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No.1065 『ダラス・バイヤーズクラブ』
No1065 『ダラス・バイヤーズクラブ』

2013年制作 米
監督:ジャン=マルク・ヴァレ

≪キャッチコピー≫
『「くたばれ!」と社会は言った。「くたばるか!」と男はたった一人で戦いを挑んだ。』

≪ストーリー≫
1985年、電気工でロデオカウボーイのロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)は、HIV陽性と診断され余命が30日だと言い渡される。アメリカには認可治療薬が少ないことを知った彼は代替薬を探すためメキシコへ向かい、本国への密輸を試みる。偶然出会った性同一性障害でエイズを患うレイヨン(ジャレッド・レトー)と一緒に、国内未承認の薬を販売する「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立するが……。

≪感想≫
本作、実際にあったお話を基に作られた作品らしくって。
なるほどねぇ・・・。
ダメ男が死と向き合う事によって成長していく良作でした。

俳優さんについて。
本作の見どころは何と言っても俳優力。
主演のマシュー・マコノヒーと助演のジャレッド・レト。
お二人は本作でアカデミー主演男優賞と助演男優賞を受賞されました。
二人ともガリッガリに絞って、HIV患者を熱演。
実は、僕はお二人の作品は初見なのですが、元々の姿(特にマシュー・マコノヒー)を
見てびっくり。
元々マッチョなお方だったんですね!!
いやはや役者魂ですな。
少し「アメリカン・ハッスル」の方々を思い出したり・・・。
あの作品も役者たちの演技合戦が凄かったもんなぁ・・・。

キャラクターについて。
俳優さん達の化けっぷりも凄かったんですが、僕的にはお話、主役のロン・ウッドルーフが
好印象で。
基本的にこいつはダメな奴だったんです。
酒、女、ドラッグ、金。
欲にまみれた生活を送っていて。
冒頭の仲間から、かけ金をくすねるシーンには
「あぁ、なんてクズな奴なんだ。」
って。
それが病気に蝕まれ死を身近に感じた時から・・・。
不屈の闘志が湧きあがる。
生への渇望。
社会から、現在から隔離されようとした男が、なにくそ根性で立ち上がる。
基本的にやっている事、動機は不純かもしれない。
ただ、それが彼を生かし活かす。
ここでまず一つの成長を遂げる。
そして彼は世の中の仕組みの矛盾にぶつかる。
パートナーであるレイヨンの死。
ロンはまた立ち上がり生きて活きてくる。
次は自らのためではなく、周りの人たちのために。
ここで二つ目の成長が。
スーパーでのレイヨンをかばうシーン。
お金がなくてもダラス・バイヤーズ・クラブの会員に入れてあげるシーン。
ちょっとシビれました!!

あと本作の好印象の一因として、作品の描き方も良かったです。
エンタメ性を抑えた感じ。
そこまで起伏の激しくなく淡々とした描き方。
そこが観ているこっちに考える余韻を与えてくれていたんですよね。
ここは上手いなと。

とにもかくにも。
俳優さん達の演技も良かったのですが、僕的には物語が◎。
負け犬の成長譚として、とても良作でした。


≪点数≫
  8点
                                           (15.02.22鑑賞)


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No.1064 『罪の手ざわり』
No1064 『罪の手ざわり』

2013年制作 中/邦
監督:ジャ・ジャンクー

≪キャッチコピー≫
『この世の定めか、
     あゝ無情――。』

≪ストーリー≫
山西省の村で共同所有していた炭鉱で、利益を吸い上げられてきた炭鉱作業員(チアン・ウー)。重慶の妻子に出稼ぎとうそをつき、仕送りを送る強盗(ワン・バオチャン)。かなわぬ恋を続けて年を重ねきた湖北省の女(チャオ・タオ)。職を転々とし、ナイトクラブのホステスとの恋に思い悩む男(ルオ・ランシャン)。虐げられてきた彼らはついに事件を起こしてしまう。

≪感想≫
中国の片田舎で起こる4つの暴力。
それぞれが抱える心の闇。

4つの物語。
とある男は自らの正義から。
とある男は自らのプライド、家族のために。
とある女は抑圧された自らの地位のために。
とある少年は初めての社会での無力感から。
それぞれのフラストレーションは静かに溜まっていく。
そして静かにそれは爆ぜる。

良かった所。

本作は田舎を中心とした物語。
中国の壮大な景色を主体とした画。
映っている物は哀しく物憂げな物語なんだけど、とても魅力的な景色。
一度は行ってみたいもんだなんて思わせてくれる。

そしてそこに映る人間たち。
ドキュメンタリーを取っているかのごとく自然体。
確かにそこで起こっているかのような実在感と物語。
例えば1つ目のお話。
ショットガンでバンバン殺人を犯していくんだけど、ドラマチックではなく
粛々とその事件は続いていく。
もちろん暴力は反対だし、そこで起こっていることはダメな事なんだけど、
そこまでの過程をしっかりと飲み込んでいるせいか、納得させられてしまう。
他のお話もそう。
3つ目の女性のお話。
不倫をしていて上手くいっていない彼女。
最後に男たちに罵られついにはキレてしまう様には、これまたダメだと思いつつも
同情している自分がいて。
ラストの少年もそうですね。
社会に出て、自分の無力感や見てはいけないもの、もがいても、あがいても、
どうにもならない事があるんだって見極める時。
彼はついに行動を起こす。
それは刹那的で瞬間的。

