよ。
全体的にとにかく爆破のシーンが派手でしたね。
本当に直近のボンドシリーズとおさらばするかのごとく、アクションに特化していたようにみえました。
キャラクターについて。
前作ではジョーズと言うとても魅力的なキャラクターがいたのですが、本作でも一人。
それは、終盤、味方になるコロンボという男。
ヒゲ面で三枚目なんだけど愛すべきキャラクターでしたね。
流石に今後の作品には出るような濃いキャラクターでは無かったですが、
僕的には好感を持てた渋キャラでした。
本作のボンドガールも綺麗な方でしたね。
女優のキャロル・ブーケさん。
初見でしたが、魅力的で綺麗なお方でしたよ。

悪かった所。
パンチ力不足。
なんでしょうか・・・ちょっと物足りなく感じたんです。
前作までのおバカ作風。
あれはあれでちょっとインパクトはあったんですよね。
本作はやけに真面目に走った分、昔という事もあってやっぱり物足りなかったんです。

時代なのかなぁ・・・。
もうちょっと捻りやインパクトが欲しかったです。
惜しい!!

≪点数≫
  6点
                                           (15.08.14鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)