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No.1059 『セブン・サイコパス』
No1059 『セブン・サイコパス』

2012年制作 英
監督:マーティン・マクドナー

≪キャッチコピー≫
『イカれた奴<サイコパス>、募集!』

≪ストーリー≫
脚本家のマーティ(コリン・ファレル)は、新作『セブン・サイコパス』の執筆に行き詰まっていた。 親友のビリー(サム・ロックウェル)は脚本執筆の手助けをしようと、マーティに事前に相談することなく、ネタ集めのためにサイコパス募集の広告を出す。その後、ウサギを持つ殺人犯、犬をこよなく愛するマフィア、殺し屋が集まるのだが……。

≪感想≫
タイトルに惹かれて鑑賞。
7人のサイコパスが揃いも揃ってバトルを繰り広げる的なお話かなって。
さて、いざ蓋を開けてみると・・・。

ん?おもてたのと違ーう。
ただ、これはこれでなかなか良くできた作品で。

1つ目。
キャストがとても豪華!!
フォーン・ブース」のコリン・ファレル。
月に囚われた男」のサム・ロックウェル。
ゾンビランド」のウディ・ハレルソン。
ニック・オブ・タイム」のクリストファー・ウォーケン。
薬指の標本」のオルガ・キュリレンコ等々。
観た事のある顔ぶれが良い感じでワイワイとやってくれていました。
僕的にはやっぱり、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェルが良かったな。
クライマックスの戦いは決して派手では無かったのですが、クスリとしたやりとりと着地に
「なるほどねぇ」
と唸らされたり。
とにかく、各キャラクターがしっかりと立っていましたよ。

2つ目。
一つ一つのお話が良かったです。
例えばクリストファー・ウォーケン演じるハンスのラストの作り話からの最期。
ベトナム人サイコパスの作り話をグッとした感じにしていて、
自害をしようとする僧侶に仲間が
「そんなことしたって何も変わらない。」
の言葉に、
「・・・変わるかもしれない。」
との返答。
じーーーーん・・・シビれましたよ。(軽涙)
あとは、ハンスの正体のオチも全然気づかなくって、分かった瞬間
「おぉーーーー。」
って。
トム・ウェイツ演じるザカリアから語られる過去のお話もキャッチーでしたね。
シリアルキラーを狙ってまわるサイコパスのお話。
ゾディアックの名前が出た時は
「おっ、こいつ知ってる!!」
って。
他にもサム・ロックウェルの正体も分かった時はなるほどなと思ったりね。
とにかく一つ一つのお話に求心力があって楽しく鑑賞することができました。

ただなぁ・・・。
ここからは残念な所ですが、前述したお話の繋がりがイマイチ上手じゃなかったんですよね。
巧みに繋げてくれていれば、もっと楽しい作品に仕上がっていたかと思うんですけど、
ブツ切りと言うか、ちょっと難しかったかなって。
もったいないなぁ・・・。

とにもかくにも味のある役者陣の共演。
一人でも知っている役者さんがいたら観てもいいかも!?


≪点数≫
  6点
                                           (15.02.07鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)