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No.999 『阪急電車 片道15分の奇跡』
No999 『阪急電車 片道15分の奇跡』

2011年制作 邦
監督:三宅 喜重

≪キャッチコピー≫
『「終着駅は、きっと笑顔。」』

≪ストーリー≫
阪急今津線の車両内。白いドレスを着て結婚式の引き出物を抱えた女性(中谷美紀)に、見知らぬ老女が声を掛ける。一方、暴れる彼氏を前に動揺する若い女性(戸田恵梨香)。降りる彼を追う彼女にもまた、老女が声を掛けるのだった。

≪感想≫
なんだかなぁ・・・。
あまり好きじゃないかも・・・。
「怒り」とかではなく何も響かない作品でした。

まずストーリーが全体的に薄っぺらい感じがして。
色々な人が主人公の群青劇。
一つ一つのお話は良い話なんだけど、主役が多すぎて全てが中途半端に終わってしまっていて。
本作のテーマはきっと他人との繋がりからの成長。
うろ覚えですが冒頭、
「こんなにたくさんの人がいるのに自分の人生には関係ない。
 自分の世界は自分だけで成り立っていると思っていた。
 でも・・・・。」
的なナレーションがありまして。
このナレーションを聞いて、凄い期待値が上がったんです。
このたくさんの人物たちがどう絡まりあって、どう物語を紡ぐんだろうって。

それがねぇ・・・。
確かに少しずつ誰かと誰かが出会って、人生に変化を与えるんだけど、
すっごいあっさりしているんです。
ただ単純に良いお話にしただけに感じてしまって。
例えば、婚約者に裏切られた女性(中谷美紀さん)。
電車でおばぁちゃん(宮本信子)と偶然出会い、成長する。
ただ数分の会話だけでこんなにもスッキリして人って変われるものなのかなぁ・・・。
もちろん、ただの一言で人が変わる事があるかもしれません。
ただこの会話、シーンだけを観ているだけでは、どうもピンとこなかったんですよね。
取って付けたような「良い」言葉の連続。
それをすぐさま受け入れて号泣。
うーーーん・・・何だかなぁ。
もっとあなたが抱えた悲しみは深いはずだぞって。
無理矢理、良いお話にまとめなくたってねぇ・・・。
そんな感じの流れがひたすら続く。
①誰かが少し悩んでいる。
②ありきたりの良い言葉。
③あっさり受け入れ成長。
④観ているこっちはピンとこない。
このループ。

それでいて電車内でみんなが携帯電話してマナーを守らないくだりや、
騒いでいるおばちゃんたちのくだりは、怒られたり、情けない目で見られるだけで
成長すらしない。
ただ、良いお話にもっていきたいだけのパーツでしかなくって。
これまた何だかなぁと。

そして、ストーリーだけでなくとにかく登場人物たちが薄っぺらかったんです。
それぞれが、どういう問題を抱えて、そしてその過程をしっかりと描いていないせいで、
全然共感ができなかったんですよね。
特にラストの小学生の女の子のくだりはまったくピンとこない。
いじめられているげだったけどなんで?
本作は、何気ない日常をかたどった作品なのに全然リアリティがない。

とにかくノレない流れだったんですよねぇ・・・。

あと、もう一つ気になった点が。
これって阪急電車をテーマにしているんですが、別にその設定が活きていないような。
電車の中でのお話も少ししかないし、その少しも特に電車の中である必要はないし・・・。
なんじゃこりゃこりゃ・・・。

良いお話なのは分かるがもっと掘り下げてほしい。
登場人物をもう少し減らせば良かったのかなぁ・・・。
作品時間も120分と結構ボリュームあるのに全然物足りない。
残念無念な作品でした。

長さを気にしない、小説で読んだら良いかもしれませんね。
(原作は人気小説のようです。)

≪点数≫
  2点
                                           (14.08.30鑑賞)



こちら原作。
少し興味があります。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)