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No.1100 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
No1100 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

2014年制作 米
監督:ダグ・ライマン

≪キャッチコピー≫
『日本原作、トム・クルーズ主演。』

≪ストーリー≫
近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。

≪感想≫
トム・クルーズ主演作。

トム・クルーズと言えば「ミッション・インポッシブル」シリーズや、最近で言えば「アウトロー」など、
無敵感のあるアクションヒーローものの主演が多々あって。
僕的にそれらの作品は嫌いじゃなかったりするんです。

さて本作。
本作のトム・クルーズは最初は情けない所からドンドンレベルアップしていく戦士。

近未来。
強制的に戦場へ派遣されたケイジ。
そこである事をきっかけに死んでもまた振り出しへ。
死んでもまた振り出しへ。
無限のループ地獄へ苛まれる。
・・・んんーーー、この設定どこかで観たような気がするんだよなぁ・・・。
テレビゲームみたいなものですね。
死んでもその攻略法は記憶していてまた最初からスタートし直す的な。

この死んでも死んでもやり直せるという設定があるせいで、
ケイジはガンガン死んでいくんですよね。
それがちょっと面白い部分でもあって。
何回目かのトラックに轢かれて死ぬところなんて、思わず笑っちゃいましたよ。
「コントじゃん(笑)戦場にも行けてないじゃん(笑笑)」
ってね。
それでもケイジは少しずつ学んでいく。
順応性が速すぎるんじゃないかいってな疑問は置いといて、次に起こる事が分かっていて、
それに対してスイスイと行動するシーンはちょっとカッコ良かったり。
物語の流れもこの設定を結構活かしてました。

キャラクターについて。
主役のトム・クルーズは置いといて、ヒロインのリタがカッコ良かったな。
凄腕の女戦士感が漂っていて、それでいて英雄感もあって。
あの冒頭のでっかい広告塔の写真もイケていましたよね。
ケイジが入ることになるJ分隊のメンバーたち。
彼ら彼女らがもう少し活躍させてほしかったな。
少し無下にされていた感があったので。
そこはもったいなかったです。

アクションについて。
先日、ニール・ブロムカンプ監督の「チャッピー」のアクションを映画館で観たせいもあって、
本作の戦場シーンはちょっと物足りなかったかな。
もうちょっとあの、パワードスーツの性能を活かしてほしかったです。
クライマックスのアクションも、シチュエーションがちょっと暗くって、視覚的にも正直、
何をやっているのかはっきりわからなかったんですよね。
派手な事やっているんだろうなと言うのは分かるんですが、テンションガン上がりには繋がらなくって。
とほほ。

物語について。
本作は、原作本があるようで。
しかも、日本の方が書いたライトノベルなんですって。
凄いですねぇ。
ただし、色々な方の情報を読んでみると、原作本とは結構違った方向の作品だったらしいですね。
こちらも、正直、オチやクライマックスへの持っていき方が物足りなかったかな。
もう少しグッと盛り上げてほしかったです。
実はラストの着地もイマイチ納得できない部分もあったりして。
結局、綺麗に終わることができた・・・のか??といった所。
誰か教えてください(苦笑)

総括。
好きな所も多々ありましたが、全体的には物足りないと言ったところ。
トム・クルーズの魅力は存分に堪能できましたので良しとしよう。

≪点数≫
  6点
                                           (15.06.07鑑賞)



こちら原作本。
少し興味あります。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)