観ているこちらは息をのむ。

鑑賞後。
色々と考えてみる。
久しぶりにこんなにも余韻が残る作品を観た。

田舎だからか。
それとも中国と言う国がそうさせるのか。
どの時代にも、どの国にも、そういう現状は潜んでいる。
人間の業、性みたいなものを芸術的に詩的に映し出した良作でした。

※レビューを書いて一ヵ月後。
 まだ余韻が残っている。
 やっぱり凄い作品かも。

≪点数≫
  8点
                                           (15.02.15鑑賞)

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No.1063 『オー!ファーザー』
No1063 『オー!ファーザー』

2013年制作 邦
監督:藤井 道人

≪キャッチコピー≫
『助けてくれ、オヤジ!』

≪ストーリー≫
大学教師の悟(佐野史郎)、ギャンブラーの鷹(河原雅彦)、体育教師である勲(宮川大輔)、元ホストの葵(村上淳)と父親を自称する男4人と同居する高校生の由紀夫(岡田将生)。何かと干渉してくる父親たちをわずらわしいと感じてしまう中、彼は何者かに監禁されてしまう。悟、鷹、勲、葵は、一致団結して由紀夫を救出しようとするが……。

≪感想≫
大好き伊坂幸太郎原作の小説を映画化。
伊坂作品は映画化がされやすいのかな。
これまで「陽気なギャングが地球を回す」「ラッシュライフ」「ゴールデンスランバー」等々・・・。
かなりの作品が映画化されてきました。
本作でなんと10作品目!!
すっごいですねぇ・・・。
もちろん原作大好きな私は全作品観ましたよ。
お気に入りは「フィッシュストーリー」「ゴールデンスランバー」辺りかな。

さて本作。
むむむ・・・何だか重いなぁ・・・。
伊坂作品が持つイメージは軽やかさ。
軽快なリズムとトークと展開でグイグイと引き寄せられる印象。
例に挙げると「重力ピエロ」と言う作品。
すっごい重いお話なんだけど、軽快に語りかける。
それこそ作品の中で
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ 。」
的な言葉があったくらい。
残念ながら映画版はそれが活かしきれていませんでしたが・・・。
とにかく、本作もその軽やかさを伝えきれていなかったような。

ただ本作は先に書いた「重力ピエロ」のようなトーンの軽重ではなく、テンポの軽重に違和感が。
お話自体、空気感自体には軽やかさはあったんです。
設定も一妻多夫という面白い世界観と、ギャグと軽いトークでワクワクさせてくれてはいたんです。
うーーーん・・・。
語り口のテンポが悪いからか、ちょっと観ていて違和感がドンドン出てきたんですよね。
悪い意味でツッコむ余韻を与えてくれているというか。
おそらく一番のクライマックスのシーン。
由紀夫が電線を伝ってマンションから逃げる所。
本来ならあそこでカタルシス爆発!!
なんでしょうけど、スローモーションで撮っているせいかスピード感が足りなくって
思わず失笑。
なんだかなぁ・・・。

あとね。
伊坂作品の特徴としてたくさんの伏線が一気に回収されていく気持ち良さがあるんですが、
映画版の本作では全く活きず。
一つ一つの伏線がとてもわざとらしく、あからさま過ぎて、
「あっ、きっとこの後にこの伏線が回収されるんだろうなぁ」
って面白み半減。
手旗信号のくだりとか、誘拐後の携帯電話の会話のやりとり、マンションの
住民(男性に振られた女性)とのくだり等々。
とにかくわざとらしくてイマイチ感がありました。

キャラクターについて。
主人公の由紀夫は4人の父親に育てられた変わった少年。
「ん・・・?以前どこかで観たような・・・。」
と思ったら先日観た韓国映画「ファイ 悪魔に育てられた少年」でした。
あれは犯罪集団に育てられた少年でしたが、本作はまっとうな大人、
愛の溢れる大人に育てられてきた少年。
たくさんの愛情を受けた子供はどんな環境でもしっかりと育つと言ったところでしょうか。
由紀夫は違った親父の良い所をしっかりと引き継いだ正義感の強い少年に育っていましたよ。
そして4人の父親もしっかりとキャラクター立ちができていて◎。
それぞれに良い所があって良かったんですよね。
由紀夫を含めた5人はとても素敵で良い感じでした。
ただねぇ・・・。
サブキャラがこれ以上ないくらいどうでもいいというか、邪魔くさかったんですよね。
自称由紀夫の彼女である多美子。
この娘が全然魅力的でなかったんです。
快活な娘に描きたかったんでしょうが、ただガチャガチャしているだけの、
ある意味トラブルメーカー。
しかもその行動に、本人の意思が感じられず、ただの物語を進行させるためだけの
行動に見えてピンとこなかったんですよね。
由紀夫の友達のマスジ君もそう。
こいつもすっごい嫌なヤツで。
自分がやった事にも平気な顔してヘラヘラしてる。
こんな性格の奴が、由紀夫や父親たちと仲良くやっているのが分かんない。
幼馴染で、小さいころから一緒に遊んでいるのに、こんな奴に成長するわきゃないだろうと
思えるくらいのバカなヤツ。
この二人の存在がこの作品を台無しにしたと言っても過言ではないのでは。
残念無念。

