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No.1008 『グランド・イリュージョン』
No1008 『グランド・イリュージョン』

2013年制作 仏・米
監督:ルイ・ルテリエ

≪キャッチコピー≫
『この罠<トリック>に騙されるな』

≪ストーリー≫
マジシャンとして一流の腕を持つアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。彼らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディラン(マーク・ラファロ)が捜査を始めるものの……。

≪感想≫-大きなネタバレあり-
うーーん、まぁまぁまぁ・・・。

僕がイリュージョンやマジックに対する印象。
そもそも、タネの無いマジックやイリュージョンはある訳がなくって。
そんなものがあれば、それはもうショーとは違った次元のものになってしまう。
もっと有効に活用すべきだしね。

人前でエンターテイメントとして提供する限り、タネはあってしかるべきでしょ。

本作、数々のイリュージョンやマジックが映し出される。
観ているこっちはタネを考えるのが楽しかったりもするのですが。
映画で見ているからかな。
CGを多用しているからかな。
作り物感がプンプンしていたからでしょうか。
リアル感がまるでなくって、いまいち、ノリきれなかったんです。
本作の一番の見せ場である、このマジックシーンが実は一番足を引っ張っていた
ように感じました。
確かにやっている事は凄いんです。
ただ心のどっかで
「いや、これどうせフィクションでしょ・・・。」
みたいな・・・。
とにかくテンションが上がらなかったです。

じゃあどういう部分に魅力を感じたか。
それは、ストーリー。
フォー・ホースメンがなぜショーを通して銀行からお金をくすねたりするのか。
本当の目的は?
黒幕ははたして誰なのか??
最後の最後にドンデン返し。
正直、メチャクチャ驚くことはありませんでしたがそれなりに楽しい、
驚きの着地になっていたかと思います。

ただね・・・。

これも、オチを知ってしまうと、これまでのショーの意味が無理矢理っぽく感じちゃったり。
すっごいネタバレしますが、黒幕はディランだったんです。
ディランは自らの恨みを晴らすために、フォー・ホースメンを使って色々と計画を
企てていた訳で。
うーーーん・・・。
もっと、良い方法、簡単な方法があったのでは??
わざわざ、フォー・ホースメンを使う、そして本人たちには隠して計画を進める意味は
無かったのでは??
なんて、粗挽きストーリーが気になっちゃって。
惜しいですねぇ・・・。

とにかく、正直イマイチ、ノリきれなかった本作。
壮大なイリュージョンであったのは間違いないので、映画館で観ると良かったかもなぁ。

あと、何気に俳優さん達は名のある方達ばかりで見応えありましたよ。

余談。
本作では一人催眠術師が出ていましたね。
個人的には一番興味のあるマジック。
タネがあるなら、かかっている人との連携だと思うけど、もし本当に催眠術をかける事が
できるのなら・・・。
しかも本作のようにあんなに簡単にかける事ができるのなら・・・。
もう無敵でしょ!!
怖い怖い・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (14.09.21鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(2) | コメント(4)