2014-12-26 Fri

2012年制作 韓
監督:ホン・サンス
≪キャッチコピー≫
『言葉が通じなくたって
恋はできちゃう。』
≪ストーリー≫
映画監督として著名なアンヌ(イザベル・ユペール)は、監督仲間のジョンス(クォン・ヘヒョ)と身ごもっている妻のクムヒィ(ムン・ソリ)と共に、モハンという海辺のまちを訪れる。ホテルに到着し、アンナがベランダで一服していると、ジョンスが以前交わしたキスのことについて尋ねてくる。その後付近を散策しに外に出たアンナは、途中で雨が降ってきたため、ホテルのオーナーの娘ウォンジュ(チョン・ユミ)から傘を借り……。
≪感想≫
ストーリー。
韓国の田舎?の海岸。
とある女子大生が時間があるからとノートに映画のシナリオを描き始める。
彼女の書いた3つの物語はそれぞれ外国から来たアンヌという女性が主人公だった・・・。
3つのオムニバス。
3つの作品内で色々とリンクする部分もあるが、パラレルワールドという訳でもなさそう。
まったくが独立した作品と言っても良いんじゃないかな。
本作のキャッチコピーである「言葉が通じなくたって恋はできちゃう。」には正直ピンとこないな。
恋愛話のような気もするけど、なんか違うような気もする。
突き詰めるとそんな気もするのだが、なんだかなぁと。
ぼんやりまったりと眺める事のできた本作。
意味なんて考えなくてもいいのかな。
だって、3つ目のお話でお坊さんが
「意味なんて必要なのかい??」
的なお話をしてたもんね(苦笑)
正直、鑑賞中少し眠りに落ちちゃったもん。
作中のアンヌとリンクしたかのごとくぼんやりウトウトと・・・。
本作の監督はホン・サンスと言うお方。
韓国のウディ・アレンと言われているみたい。
なるほど、分かるような、分かんないような・・・。
駄話的な進め方や独特な撮り方。
カメラが急にズームしたりしてたけど、どんな意図があるのかな。
とにかく印象深い変わった撮り方でした。
ただ、僕にはその撮り方がちょっと効果的には見えなくって。
むむむ・・・まぁいっか。
キャストについて。
アンヌを演じるのはフランスの女優・イザベル・ユペール。
「8人の女たち」に出演されていたんですね。
知らなかったぁ・・・。
韓国に降り立った少し異物感の漂う女性はとても新鮮でした。
あ。
本作に出てくる男ども。
ライフセーバーはまだ良いとして、映画監督風の男2人は、なんだかなぁといった感じ。
劇中で
「この韓国男が!!」
とか
「韓国の男は全部こんな感じ」
的な発言に
「女性の敵め(軽憤慨)」
なんて思ったり。
浮気がばれそうになった時には思わず親指立てていましたよ。
そんな軽薄な2人を演じた役者さんは◎。
さてさて。
何度も書きますが、とにかくぼんやり眺めていた本作。
正直、ピンとこなかったです・・・。
≪点数≫
4点
(14.11.23鑑賞)

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