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No.982 『ミレニアム2 火と戯れる女』
No982 『ミレニアム2 火と戯れる女』

2009年制作 スウェーデン/デンマーク/独
監督:ダニエル・アルフレッドソン

≪キャッチコピー≫
『その過去が真実の口を開き、彼女の存在は脅威となる。』

≪ストーリー≫
少女失踪(しっそう)事件解決から1年後、社会派雑誌「ミレニアム」で少女売春組織に迫った特集の準備を進めていた担当ジャーナリストが殺害される。現場にリスベット(ノオミ・ラパス)の指紋のついた銃が残されていたことから、彼女は容疑者として指名手配されてしまう。リスベットの無実を信じるミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は、独自に調査を進めていくが……。

≪感想≫
北欧の人気小説ミレニアムシリーズ第二弾。

前作がとても良い作品だったのと、ハリウッドリメイク版を観たいということで
続けて観賞。

相変わらずの良作でした。

全体的には前作と同じ印象。
お話はとにかく面白い。
サスペンスとして上手く出来た作品だと思います。
ただ、難点なのが前作でも書きましたが、2時間のTVドラマを観ている感じ。
派手なアクションがないというのもあるが、ストーリーの質的にも少し重たいからかな。

ストーリーについて。
本作ではリスベットの過去がどんどん明らかになっていきます。
相変わらず、つらい仕打ちを受けるリスベットの過去はさらに壮絶なものだったんですねぇ。
本当にリスベットの受けた苦しみを思うと嫌な気分になります・・・。
彼女が自らの力で、それらに抗い闘う姿には応援しない訳ないでしょう!!
そして彼女を信頼し、良きパートナーとなりうる存在、ミカエル。
彼は最後までリスベットを信じ彼女の為に行動をします。
本作ではこの二人が一緒になるシーンはラストだけでしたねー。
もう少し二人で共同して色々な謎を解き明かしてほしかったな。
それは最終章である次回に持ち越しなのかな。

キャラについて。
先に書いたリスベットとミカエルはおいといて。
本作からのニューキャラであるリスベットの友人である二人(ミミとパオロ)。
ミミはキックボクシング、パオロはボクシングを使って敵の大男ロナルドと戦います。
ロナルドは無痛症のためどんな攻撃もお構いなし。
それでも立ち向かうミミとパオロはめちゃくちゃカッコ良かったです。
このパオロ・ロベルトと言う人は実際にもボクサーで元世界ランカーらしいですね。
へぇーへぇーへぇー・・・。
もう少し彼らの活躍を観たかったな。

次回作でラストと言う本シリーズ。
前作は導入。
今作は次回作への布石と言ったところか。
さて最終章はリスベットとミカエルの関係にどう決着をつけるのか。
楽しみですねぇ・・・。


≪点数≫
  7点
                                           (14.08.02鑑賞)



こちら原作。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(0)