とにもかくにも。
小説自体はとっても好きなだけに、このテンポや演出はとても違和感がありましたよ。
親子の関係性とか、所々暖かいやり取りもあっただけに残念。
母親の顔も出演させなかったのは良かったですね。
母親を出してしまうと、軸がぶれますもん。

さてさて。
どんどん映画化される伊坂作品。
次は何が映画化されるかな。
何だかんだで楽しみですな。

≪点数≫
  3点
                                           (15.02.14鑑賞)



こちら原作。
もちろん大好き!!

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No.1062 『ミュータント・タートルズ』
No1062 『ミュータント・タートルズ』

2014年制作 米
監督:ジョナサン・リーベスマン

≪キャッチコピー≫
『背負っているのは、人類の未来。』

≪ストーリー≫
ニューヨークで悪事を働く犯罪組織フット団を追っていたテレビレポーターのエイプリル(ミーガン・フォックス)は、ある日、強盗に入ったフット団をこらしめる何者かの姿を目撃する。数日後、エイプリルは別の現場でフット団をやっつける何者かに遭遇。撮影に成功するも、そのヒーローたちの正体は人間の言葉を話し、体長180センチもあるカメだった。

≪感想≫
アメコミ原作のヒーローもの。

昔々、スーパーファミコンをやり倒していた僕は、
一時、この「タートルズ」にはまっていた時期がありまして。
ステージをクリアするたびに発せられる掛け声
「カワバンガ!!」
これがもう気持ち良くて気持ち良くて。
そんな思い出がよみがえった本作。

超ド級のエンタメ作品でした!!
粗挽き感満載のストーリー。
これ以上ない非リアル的な演出。
過激なアクションの数々。
頭からっぽ。
それこそ少年のころに戻って観る事のできる作品。
とっても楽しめました。

キャラクター。
なんといってもこのカメ4人組!!
これはもうハズレなし。

「レオナルド」
カラ―:青
武器:刀
リーダーで長男坊

「ミケランジェロ」
カラ―:オレンジ
武器:ヌンチャク
お調子者のムードメーカー

「ドナテロ」
カラ―:紫
武器:混
頭脳派のメカニック担当

「ラファエロ」
カラ―:赤
武器:サイ
乱暴者で男義溢れるアツい奴

それぞれが立っていて魅力的。
どっち派!?なんて聞かないでくれ。
それぞれイケてんだよねぇ。
こいつらの一番のウリはやっぱりティーンエイジャーと言う部分。
中2心をくすぐるキャラクターに応援したくなっちゃうというかグッとくるというか。
クライマックス、ラストのラストでのラファエロのアツい心境吐露には
「うんうん。みなまで言うな、分かってるぞ!!」
と思わず唸るばかり。
ミケランジェロのお調子者っぷりも愛くるしくって◎。
とにかく彼らの一挙手一投足に目が離せなかったり。
彼らの子どもからの成長期をアニメっぽく演出していたのがcoolでした。
見た目も性格もワンパク坊主たちで、その成長期をずっと見ていたかったですよ(笑)

そして彼らに「センセイ」と呼ばれるネズミ先生のスプリンター。
名作「ベストキッド」のミヤギ先生を彷彿とさせる佇まい。
格闘シーンもイケていて、食い入るように観てしまいました。
彼の語り口もgood!!

他にも敵キャラのシュレッダーは日本の侍キャラでしっかりと確立していて良い感じだったし。
エリック博士演じるウィリアム・フィクナーは、いかにも悪役顔で、出てきて一発で
「あっ!!こいつ絶対悪い奴!!」
って思ったら、その通りだったり(苦笑)
ヒロインのエイプリル&ドライバー・ヴァーンの痴話喧嘩っぽいやりとりも安っぽくて最高。

とにかく出てくる奴らは愛すべきキャラクターばかりでした。

演出について。
本作はとにかく見せる作品。
ド派手にドンパチ、右へ左へ上へ下へ八面六臂のカメラワーク。
格闘シーンも最高。
雪山のカーチェイスも最高。
クライマックスのシュレッダーとのバトルも最高。
軽くて楽しくて難しくない演出。
良いですねぇ・・・。

とにかくノリが軽くてイケている本作。
唯一僕的不満が一点。
それは・・・。
短すぎ(苦笑)
もっともーーーっと彼らのアクションを観ていたかったなぁ。
さらにドンガラガッシャンが観たかったなぁ。

さてさて。
本作はもちろん全米でも大ヒットしたみたい。
きっとこりゃ続編がでるぞーーー!!

