2014-08-15 Fri

2007年制作 米
監督:レン・ワイズマン
≪キャッチコピー≫
『あの男、再起動。』
≪ストーリー≫
デジタルによって制御されている全米の都市機能の壊滅を狙う謎のサイバーテロ組織が動き出し、システムがテロによって攻撃されようとしていた。アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう緊急事態のなか、これまで幾度となく危機を救ってきた元刑事のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、再び事件解決に乗り出す。
≪感想≫
大好き「ダイ・ハード」シリーズ第四弾。
今の所・1作目・3作目・2作目の順かな。
さて本作。
・・・・何だこれ??
こんなもんダイ・ハードじゃないやい!!
でも、この祭り感、嫌いじゃないやい!!
前作くらいから初期ダイハードチックなくくりが無くなってきた本シリーズ。
もうワンシチュエーション、巻き込まれ型等あってないようなもん。
本作もアメリカ各地を飛び回って不死身の刑事ジョン・マクレーンが大活躍してくれます。
先にちょっと苦言を。
何だこの荒々しい脚本は!!
1作目でみせてくれた穴のない脚本はどこへ行った!!
1作目は伏線をひいては回収の繰り返しでしたが本作の場合は違っていて。
観ていてどんどんどんどん穴が見つかってくる。
マクレーンの行動。
もっと要領よくいこうぜ的な。
いくらなんでも独りよがりの行動し過ぎでしょう。
いくら連絡がつきにくいような状況とは言え、以前のように一人で頑張らなければ
いけないような状況じゃないでしょうに・・・。
マクレーンってこんなに無鉄砲な奴だったっけ??
これはこれで違った魅力が生まれますが、初期時代のキャラクターとは全然ね。
敵テロリストの行動。
今回の敵はデジタルを駆使してあらゆる交通機関や電気、通信を乗っ取るという強者集団。
もうここまで来たら、無敵じゃないかなんて思っていたら・・・。
いくらなんでも要領が悪すぎでしょう・・・。
しかも最終目的がお金ってねぇ・・・。
これも1作目の悪党(アラン・リックマン)に比べたらちと小粒でしたねぇ。
とまぁ苦言はここまで。
ここからは良かった所を。
先に書いた苦言を全て取っ払うもの。
それは・・・。
「ド派手なアクション!!」
これでもかと言うくらいの派手な爆発、アクションの数々。
序盤のトンネルの中でのカーアクション。
車がマクレーンの所に飛んでくるシーンなんて圧巻。
中盤のエレベーター内でのアクション。
終盤のトラックVS戦闘機。
ここまで来たらもう何でもアリ!!
大好き「ワイルド・スピード」シリーズの祭り感に通づるものがありますね。
敵のマギーQのカンフーアクションや、もう一人の敵(名前がわかんない)のありえない動きの
アクションも観ていて心がアガるアガる。
とにかく、エンタメに飛んでいて観ていて気持ちが良かったんですよね。
とにもかくにも。
荒々しい脚本は置いといて、アクションてんこ盛りの本作。
なんだかんだで楽しめましたよ。
さて次は現時点での最終作。
どうなることやら・・・。
≪点数≫
7点
(14.07.12鑑賞)

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