2014-08-13 Wed

2012年制作 米
監督:ウォルター・ヒル
≪キャッチコピー≫
『40年間 生きるために撃ってきた』
≪ストーリー≫
逮捕歴26回、有罪2回と、修羅場をくぐり抜けてきた殺し屋ジミー(シルヴェスター・スタローン)。
相棒の復讐(ふくしゅう)を遂げようと奔走していた彼は、やむを得ない状況から敵対するべき相手である刑事テイラー(サン・カン)と手を組むことになる。
言葉よりも弾丸で全てを解決しようとするジミーと法と刑事の職務を順守するテイラーは、衝突を繰り返しながらも奇妙な絆を育んでいく。
やがて、そんな彼らの前にマフィアや警察、冷酷非道な殺し屋キーガン(ジェイソン・モモア)が立ちはだかる。
≪感想≫
シルベスタ・スタローンの主演作。
スタローンと言えば古くは「ロッキー」や「ランボー」。
最近で言えば「エクスペンダブルズ」シリーズ。
一時期なりを潜めていましたがここ数年ガンガン映画に出だしました。
僕的には、やっぱり好きなアクション俳優さんなので嬉しい限り。
さて本作。
良くも悪くもスタンダードな作品でした。
うーーーん、なんでしょう。
スタローンのPV的な作品でしょうか。
とにかく大好きなスタローンが肉体を駆使して闘いまくる。
クライマックスの斧をもっての殺し合いは
「なかなか古臭いぞ。」
なんて思ったり。
あえてこういう作風で作っているのでしょうが、僕的にはもう少し盛り上がりが欲しかったかなと。
先に書いたようにスタローン祭りの本作。
スタローン以外の人達は殆どかませ犬状態。
相棒役のテイラー(サン・カン)刑事。
彼がもっと活躍してくれれば良いバディムービーになったのになぁ・・・。
サン・カンは「ワイルド・スピード」シリーズにも出演していて好きな役者さんなのに。
彼の役回りはほんとにかわいそうでした。
やることなすこと全て空回りで。
最後の最後で悪党を撃ち殺して見せ場を作るも、
「いやいや、そこはスタローンに任せんかい!!」
なんて思う始末。
本当にかわいそうでしたよ。
久しぶりに見た、クリスチャン・スレーターも全然活躍しないしね。
唯一キャラ立ちが出来ていたのはラスボスのキーガン(ジェイソン・モモア)ぐらいでしょうか。
彼の戦闘マシーン感は観ていてちょっと不快感もあって敵役としては良い感じでした。
アクションやストーリー、演出。
全てにおいてスタローンのために作られたであろう本作。
1970・1980年代のアクション映画が大好きな人たち。
その時代を知っている人たちにとっては大好物の作品なのではないでしょうか。
≪点数≫
5点
(14.07.08鑑賞)

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