楽しみです!!
「カワバンガ!!」

≪点数≫
  9点
                                           (15.02.13鑑賞)

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No.1061 『007 第02作 ロシアより愛をこめて』
No1061 『007 第02作 ロシアより愛をこめて』

1963年制作 英
監督:テレンス・ヤング

≪キャッチコピー≫
『映画史上最高の面白さと
 たたみかける連続アクションとを
 ひっさげてこの傑作が帰って来た!』

≪ストーリー≫
英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった……。

≪感想≫
007シリーズ第2弾。
かなり昔の作品と言うこともあって、実は前作はあまり楽しめなかったんですよね。
ドッカンバッカンのアクションを見せようとするも、さすがにこの時代の設備・技術では難しくって。

本作も1960年代の作品。
あれ!?あれあれ!?
その時代にしてはとても派手なのでは!?
爆破シーンも多用していて。
例えばクライマックスのヘリコプターの爆破シーン。
例えばクライマックスのボートチェイスシーン。
意外にもドッカンバッカンやっていたんですよね。
ここら辺は少し好感持てました。
アクションに関しては少しおざなりでしたね。
ショーン・コネリーはアクションが不得意なのかな。
列車内での格闘シーンや所々に出てくる格闘シーンはちょっと、
どんくさいようにも見えたかな。
ここは、今風の撮り方でカチャカチャっと分からないようにスピーディーに撮っていれば
カッコ良く見えたのかなと。
まぁ、この時代じゃ撮影技術も追い付いていないのでしょうね。
しょうがないか。

やっぱりこの時代の作品はキャラクターと演出、お話で勝負!!
まずはキャラクター。
前作でジェームス・ボンドのキャラクターはつかめていたので、本作でも十分に堪能。
とにかくジェームス・ボンド演じるショーン・コネリーがカッコ良い!!
渋くてスマートでいかにも英国紳士な感じがイケているんですよね。
ただ、度が過ぎるほどの女好きではありますが・・・(笑)
そして、本作では、敵集団スペクターが良かったですね。
No.で呼ばれた幹部集団は、まる大人気漫画「ワンピース」のB.W(バロック・ワークス)みたい。
こいつらは、今後も出てくるのかな。
一人一人のキャラ立ちもできていて良い感じでした。
特にNo.3のあのオバさんにはやられました。
あの最後の靴に仕込んだ毒ナイフを使っての格闘には笑わされましたよ。
本作は前作にもまして敵味方、キャラがしっかりと確立していたので楽しめました。
次に演出とお話。
本作はラストまでの持っていき方がとても良かったですね。
一難去ってまた一難。
それが過ぎてもまた一難。
どんどん切り抜けてもまた次の展開がの繰り返し。
最後の最後まで飽きる事が無かったんです。
とにかく最後まで楽しめましたよ。

クライマックスにもなると、「まだこれ以上見せ場があるのか!!」
と嬉しいため息。
しかも徐々に徐々に上がってきた感があるんですよね。
綺麗に見せてくれたなって感じ。

鑑賞後色々調べると、やっぱり本作はシリーズの中でも人気のある作品みたい。
なるほど納得。
とっても良い作品でした。

この調子でどんどん観ていくぞー。

≪点数≫
  8点
                                           (15.02.11鑑賞)


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No.1060 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』
No1060 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』

2007年制作 米/独/英/オランダ
監督:フランク・オズ

≪キャッチコピー≫
『最期のお別れは、
笑って泣いて
さようなら』

≪ストーリー≫
父親の葬儀を控え、実家のハウエルズ家で親族や友人を待つ長男ダニエル(マシュー・マクファディン)。彼は参列者の誰もがダニエルでなく、小説家の次男ロバート(ルパート・グレイヴス)の弔辞を期待していることに気分を害していた。一方、ダニエルの従妹、マーサ(デイジー・ドノヴァン)は自分の父に婚約者を気に入ってもらおうと必死で……。

≪感想≫
ほっこりほくほく後味の良い良作でした。

冒頭、重々しく哀しい空気感の中に運ばれてくる父親の棺桶。
息子がふたを開いて確認すると・・・。
「・・・?
  ・・・誰ですかこれ??」
ふふふ。
ここで流れるポップな音楽。
このオープニングで作品の全体を表してくる見事な演出。
ここだけでも観れて良かったなって。
巧みですねぇ・・・。
ここから怒涛のドタバタブラックコメディの応酬。

ハウエルズ家のお葬式に集う数々の面々。
息子やら兄弟やらその婚約者やら友人やら・・・。
ちょっと登場人物が多くて、人間関係も複雑なんですが、問題ないない。
それぞれがきっちりとキャラ立ちできていてインパクトもある。
もちろん掴みきれない部分も多々あったんですが(苦笑)
ただ、それもそこまで問題なかったり。

笑いについて。
正直ね。
海外のコメディってあんまり笑えなかったりすることが多いんです。
文化の違いなのか、センスの違いなのか。
本作も品の無さが、僕のボーダーラインをひょいと越えてしまっていて。
最初は笑えたシーンもドンドン笑いがひきつりに変わり、嫌悪に変わりと。
ちょっと最後の方は早く終わらないかなんて思ったりもしていたりして。
いききった笑いも嫌いじゃないのですが、本作のそれは、あまりノリきれなかったんですよね。
残念!!

