2015-01-21 Wed

2014年制作 米
監督:ケネス・ブラナー
≪キャッチコピー≫
『巨大な謎を《解析》せよ。』
≪ストーリー≫
ウォール街にある投資銀行のコンプライアンスと経済テロ阻止を目的としたCIA情報分析班のアナリストという、二つの顔を持つジャック・ライアン(クリス・パイン)。ある日、モスクワの投資会社チェレヴィン・グループの不審な動きをキャッチし、上官ハーパー(ケヴィン・コスナー)にエージェントの現地派遣を要請する。しかし、彼から返ってきたのはライアン自身による調査命令だった。チェレヴィン・グループへの監査を装ってモスクワへと飛んだライアンだが、そんな彼に同グループの警護員が襲い掛かってくる。
≪感想≫
「ジャック・ライアン」シリーズ第5作目。
本作はリブート作品という事でこれまでの続きだ何だという作品ではないみたい。
ジャック・ライアン役もアレック・ボールドウィン⇒ハリソン・フォード⇒ベン・アフレック⇒クリス・パインへ。
クリス・パインは「スター・トレック」シリーズのリブート作品にも主演されていましたね。
旬な役者さんなのかな。
さてさて。
僕のジャック・ライアンを観る前のイメージは、主役のライアンが「ボーン・アイデンティティ」シリーズの
ジェイソン・ボーンのようにスーパー諜報員でアクションドッカンバッカンのシリーズなのかなと思っていました。
・・・が!!
これが全く違くって。
社会派バリバリの、どちらかと言うとノンフィクション気味のリアリティあるシリーズでした。
持っていたイメージとかけ離れていたせいで、少し肩すかしを喰らわされた感がありましたが、
慣れてくると良い感じに。
前作にはかなり憤りを感じましたが、2作目、3作目あたりは楽しめましたよ。
さて本作。
・・・あれ?あれあれ??
これまた、今までの毛色と全然ちがーーーう!!
これって、僕がイメージしていたジャック・ライアンシリーズなのでは!?
良い意味でも悪い意味でも変わってしまっていましたよ。
まずジャック・ライアンが何でもできる、アクションもこなすスーパーマンになっていた事。
格闘もこなすし、バイクアクションもこなす。
それこそ、ジェイソン・ボーンの劣化版的な(苦笑)
まさか、期待していたものがここで観れるとは。
物語のテンポも良かったですね。
ストーリーに粗は目立ちましたが、スピード感があったせいか、観ている時は全然気にならず。
ただね。
鑑賞後に色々思い返すとツッコミ所が満載だったなぁみたいな。
とにかく脚本が雑なんですよね。
物語がトントンと進んでいくんだけど、厚みがないからサラッと終わっていく。
これきっと、一週間後には忘れてしまうぞ的な・・・。
もうちょっといままでのジャック・ライアンシリーズのように、社会派でちょっと重めの
作風にしても良かったかも。
少し不満かな。
観たかったジャック・ライアンを見る事ができたのは嬉しいですが、ちょっと物足りない感じが
したのも事実。
この調子だと続編も作れそうな雰囲気。
んんーーーー、まぁ、観るでしょうね(笑)
さて、ジャック・ライアンシリーズも本作でひとまず終了。
次はどのシリーズ物を観ようかな。
お勧めがあればぜひ。
≪点数≫
6点
(14.12.14鑑賞)

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