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No.966 『グッド・バッド・ウィアード』
No966 『グッド・バッド・ウィアード』

2008年制作 韓
監督:キム・ジウン

≪キャッチコピー≫
『ムチャクチャ デ イイノダ!』

≪ストーリー≫
混沌とした1930年代の満州。
ギャングのパク・チャンイ(イ・ビョンホン)が起こした汽車強奪のすきに、乗客を襲った盗賊のテグ(ソン・ガンホ)は荒野へ逃走。
偶然にも宝の地図を盗んだテグは、ギャングたちや賞金ハンターのパク(チョン・ウソン)に狙われてさらなる逃避行をするハメになり……。

≪感想≫
グッド=良い奴
バッド=悪い奴
ウィアード=変な奴
3人の男を軸におりなすエンタメ西武活劇。

韓国版ウエスタン作品。
勢い満点の良作でしたよ。

日本版の西部劇「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」 なんてのもありましたね。
本作はアメリカの西部劇「続・夕陽のガンマン」をもじったタイトルらしくって。
へぇーへぇーへぇー・・・。

本作、まずアクションが良かったですね。
広い荒野で爆破もドッカンバッカン。
派手にドンパチやり合っているし、冒頭の列車での銃撃戦やアクションも勢いがあってカッコいい。

次にキャラクター・キャスティングについて。

グッド=良い奴=パク・ドウォン(チョン・ウソン)
さすらいの賞金稼ぎ。
良い男でいわゆるスタンダードで味のないキャラクター。
とりとめて突飛な印象は持ちませんでしたが、彼が中盤かましたロープを使っての銃撃戦。
メチャクチャカッコ良かったです!!

バッド=悪い奴=パク・チャンイ(イ・ビョンホン)
死神メイクの殺し屋。
動きも見てくれも奇天烈でいわゆる狂った男。
彼のナイフアクションはイケていました。
ふと思う。
メイクのせいかもしれないけど、イ・ビョンホンってそこまでイケ面じゃないような。
本作のイ・ビョンホンはちょっとブスに見えたくらい(苦笑)

ウィアード=変な奴=ユン・テグ(ソン・ガンホ)
彼が一番食わせもんで味のあるキャラクター。
前の二人があまりにも極端なキャラクター(パク・ドウォンは生真面目すぎる面白みがない。
パク・チャンイはあまりにもいききったキャラクターでイマイチのりきれない。)。
この二人のキャラクターのバランスをこのユン・テグが上手くバランスを取っていたように思います。

この3人が揃い踏み、クライマックスの大立ち回り。
誰が生き残り、誰が勝って誰が負けるのか。
着地もしっかりしていて悪くない。

基本的にストーリーは雑っちゃあ雑なんです。
よくよく考えると整合性が取れなかったり。
ただ何度も書いているように勢いを凄く感じたんですよね。
それに良キャスティング・良キャラクターが相まって、とても楽しく鑑賞することができました。
韓国映画、やはり侮りがたし!!


≪点数≫
  8点
                                           (14.06.29鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(2)