ただ、どうしても嫌いになれない本作。
その理由は物語の着地の仕方。
最後までドタバタドタバタとブラックな笑いが繰り広げらる本作。
ちょいとお下品な笑いに引きながら着地を待っていたら・・・。
長男ダニエルの弔辞が始まる。
ここで抑えた台詞の数々。
ジ・ジ・ジ・ジーーーーーン・・・。
生きていればいろんなこともあるさ。
きっとそれは誰だって同じなんだよ。
どんなに色んなことがおころうと、どんな人間であろうと、それを認め、受け入れ、
送り出してやろーじゃないかと。
周りのみんなもその声を聞いてきっと暖かくなる。
良いですねぇ。

物語の中で登場人物が成長し終わっていく。
なんて良い作品なんでしょう。

終わりよければ全て良し!!
そんな良作でした。


≪点数≫
  7点
                                           (15.02.07鑑賞)


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No.1059 『セブン・サイコパス』
No1059 『セブン・サイコパス』

2012年制作 英
監督:マーティン・マクドナー

≪キャッチコピー≫
『イカれた奴<サイコパス>、募集!』

≪ストーリー≫
脚本家のマーティ(コリン・ファレル)は、新作『セブン・サイコパス』の執筆に行き詰まっていた。 親友のビリー(サム・ロックウェル)は脚本執筆の手助けをしようと、マーティに事前に相談することなく、ネタ集めのためにサイコパス募集の広告を出す。その後、ウサギを持つ殺人犯、犬をこよなく愛するマフィア、殺し屋が集まるのだが……。

≪感想≫
タイトルに惹かれて鑑賞。
7人のサイコパスが揃いも揃ってバトルを繰り広げる的なお話かなって。
さて、いざ蓋を開けてみると・・・。

ん?おもてたのと違ーう。
ただ、これはこれでなかなか良くできた作品で。

1つ目。
キャストがとても豪華!!
フォーン・ブース」のコリン・ファレル。
月に囚われた男」のサム・ロックウェル。
ゾンビランド」のウディ・ハレルソン。
ニック・オブ・タイム」のクリストファー・ウォーケン。
薬指の標本」のオルガ・キュリレンコ等々。
観た事のある顔ぶれが良い感じでワイワイとやってくれていました。
僕的にはやっぱり、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェルが良かったな。
クライマックスの戦いは決して派手では無かったのですが、クスリとしたやりとりと着地に
「なるほどねぇ」
と唸らされたり。
とにかく、各キャラクターがしっかりと立っていましたよ。

2つ目。
一つ一つのお話が良かったです。
例えばクリストファー・ウォーケン演じるハンスのラストの作り話からの最期。
ベトナム人サイコパスの作り話をグッとした感じにしていて、
自害をしようとする僧侶に仲間が
「そんなことしたって何も変わらない。」
の言葉に、
「・・・変わるかもしれない。」
との返答。
じーーーーん・・・シビれましたよ。(軽涙)
あとは、ハンスの正体のオチも全然気づかなくって、分かった瞬間
「おぉーーーー。」
って。
トム・ウェイツ演じるザカリアから語られる過去のお話もキャッチーでしたね。
シリアルキラーを狙ってまわるサイコパスのお話。
ゾディアックの名前が出た時は
「おっ、こいつ知ってる!!」
って。
他にもサム・ロックウェルの正体も分かった時はなるほどなと思ったりね。
とにかく一つ一つのお話に求心力があって楽しく鑑賞することができました。

ただなぁ・・・。
ここからは残念な所ですが、前述したお話の繋がりがイマイチ上手じゃなかったんですよね。
巧みに繋げてくれていれば、もっと楽しい作品に仕上がっていたかと思うんですけど、
ブツ切りと言うか、ちょっと難しかったかなって。
もったいないなぁ・・・。

とにもかくにも味のある役者陣の共演。
一人でも知っている役者さんがいたら観てもいいかも!?


≪点数≫
  6点
                                           (15.02.07鑑賞)


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No.1058 『大脱出』
No1058 『大脱出』

2013年制作 米
監督:ミカエル・ハフストローム

≪キャッチコピー≫
『"完全"を超えろ そこは、地図にのらない動く要塞。』

≪ストーリー≫
陸から離れた海上に存在する、通称墓場と呼ばれるタンカー監獄。ある日、その監獄に、世界でもトップレベルののセキュリティーコンサルタントのブレスリン(シルヴェスター・スタローン)が身に覚えのない罪で投獄される。ブレスリンは、自らが設計に携わったこの監獄から脱出することを決意。しかし、囚人たちのボス、ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)がブレスリンの前に立ちはだかり……。

≪感想≫
「ロッキー」シリーズのシルベスタ・スタローン。
「ターミネーター」シリーズのアーノルド・シュワルツェネッガー。
80年代の2大アクションスターの本格共演作。

