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No.963 『サスペクト・ゼロ』
No963 『サスペクト・ゼロ』

2004年制作 米
監督:E・エリアス・マーハイジ

≪キャッチコピー≫
『見えるんだ、罪が。聞こえるんだ、叫びが。』

≪ストーリー≫
遺体のまぶたが切り取られ、“0”(ゼロ)のマークが残される連続殺人事件が発生。
FBI捜査官トム・マッケルウェイ(アーロン・エッカート)は、元恋人でダラス支局から派遣されてきたフラン・クーロック(キャリー=アン・モス)と事件解決を目指すが……。

≪感想≫大いにネタバレあり
絶えず謎々しい空気が流れる。
サイコチックな映像も特徴的で重々しい。

物語序盤。
連続殺人犯、各地で起こる誘拐事件。
FBI捜査官のマッケルウェイは時折訪れるフラッシュバックと偏頭痛に悩まされながらも捜査を続ける。
導入部分としては問題なし。

中盤。
ある一人の男が浮かび上がる。
自称元FBIのベンジャミン・オライアン。
彼は自分の特異な能力(透視能力)らしきものを駆使してこの事件に遠くから関わっているようで。
フランらはオライアンが犯人であると考えるが、マッケルウェイは彼の能力を見抜き、
彼はこれまでの誘拐事件や殺人事件の犯人を粛清しているんだと考える。

いったい誰が犯人なのか。
本当にオライアンが犯人なのか。

むむむ、ここまでは凄く良いですねぇ。
先に書いた全体的に重苦しいトーンとストーリーが相まってグッとのめり込む事が出来て。

さぁ終盤!!
いざ蓋を開けてみると・・・・。

「・・・え??まさかのド直球!?」
この手の作品はある意味オチのドンデン返しがとても大切だと思うんです。
それがあまりに薄すぎたというのが正直な所。

僕的には、
「オライアンの透視能力は本当で実はマッケルウェイが犯人でした!!」
なんてオチを考えていたんですよね。
それはそれで、辻褄が合わなくなってしまいますが、そのぐらいの爆弾があるのかなって。

それがこれなんだもんなぁ・・・。
悪い意味で沈んだトーンが沈んだトーンのまま終わりを告げた感じ。

巷では名作「セブン」を彷彿とさせるスリラーと聞きましたが全然違う。
確かに「セブン」もド直球のオチでしたが、観終わった後口あんぐり。
そのぐらいのインパクトがありましたもんね。

中盤までがとても良さげだっただけにもったいないなぁ・・・。


≪点数≫
  6点
                                           (14.06.21鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)