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No.1028 『モンスターズ・ユニバーシティ』
No1028 『モンスターズ・ユニバーシティ』

2013年制作 米
監督:ダン・スカンロン

≪キャッチコピー≫
『モンスターよ、大志を抱け。』

≪ストーリー≫
人間の子どもたちを怖がらせ、その悲鳴をエネルギー源として用いるモンスターの世界。そこに暮らすモンスター青年マイクは、明朗活発でポジティブな思考の持ち主だったが、仲間よりも体が小さくてルックスもかわいいことに劣等感を抱いていた。これでは子どもたちを絶叫させる“恐がらせ屋”にはなれないと、世界中のモンスターが憧れを抱く名門大学「モンスターズ・ユニバーシティ」に入学。期待に胸を膨らませる彼だが、そこにはサリーを筆頭に大きくて姿が恐ろしい“恐がらせ屋”のエリート候補生があふれていた。

≪感想≫
大好き「モンスターズ・インク」シリーズ最新作。
前作の前日譚的お話。

やっほーーーい!!
マイクとサリーにまた会えた!!
思い返すと、僕はやっぱりマイクが大好きなキャラで。
この憎めない純粋なキャラクターがとっても好感持てて。
CMや本に見きれて載るだけで、誰よりも喜ぶとぼけたキャラが◎。
本作は、そのチャーミングなマイクが怖がらせ屋になるために奮闘する学校のお話。
後の永遠の相棒となるマイクはもちろんの事、前作のあいつ(ランドール)や
あの方(ロズ)も出演されていましたよ。

ストーリーについて。
冒頭10分くらいかな。
幼少時のマイクのお話。
もうこのシーンを観ただけで◎。
最高に可愛らしくってほっこりして、温かい。
導入としては理想的で最高の始まり方でした!!
ここから大学のお話。
マイクはその怖くないフォルムというハンデを補うべく努力に努力を重ね、
日々頑張っていくのですが、やっぱり、この怖くないフォルムが仇となり
怖がらせ学部を追い出されてしまいます。
ここでマイクは、サリーや他の落ちこぼれ達と共に学内怖がらせ大会に出場し、
優勝を目指すことに。
ここからは王道ストーリー。
最初は仲の悪かった仲間たちも徐々に打ち解け最高のメンバーに。
力を合わせ決勝戦へと勝ち進んでいく。
前作でも書きましたがピクサー作品って、基本、脚本がしっかりしているから
大人でも存分に楽しめるんですよね。
本作でもそれは健在で。
クライマックス。
サリーたちは決勝で奇跡の優勝を遂げます。
「え??まさかこれでフィナーレなの??」
「これはこれで素敵な終わり方だけどイマイチピンとこないなぁ・・・。」
マイクは夢を持ち続け、努力も怠らなかった。
決勝戦で奇跡の勝利をしてしまうと、努力をすれば奇跡は起きる!!
なんて夢のようなお話になるのも良いのですが、やっぱりそこは現実を見せて欲しかったんです。
なんて思っていたら、そこから展開が。
しっかりと綺麗な着地をしてくれました。
この終わり方はきっちりと現実的でリアルなお話。
夢はあきらめるな!!それと共に努力も怠るな!!
奇跡なんて起こさなくても、巡り巡ってより良い方向に向かうのだから。
みたいな。

これは老若男女、誰にでもあてはまる事で。
しっかりとそこを描いてくれたのは流石でしたよ。

そしてそして。
本シリーズの見所はもう一つ。
前作のレビューでも書きましたが、日本語吹替えの素晴らしさ。
また、あのマイクに会えたことが嬉しくって嬉しくって。
相変わらずの少し甲高い飄々とした語り口。
吹替えは前作と変わらず爆笑問題の田中さん。
最高でした!!

とにもかくにも。
前作の素晴らしさには少し落ちるかなと思いましたが、最高のシリーズ最新作。
また会えるかな・・・。


≪点数≫
  8点
                                           (14.11.22鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(2) | コメント(4)