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No.1086 『フルスロットル』
No1086 『フルスロットル』

2014年制作 仏/カナダ
監督:カミーユ・ドゥラマーレ

≪キャッチコピー≫
『身体能力【全開(フルスロットル)】で跳べ。』

≪ストーリー≫
マフィアたちがはびこる無法地帯となっているデトロイトの一角。そこに潜り込み、マフィアの動向を探る潜入捜査官ダミアン(ポール・ウォーカー)は、彼らがデトロイト市民300万人をターゲットに中性子爆弾を起動させようとしている情報をつかむ。彼は、マフィアにさらわれた恋人を取り戻そうとする圧倒的身体能力を持つ男リノ(ダヴィッド・ベル)と協力し、10時間後に迫る中性子爆弾の起動を阻止することに。敵が次々と立ちはだかる中で爆弾と恋人を捜す二人だが、事態の裏には巨大な陰謀がうごめいていた。

≪感想≫
以前観たアクション映画「アルティメット」シリーズのハリウッドリメイク作品。
主役のダヴィッド・ベルはそのまま起用し、相棒役のダミアンを大好きポール・ウォーカーが担当。
ポール・ウォーカーは昨年、交通事故で亡くなるという訃報があり、本作は彼が最後まで撮り終えた
最後の作品となります。
最近、「ワイルド・スピード」最新作を鑑賞し、最高の別れ方をしたのですが、
やはり彼の活躍をもっと見たいという事で本作を鑑賞。

さてさて。
ストーリーについて。
ストーリーは基本的に「アルティメット」と同じ。
と言うか、ほぼ一緒と言っても良いぐらい。
フランスのお話がアメリカに変わったくらいかな。
本作ってハリウッドでのリメイクとは言え、ヨーロッパコープ制作の作品なんですね。
良くも悪くもガチャガチャ感は相変わらずでしたよ(苦笑)
あと、少し改変したと思われるところがヒロインが、リノの妹と言う設定から元恋人と言う設定に。
これって意味があるのかな。
設定的に兄妹愛のほうがちょっと良かったような気も・・・。
そして、粗挽きストーリーならではのツッコミ所が。
ラスト、いつの間にか敵役だった奴が味方になっていて。
あれ?こんなキャラクターだったっけって思っちゃったり。
まぁ・・・まぁ・・・・まぁ・・・。
一応、本作は一度観ている内容だからか、多少の違和感は感じたものの概ね楽しめました。

アクションについて。
主役のダヴィット・ベルはパルクールアクションの第一人者。
やはり彼をそのまま起用しているだけあって、アクションは超最高でしたよ。
やっぱり彼の繰り出すアクションは観ていてワクワクするんですよね。
ピョンピョンクルクルと飛び跳ねながらの移動も楽しいし。
それを活用した格闘術も◎。
あの壁を使って三角飛びとかをする感じがイケているんですよね。
撮り方も分かっていて、スローと早回しを駆使してスタイリッシュに撮っていて。
ただ、正直アクションについては「アルティメット」シリーズの方が凄かったかな。
ダヴィッド・ベルの年齢も関係しているのかな。(ちなみに「アルティメット」は2004年制作)
あとは、ポール・ウォーカーのアクションもカッコいいんだけど、オリジナルの
シリル・ラファエリの方が生身感があったような。

キャストについて。
やっぱりこのお方の事を語らない訳にはいきません。
大好きポール・ウォーカー。
先ほどアクションはオリジナルのシリル・ラファエリの方が良かったと書いていますが、
そういう事じゃないんです。
彼にはやっぱり華があるし、昨年、ああいう事故があって、もう彼の作品を観る事ができないと思うと、
やっぱり本作は観るべき作品なのです。
彼らしいアクション(カーアクション)もふんだんに盛り込まれていたし、エンディング後の
あのメッセージを見せられるとやっぱりグッとくるものがあって。
「ワイルド・スピード」のあのストーリーに絡めた終わり方が素敵すぎたのですが、
本作は本作で良かったと思います。
彼らしい作品だったなって。

とにもかくにも。
ダヴィット・ベルのパルクールアクションだけでも観る価値はあると思うし、
何と言ってもポール・ウォーカーの遺作となればもちろん観るべき作品だと思います。

先日「ワイルド・スピード」の感動の余韻も残りつつの本作は
やはり素晴らしいと言わざるをえない。
おススメです。

≪点数≫
  8点
                                           (15.05.03鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)