これがアガらない訳ないでしょう!!
近年、この二人が復活して映画界を賑わせている。
スタローンは「バレット」。
シュワちゃんは「ラストスタンド」。
そして二人の共演作「エクスペンダブル」シリーズ。
どれも良作で、特に「ラストスタンド」は昨年のベストに食い込む勢い。
「エクスペンダブルズ」のスーパースター祭り感も最高でした。

とにかく、またこの二人が共演してくれてドッカンバッカンやってくれる。
それだけでもう2・3点は上がっちゃう訳です。

まず見所である二人の共演について。
ワイワイキャッキャっと二人仲睦まじく、脱獄に向けてプランニング。
お得意の肉弾戦、銃撃戦はちょっと少なくって物足りないですが、まぁいっか。
本作は、とにかく二人のやりとりが多い。
内容云々は置いといてそこだけを観てほしい的なね。
こっちはもう二人のやりとりを堪能すれば良いんです!!

・・・なんてベタ褒め感満載で書いていますが・・・。
実は、お話自体はものすごーーーーく粗挽きでツッコミ所満載なんですよね。
お話だけで言ったら、全然つまんない訳ですよ。
脱獄のプロが、超ハイテクで厳しい監獄からの大脱出を図る。
そんなお話なんですが、そもそも・・・。
この監獄。
全然、厳しくなーーーーい!!
普通に囚人同士がお喋りもできるし、喧嘩もできる。
普通の刑務所と何ら変わりない。
むしろ、こっちの方が優しかったりするんじゃん?みたいな。
脱獄不可能的な絶望感がまるでないんですよね。
そもそも、シュワちゃん、スタローンが囚人としているんですよ!!
看守たちももっとチェックしなきゃ(笑)
あまりにもフリーで動かせすぎ!!
脱獄までの過程が緻密過ぎず、二人の肉体に表される通り、雑で粗暴で、
ある意味成り行き任せ的な部分も多くって。
そこら辺はもっとカッコよく知的に企てても良かったのかなぁって。
うーーん、そうすると二人の良さが死んじゃうのか・・・。
やっぱりこれはこれで良しとする・・・か?

サブキャラ達の扱いも結構、地味だったり。
チーフ看守の男。
どこかで見たことあんななんて思ったらヴィニー・ジョーンズさん。
大好きガイ・リッチー監督の「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
スナッチ」にも出てた俳優さんだ!!
ただ、本作では全然活躍しなかったぁ・・・残念。
他にも署長役のジェームズ・カヴィーゼル、医者のサム・ニールあたりもキャラ立ちが
イマイチできていなかったかな。
唯一、カッコよく映っていたのがジャベド役のファラン・タヒール。
二人を良い感じでサポートする役どころで少しシビれましたよ。

本作はとにかくこの二人のやりとりや、アクションをどう撮るか。
そこに力を注いでいたんですよね。
なのでそこに特化して鑑賞して観ればこんなにも楽しい作品は無いという訳で。
ただこの二人に何の思い入れの無い諸君。
特に女性、子供には全然つまらない作品なんじゃないでしょうか(苦笑)


≪点数≫
  6点
                                           (15.02.01鑑賞)


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No.1057 『インターセクション』
No1057 『インターセクション』

2013年制作 仏
監督:デビッド・マルコーニ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
モロッコへ新婚旅行にやって来た夫スコットと妻テイラー。テイラーは愛人トラビスと共謀し、スコットの殺害を企んでいた。しかし殺害計画は車の多重衝突事故を引きおこし、居あわせた人々は人里離れた砂漠のど真ん中で立ち往生してしまう。護送中の凶悪犯や赤ん坊を抱いた女性、さらに事故の様子をうかがっていた謎の人物ら、それぞれの思惑を抱えた6人の男女が協力して砂漠からの脱出を図ろうとする。やがてダイヤの存在が発覚したことから、事態は思わぬ方向へと転がっていく。

≪感想≫
まずは駄文。
初めてこの記事を読む方は何のことやら。

実は本作のレビューをアップしたら一個前に観た「デビル」の感想が・・・。
・・・んんんんん???
本作のレビューはどこへ!?
何かの手違いで消しちゃったみたい・・・。
やっちまいましたよ。
ドンマイドンマイ。

さて、改めて本作の感想を・・・。
・・・んんんんん??
いまいち覚えてない!!
自分の記憶の無さにうんざりしつつも絞り出す。

本作は制作会社ヨーロッパコープの作品。
ヨーロッパコープの作品と言えば「96時間」シリーズや「アルティメット」シリーズ。
フランス発のドッカンバッカン粗挽き作品がお得意のリュック・ベッソン監督が立ち上げた
制作会社。
本作も、もれなく粗挽き感満載の作品でしたよ。

砂漠で出会った6人の男女。
それぞれには思惑があり事件があり謎を抱えている様子。
少しずつ明らかになる真実。
彼は何を思い、彼女は何のために行動するのか。
一触即発の空気の中、進むストーリー。
点という伏線が散りばめられてやがて回収し一つの物語に。

