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No.1010 『鑑定士と顔のない依頼人』
No1010 『鑑定士と顔のない依頼人』

2013年制作 伊
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ

≪キャッチコピー≫
『ある日、舞い込んだ、ある屋敷の美術品鑑定依頼。
  待ち受けていたのは、壁の向こうから姿を現さない女―。
     トルナトーレが仕掛ける極上のミステリー。』

≪ストーリー≫
天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、資産家の両親が遺(のこ)した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さず不信感を抱くヴァージルだったが、歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は……。

≪感想≫-大きなネタバレあり-
本作の売りはラストの大オチ一発勝負。
なのでこれから大きなネタバレを含むレビューを書きますので、観る予定、または観たいと
思っている方はこのレビューは読まないように!!
僕はまったく予備知識なしで鑑賞したので、とても楽しく拝見する事ができたので・・・。


さてさて本作。
受け手にラストの解釈をゆだね、余韻を残す上質な大人な雰囲気の作品でした。

大オチについて。
つまるところ、ヴァージルが同志のビリーに騙されて、全てのコレクションを
奪われてしまうというお話。
初めて愛した女性クレアも、恋の手助けをしてくれたロバートも全てグルだったのだ。
正直、この展開にはオドロキでした!!
確かに何かありそうな雰囲気はずーーーっと醸し出していたのですが、
これは想像できなくって。
本作の公式サイトでは、一度観終わってオチを知ったらもう一度観たくなると書いており、
二度目の鑑賞料金を1,000円にします的なキャンペーンもやっていたようですね。

確かに!!
思い出し思いだし、なるほどなるほどと唸るばかり。
良くできたお話だなぁなんて感心。

ただね・・・。
そもそものお話自体がちょっと納得いかなかった部分もあったり。
と言うのも、本作の主役であるヴァージル。
悪い奴は悪い奴なんですけど、とてもストイックで好紳士なお方なんです。
これぞプロフェッショナルというか・・・。
そんなお方が生まれて初めて女性を愛し、その女性を手に入れたいと奮闘、奔走する。
それを、これでもかというような仕打ちで絶望の淵へ追い込むのは非常にグサッときたり。
なんだよちきしょーー!!って思ったり。

これまたただね・・・。
物語の締め方が先に書いた観る者に答えをゆだねる余韻を残した終わり方。
僕は本作の終わり方はハッピーエンド、希望の光が射しこむ終わり方だと感じました。
全てを失い途方に暮れるヴァージル。
ただ、ラストクレアとのお話で出てきたレストランに向かうヴァージル。
そして一言。
「連れを待っているんだ・・・。」
これは、ヴァージルの元にいなくなったクレアから何らかのメッセージがあって、
また再会できるという終わり方なのではないでしょうか。
今までヴァージルが固執していたコレクション。
二次元の女性たち。
それをすべて失い、辿り着いたのは生身の女性で、最愛の女性クレア。
うんうん、これなら納得の締め方。

最後の最後は良かったなぁって。

主演はジェフリー・ラッシュと言うお方。
どこかで観た事あるなぁと思ったら「シャイン」で主役をはっていたお方じゃないですか。
ずいぶん年を召されたもんだ。
渋いんだけど少しダサい。
女性を知らないちょっとこじらせた老紳士という特異なキャラクターを見事に演じてくれていました。

鑑賞直後は腹がたったんですが、色々思い返して想像して、納得の締め方に自分で修正した感じ。
うーーーん、やっぱりもう一回観ても良いかも。

≪点数≫
  7点
                                           (14.09.27鑑賞)


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