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No.1049 『フライト・ゲーム』
No1049 『フライト・ゲーム』

2014年制作 米/仏
監督:ジャウム・コレット=セラ

≪キャッチコピー≫
『全てを疑え。』

≪ストーリー≫
ニューヨークより146人の乗客乗員が搭乗した、ロンドンへと向かう旅客機。その警備を任されている連邦保安官ビル・マークス(リーアム・ニーソン)のもとに、1億5,000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害するという異様な犯行予告メールが届く。限定されたネットワークからメールが送信されたことから同僚が犯人ではないかと思いつつ、犯人の特定に奔走するビル。そしてメールの内容通りに、機内で1人ずつ人が命を落とす。やがて、地上から犯人が指定した口座はビルのものであることが判明する。

≪感想≫
むむむ・・・良いとこ半分、悪いとこ半分。

飛行機に乗り込んだら謎の脅迫メール。
指示に従わないと乗客を一人ずつ殺していくぞと・・・。
「ん?どっかで聞いた事のあるお話・・・。」

ワンシチュエーションで繰り広げられるサスペンス。
本作の評価は別として、僕的にはこの設定、嫌いじゃないですよ。
さて、本作はどうだったかというと・・・。

まず好きな所。
それは、大好きリーアム・ニーソン祭り!!
主演俳優のリーアム・ニーソンと言えば、無敵の頑固オヤジを演じた「96時間」シリーズ。
もう、この人にかかれば何も怖くない!!
解決するのは決まっているんだから、あとはやり方だけを楽しめばいい!!
と言うような印象。
本作でもその佇まい、印象は不動のもので。
どんなピンチに貶められても、こいつがいれば何でも解決しちゃうんですよねぇ・・・。
本作では謎解きの他にアクションシーンにも見応えが。
序盤、飛行機のトイレルームの中での格闘シーン。
あの狭い中での格闘は、あまり観たことが無く、カッコ良かったんですよね。
ここだけでも、ちょっと見て良かったなと。
見たかったリーアム・ニーソン像をきっちりと観る事ができた感じ。

ここからは、少し悪い所を。
まず、お話自体がちょっとノリきれなかったんですよね。
犯人の行動が少し杜撰すぎやしないかと。
結局、物事が進んでいくのも犯人の計画や行動からなるものだけでなく、
ちょっとしたハプニングで上手く回っている感も否めなくって。
例えば、最初の殺人者も、ビルが半ば偶然的に殺してしまったわけで。
下手すりゃ、気絶させることだってできたかもしれないし。
なんで、ビルが殺してしまうって予想したの??とか。
二人目の殺人者である機長の件もイマイチ謎は解き明かされなかったし。
ちょっと、犯人の行動、そして機内で起こる出来事の理由がピンとこなかったせいで、
ちょっと観ているこっちはモタモタっとしてしまったんですよね。
まぁ、裏を返せばテンポよくスピーディーに展開しているせいで、勢いは感じる事が
できたのですが。
ただ、やっぱり引っかかってしまう部分もあったから物足りなかったのも事実。
全体的にお話がつまんなかったです・・・。
本作のような設定は観ているこっちも犯人捜しを楽しんでいる訳で・・・。
さて、肝心の犯人・・・。
「えぇーーーー!!まさかこいつが!?!?」
残念無念、そういう事にはならなかったです。
犯人に気づくことによって余計に引っかかるこれまでの行動、展開。
「ちょっと納得いかねーぞ!!」
って。
今、思い返すとミスリード的演出がイチイチ鼻についてきたり。
伏線も上手に回収していないんじゃないかと、とにかく鑑賞後は腑に落ちていない
自分がいたり。

うーーーん、ドンマイドンマイ。

お話はイマイチでしたが、好きなリーアム・ニーソンが観れて満足です。
話は変わりますが、「96時間」シリーズ最新作が公開されるみたい。
楽しみですな!!

≪点数≫
  5点
                                           (15.01.09鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)