なぁんて、凄く面白げにかいておりますが・・・。
確かに伏線が散りばめられていて、徐々に明らかになっていく展開はいい感じでした。
緊張の持続が続くというか。
興味の持続が続くというか。
ただねぇ・・・。
一つ一つの伏線の回収がピンとこなかったんですよね。
流れがとっても雑な感じ。
これぞヨーロッパコープ印!!みたいな。
人物の内情やそこまでの流れを粗挽き感満載で描いているせいでどうもなぁ。
もったいなかったです。

観ていて
「おっ!!こいつはどういうやつだ!?」
「なるほど!!この伏線はどう活きていくんだ!?」
なんて、思えただけに残念無念。

とにもかくにも。
ヨーロッパコープ印満載の本作。
鑑賞して1ヶ月以上経過した感想としてはこんなもんです(苦笑)

むむむ・・・優れた記憶力が欲しい。

≪点数≫
  5点
                                           (15.01.31鑑賞)


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No.1056 『デビル』
No1056 『デビル』

2011年制作 韓
監督:ジョン・エリック・ドゥードル

≪キャッチコピー≫
『密室<エレベーター>が、お前たちの地獄になる』

≪ストーリー≫
高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に違和感を感じつつも、状況から自殺と判断する。ちょうどそのころ、同じビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた。

≪感想≫※ネタバレあり
エレベーターの中に閉じ込められた男女5名。
一人ずつ殺される事件に発展するが・・・。

以前観た「エレベーター」と言うワンシチュエーションスリラー。
あの作品が結構、嫌いな作品で・・・。

そんなトラウマを思い出しつつ鑑賞・・・。

本作の原案はM・ナイト・シャマラン。
シャマランと言えばあの有名なドンデン返し作品「シックス・センス」の監督さん。
その後「サイン」「アンブレイカブル」「ヴィレッジ」等々。
実は「シックス・センス」しか観たことがないのですが、度肝を抜かれたのを覚えています。

さて本作。
なるほど良いとこ悪いとこ。

まず良いとこ。
時間が80分ととてもコンパクト(笑)
殆ど1つのシチュエーションなので、どうしても飽きがきてしまいがち。
ただ本作は、要所要所で色々な展開を持っていくことで緊張、興味の持続が
上手く続いている。
「コイツが犯人なのか?」
「はたまたコイツが犯人なのか??」
短い時間という事もあってそこら辺が上手く展開されていたんですよね。
正直、食い入るように見てしまいましたもん。

悪いとこ。
端的に言ってしまうと「オチ」(苦笑)
ネタバレしますが、本作のオチは犯人は悪魔でした的なオチ。
・・・・・んんーーーーー・・・。
それなら、もっといききった展開でも良かったのではないかい!?
もっと荒唐無稽な事でも面白かったのではないかい!?
ここら辺のバランスが難しいのかもしれませんが、ちょっと本作のオチには
不満かな。
色々調べてみると、シャマラン監督の作品ってこういう超常現象ものが
多いのかもしれませんね。
先に挙げた数作も恐らくその手の作品でしょ。
ちょっと興味があるかも・・・。

とにもかくにも。
本作は少しオチ的には物足りなかったかな。
ただ、80分と短い時間でサクッと観る事ができて、かつ終盤までの緊張感や
スリル感は良い感じでしたので、お時間ある方はぜひぜひ。


≪点数≫
  5点
                                           (15.01.29鑑賞)

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No.1055 『ファイ 悪魔に育てられた少年』
No1055 『ファイ 悪魔に育てられた少年』

2013年制作 韓
監督:チャン・ジュナン

≪キャッチコピー≫
『「父さん、なぜ僕を育てたのですか・・・」』

≪ストーリー≫
男児誘拐事件を起こした犯人グループは、身代金受け取りに失敗して逃走する。リーダーのソクテ(キム・ユンソク)は手元に残された男の子を生かすことにし、ギテ(チョ・ジヌン)をはじめ5人で彼の面倒を見る。やがて17歳になったファイ(ヨ・ジング)と名付けられた少年は自分の過去も忘れ、彼らと共に暮らしていたが……。

≪感想≫
誘拐犯5人に育てられた少年ファイ。
逃走術、格闘術、銃撃、思考、あらゆるものを叩きこまれたファイは
いつしか少年から青年へと育つ。

・・・なんて興味深いプロット!!
そして、陰鬱ドロッとした韓国特有の空気感。
これは面白くない訳ないでしょう!!

