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No.1043 『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
No1043 『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』

2007年制作 邦
監督:塚本 連平

≪キャッチコピー≫
『いっちょイタズラいきますか。』

≪ストーリー≫
ある田舎町に、平凡だが発想はピカイチのママチャリ(市原隼人)、女の子みたいな外見のジェミー(冨浦智嗣)、武闘派でエロ担当の不良リーゼントの西条くん(石田卓也)、開業医の長男で恋愛担当のグレート井上(賀来賢人)たち7人の高校生がいた。彼らは近所の駐在さん(佐々木蔵之介)とイタズラ戦争に明け暮れ、青春を謳歌していた。

≪感想≫
本作、人気ブログを映画化した作品。
ブログ自体も全てが本当のお話かと言うと、そうではなくって、半実話なんですって。
それでも50%実話は無いんだろうな。
10%ぐらいかな。

さてさて作品について。
「んだよ、もう!!ノリきれないなぁ・・・。」

ノリきれなかった理由は大きく2つ。
その1。
時代設定の胡散臭さ。
本作は、1970年代のお話らしくって。
ただねぇ、一切昔っぽさがないんですよね。
所々、喫茶店の作りとか、インベーダーゲームとか、途中途中で差し込まれる昔のCMぐらいかな。
登場人物の服装とか話題とかは一切ダメダメ!!
主人公のママチャリ(市原隼人)の見た目なんてまさに現代の若者ですもん。
なんじゃこりゃ!?
全然ノレねーーーーーーーー(軽怒)

その2。
各キャラの行動。
本作の見どころはイタズラの攻防。
ただねぇ・・・このイタズラがイタズラの粋を越えているような気がしたんですよね。
ロケット花火を駐在さんにピュンピュン飛ばすのは、もう笑えないし。
花火の窃盗もそうだし。
落とし穴のくだりやパトカーを盗んだりするのもそう。
別に実行するまではまだいいんですけど、それが普通に許されていて、
笑い話的になっている所が
「何かが間違っていないかい??」
になっちゃって。
そもそもこの子たちって高校生なんですよね。
こんなちゃちい小学生みたいなことするのかなぁ・・・。
昔だからなのか?
田舎だからなのか??
ちょっと高校生っぽくないんですよねぇ・・・。
分不相応な感じ。
そこもやっぱりノレなーーーーい(中怒)

その3。
演出、お話。
この手の青春物語を観ていると、いつもは自分の青春時代や昔の思い出の数々を
思い出したりするんですが、本作を観ていても一切、それが無かったんですよね。
そのぐらい、お話に無理があったし、描き込み不足もあったし。
作中の矛盾を、無理矢理良いお話風にして終わらそうとしている感じがちょっとなぁ。
とにかくノレねーーーーー(激怒)

そんな感じ。

面白かった部分もあったりもしたんです。
花火師の親方(竹中直人)とのやり取りは面白かったし、
もう一人の花火師(掟ポルシェ)のインパクトも凄かった。
食堂っぽいお店のおばちゃん(片桐はいり)とのくだりも面白かったな。
この三人の佇まいには笑ってしまいました。
あとはなぁ・・・。
他にもふんだんに盛り込まれたギャグの数々は正直ハマりませんでした。
何だかあざとい感じがしてピンとこなかったんですよね。

むむむ・・・・。
全体的にノリきれなかった本作。
出演者のファンであればおススメかな。


≪点数≫
  3点
                                           (14.12.26鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)