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No.968 『X-MEN:フューチャー&パスト』
No968 『X-MENフューチャーパスト』

2014年制作 米
監督:ブライアン・シンガー

≪キャッチコピー≫
『地球最期の頂上決戦』

≪ストーリー≫
2023年、バイオメカニカルロボットのセンチネルの攻撃により、X-MENと地球は危機的状況に陥る。
プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)は宿敵マグニートー(イアン・マッケラン)と共闘し、1973年にウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の魂を送る。
しかし、1973年の地球でセンチネル・プログラムの開発を阻止しようとする間も、2023年では地球滅亡の危機が迫っており……。

≪感想≫
最近本シリーズのスピンオフ「ウルヴァリン:SAMURAI」を観た私。
ちょっとアガりきれない作品で本作に一抹の不安が・・・。
ただ、本線の前作「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」が傑作だったんです。
そりゃ期待値も上がるっつーことで映画館にて鑑賞してきました。

前作には劣りますが、とても良い作品でした!!

冒頭。
いきなりミュータント対センチネルの戦い!!
「X-MEN」シリーズの真骨頂である色んな能力をもったミュータント達のアクション。
本作はたくさんのミュータント達が出てきました。
炎人間や氷人間、鋼鉄人間や壁をすり抜ける能力等々。
それらの能力を持ったミュータント達が、センチネル達と派手にやりあう。
これがまた気持ちいいんですよねー。
僕的には、本作から登場したブリンクの能力がカッコ良かったな。
ブリンクの能力は空間に穴をあけて別の場所に移動する。
いわばどこでもドア的な能力。
この能力を駆使して仲間たちをカバーしていくシーンは見た目も良くって◎。
とにかく、この冒頭の戦いで一気に作品の中にのめり込むことができました。

そして物語は核となる過去のお話へ。
ここからは少し抑えたテイスト。
本作、アクションも良かったのですが、ストーリーもしっかりしていましたね。
ミュータントと言う地球上の少数派の人種。
彼らの苦悩と葛藤、そして彼らを取り巻く人間たちの実情を巧く描いていて。
これは僕らの世界にもある普遍的なテーマで。
マイノリティとどう向き合うかみたいな。
とても上手く描かれていたと思います。

そして現在と過去が入り乱れてのクライマックス!!
またもやミュータントとセンチネルの戦いから、過去ではマグニートーの謀反まで。
最後の最後まで緊張感あふれる展開。
やるねぇ・・・。

本作はとにかくキャラクターやキャストが豪華でした。
先にも書いたたくさんのミュータント達。
主役級のウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)は本作ではあまり活躍しませんでしたが、
相変わらずの存在感。
2大頭領であるプロフェッサーとマグニートー。
過去編の二人を演じたジェームス・マカヴォイとマイケル・ファスベンダー。
現在の二人を演じたパトリック・スチュワートとイアン・マッケラン。
どっちもカッコよくって良かったー。
ラストのイアン・マッケランは渋くて良かったですね。
他にもストーム(ハル・ベリー)やミスティーク(ジェニファー・ローレンス)、キティ(エレン・ペイジ)。
豪華キャストでそれぞれがしっかりと立っていて◎。

もちろんストーリーに関してはツッコミ所もあったりしたんです。
本作にて初登場のクイックシルバー君。
僕的には1・2を争う羨まし能力で彼のシーンは大好きすぎるんですが、
彼がいればもう無敵じゃないかなんて思ったり(苦笑)
過去に戻るならもっと前に戻っても良いんじゃないかって思ったり。
もう少し派手に勢いよくなんても思ったり。

なんて、不満を書きましたが、ツッコミ所は多々あれど、やっぱり全体的に良くできていたんです。
X-MENシリーズ最新作。
お腹いっぱい堪能させていただきました。

過去に戻ってこれまでのシリーズをリセットした本作。
続編が出るようで・・・。
このやり方で行くとずーーーっと続けられるね(笑)


≪点数≫
  8点
                                           (14.07.03鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(2)