さて、いざ鑑賞・・・。
むむむ・・・相変わらずの重めのお話、ドロリと、のしかかる重い空気。
これぞイメージ通りの韓国映画。

韓国作品でいつも思う事はキャスティングの妙。
そして韓国俳優さん達の演技の質の高さ。
本作でもそれがバチッと表れていて、まずファイを育てた5人の親父たち。
銃器使いのボムス(パク・ヘジュン)、副リーダー的なジンソン(チャン・ヒョンソン)。
少し寡黙で二枚目担当の2人。
残酷なんだけどファイを思っている感が少なからず伝わってきて○。
三枚目担当の二人。
カーチェイス担当のギテ(チョ・ジヌン)。
コイツはすこし知的障害っぽいんだけど一番純粋で、一番ファイと仲良くって。
ラストの彼との別れは、観ていて本当にイタかったです。
ナイフ使いのドンボム(キム・ソンギュン)。
彼は最近良く見ていますな。
隣人 -The Neighbors-」「悪いやつら」にも出演。
「隣人 -The Neighbors-」では殺人鬼を怪演されていましたが本作でも、
あまりスポットライトは浴びないものの、さすがの佇まい。
とても良い味出していました!!
そしてそして・・・。
大ボスのソクテ(キム・ユンソク)。
いやぁーーー、やっぱり渋い!!
昨年鑑賞のベストに入れた「10人の泥棒たち」や2013年に鑑賞した良作
哀しき獣」「チェイサー」。
顔はあっさりしているんですが物凄いコクのある役どころと、逆に重厚感がある佇まいで、
めちゃくちゃ魅力的なんですよね。
本作のキャラは少し嫌いなタイプでしたが、やっぱり目が離せないキャラクターでした。

お話について。
本作は125分と結構長尺。
欲を言えば上に挙げた5人の犯罪者たちのワイワイキャッキャをもう少し観たかったなと。
少し物足りなく感じました。
本作の主人公はファイなんですけど、それぞれの父親代わりの犯罪者たち同士の
やり取りや、交流も描いてくれてても良かったのに・・・。
そこは少し不満。
実はそれもあってか、最後の方は少し退屈と言うか、長いなと感じてしまったんですよね。
少し尻すぼみ感と言うか。
盛り上げ不足と言うか。
クライマックス。
廃れた工場で敵味方入り乱れての銃撃戦。
正直、ここが本作の一番のピークだと思うんです。
ただ、そこから少し話が続いて少しミニマムなやり取りに・・・。
ここら辺がもったいなかったなぁと。

それでも役者たちの妙と、つかみの設定で楽しめた本作。
やっぱりこの手の韓国映画は嫌いになれません!!

≪点数≫
  7点
                                           (15.01.28鑑賞)


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No.1054 『カンフーハッスル』
No1054 『カンフーハッスル』

2004年制作 中/米
監督:チャウ・シンチー

≪キャッチコピー≫
『ありえねー。』

≪ストーリー≫
冷酷無情なギャング団“斧頭会”のメンバーを目指すシン(チャウ・シンチー)とその相棒(ラム・ジーチョン)は、貧困地区の豚小屋砦で小金を騙し取ろうとするが……。

≪感想≫
チャウ・シンチー監督作。
昨年観た「西遊記~はじまりのはじまり~」が面白かったので以前の作品をと思い鑑賞。

いやぁーーー、やっぱり楽しいチャウ・シンチー!!

本作もアクション、ギャグをふんだんに盛り込んだエンタメ作品でしたよ。

基本的にお話自体は粗挽き。
僕は前情報を一切入れずに鑑賞したので正直、最初はつまらなかったんです。
出演者も分からないし、イマイチキャラも立っていない。
お話自体もブレブレで何が何だかわからない。
誰が主人公で、どんなお話か、二転三転よく分かんない!!
そんなこんなでウトウトしだしたその時。

ん?
んん??

なるほど!!こういう事ね!!
キャラがドンドンドンドン活き始める。
お話自体もクライマックスに向けて盛り上がり始める。
ストーリーの持っていき方が上手い!!

強いカンフー使いがでてきたら、さらに強い敵が現れぶちのめす。
コイツが最強かと思えば、さらに強い敵が現れぶちのめす。
そしたら次が、次が・・・。
ここら辺の持っていき方が上手いなと。

「西遊記~はじまりのはじまり~」の時も思ったのですが、チャウ・シンチー監督の作品って、
子供が喜ぶお話の持っていき方なんですよね。
それこそ王道少年ジャンプ的な。
面白さを積み上げて積み上げて綺麗に落とすみたいな。
笑いの要素も分かりやすく、志村けん的なベタで安心できる笑いだし。
とにかく、安心できる笑いなんですよね。
マンガ的なお話と演出で、観ているこっちを楽しませてくれる。

やっぱり、楽しいんですよねぇ・・・。

キャストについて。
チャウ・シンチー監督の作品ってヒロインがとても素敵ですよね。
「少林サッカー」のヴィッキー・チャオしかり。
「西遊記~はじまりのはじまり~」のスー・チーしかり。
本作のホアン・シェンイーしかり。
皆さん美人さんでとても良かったですよ。

とても楽しめた本作。
チャウ・シンチーの作るエンタメ作品はやっぱりハズレ無し!!!!

一つ悔やまれるのが、「西遊記~はじまりのはじまり~」の後に観てしまったという事。
本作、やっぱり最新作の「西遊記~はじまりのはじまり~」にはだいぶ劣っていて。
劣っているというか、本作の進化版が「西遊記」なんですよね。
アクションにしろ、お話の作り方にしろ、キャラクターたちにしろ。
恐らく、本作から先に観ていたらもっと感動したと思うんだよなぁ。
だって、どうしても「西遊記~はじまりのはじまり~」と比べてしまいますもん。
残念無念。

≪点数≫
  7点
                                           (15.01.27鑑賞)


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