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No.1061 『007 第02作 ロシアより愛をこめて』
No1061 『007 第02作 ロシアより愛をこめて』

1963年制作 英
監督:テレンス・ヤング

≪キャッチコピー≫
『映画史上最高の面白さと
 たたみかける連続アクションとを
 ひっさげてこの傑作が帰って来た!』

≪ストーリー≫
英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった……。

≪感想≫
007シリーズ第2弾。
かなり昔の作品と言うこともあって、実は前作はあまり楽しめなかったんですよね。
ドッカンバッカンのアクションを見せようとするも、さすがにこの時代の設備・技術では難しくって。

本作も1960年代の作品。
あれ!?あれあれ!?
その時代にしてはとても派手なのでは!?
爆破シーンも多用していて。
例えばクライマックスのヘリコプターの爆破シーン。
例えばクライマックスのボートチェイスシーン。
意外にもドッカンバッカンやっていたんですよね。
ここら辺は少し好感持てました。
アクションに関しては少しおざなりでしたね。
ショーン・コネリーはアクションが不得意なのかな。
列車内での格闘シーンや所々に出てくる格闘シーンはちょっと、
どんくさいようにも見えたかな。
ここは、今風の撮り方でカチャカチャっと分からないようにスピーディーに撮っていれば
カッコ良く見えたのかなと。
まぁ、この時代じゃ撮影技術も追い付いていないのでしょうね。
しょうがないか。

やっぱりこの時代の作品はキャラクターと演出、お話で勝負!!
まずはキャラクター。
前作でジェームス・ボンドのキャラクターはつかめていたので、本作でも十分に堪能。
とにかくジェームス・ボンド演じるショーン・コネリーがカッコ良い!!
渋くてスマートでいかにも英国紳士な感じがイケているんですよね。
ただ、度が過ぎるほどの女好きではありますが・・・(笑)
そして、本作では、敵集団スペクターが良かったですね。
No.で呼ばれた幹部集団は、まる大人気漫画「ワンピース」のB.W(バロック・ワークス)みたい。
こいつらは、今後も出てくるのかな。
一人一人のキャラ立ちもできていて良い感じでした。
特にNo.3のあのオバさんにはやられました。
あの最後の靴に仕込んだ毒ナイフを使っての格闘には笑わされましたよ。
本作は前作にもまして敵味方、キャラがしっかりと確立していたので楽しめました。
次に演出とお話。
本作はラストまでの持っていき方がとても良かったですね。
一難去ってまた一難。
それが過ぎてもまた一難。
どんどん切り抜けてもまた次の展開がの繰り返し。
最後の最後まで飽きる事が無かったんです。
とにかく最後まで楽しめましたよ。

クライマックスにもなると、「まだこれ以上見せ場があるのか!!」
と嬉しいため息。
しかも徐々に徐々に上がってきた感があるんですよね。
綺麗に見せてくれたなって感じ。

鑑賞後色々調べると、やっぱり本作はシリーズの中でも人気のある作品みたい。
なるほど納得。
とっても良い作品でした。

この調子でどんどん観ていくぞー。

≪点数≫
  8点
                                           (15.02.11鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)