2014-07-14 Mon

1988年制作 米
監督:ジョン・マクティアナン
≪キャッチコピー≫
『地上40階!超高層ビルは戦場と化した!』
≪ストーリー≫
クリスマス・イブの夜、LAのハイテクビルを最新兵器で武装した謎のテロリスト集団が襲った!
彼らの要求を拒んだ重役達は即座に射殺。
なすすべも無く怯える人質たち。
ビルの中にいた非番警官ジョン・マクレーンは外部との連絡が一切遮断された中、ただ一人命をかけた闘いを挑んだ!
≪感想≫
アクション映画の金字塔と言っても過言ではない「ダイ・ハード」シリーズ。
実はまだ未見だったんです・・・。
テレビで何度も放映されていた時は少しずつ、つまむ程度で・・・。
友人や巷の噂も、つまむ程度で・・・。
とにかく観た気持ちになっていたんですよね。
いずれ観ようと思ってはいたんです。
先日「ホワイトハウス・ダウン」という傑作を観た際、
ブログ仲間のYANさんやmia☆miaさんに「ダイ・ハード」を観てない事に驚かれて。
これは観なければと思いいざ鑑賞!!
噂にたがわぬ大傑作でした!!
本作が後に数々のアクション映画に影響を与えている事は間違いなくって。
それこそ最近観た「エンド・オブ・ホワイトハウス」「ホワイトハウス・ダウン」もそうでしょうね。
まずアクション。
確かに1980年代の作品なので、今に比べると派手さに欠けるかもしれません。
ただ、やっぱりブルース・ウィリスのアクションはハンパなくカッコいいし、
派手にドンガラガッシャンやっている。
マクレーン刑事が裸足で駆け回るシーン、イケてたなぁ・・・。
あとは何と言っても排水ホースを巻き付けての屋上からのダイブ!!
爆発もドッカンドッカン。
古臭いとは言えないド派手さ。
その時代にこういうドデカイ作品が作られたのは、やっぱり先駆け的作品と言われる所以なのでしょうね。
大満足なアクションでした。
次に脚本。
これがまためちゃくちゃ素晴らしい!!
本作の素晴らしさってド派手なアクションにも劣らない緻密な脚本なのでは。
伏線をはっては回収、はっては回収の繰り返し。
穴が見当たらないほど良くできていて。
冒頭の裸足のくだり、奥さんの時計のくだり、奥さんが苗字を変えているくだり。
数え上げりゃあキリがない。
130分という長尺気味のお話なんですが飽きが来ないんですよね。
テンポの良いアクションを楽しみながら、テンポ良く驚かされる。
「なるほど、さっきのお話はここで活きる訳ね・・・。」
ってな具合に。
そしてキャラクター力。
本作で一気にスターダムにのし上がったブルース・ウィリス。
この愚痴りながらも敵を倒していく感じは、いかにも人間臭くて最高でした。
敵ボスのアラン・リックマン。
「ハリー・ポッター」シリーズのスネイプ先生。
彼は声がめちゃくちゃ良いですねー。
いかにも悪役っぽい感じがね。
余談ですが、本作の最後でビルから落ちるシーンがありましたが、彼に落ちるタイミングを
カウント3と伝えてたけど、実際にはカウント2で落としたんですって(笑)
だから、あんなにもリアルな顔に映っていたんですねー。
へぇーへぇーへぇー・・・。
他にも黒人警官のパウエルやマクレーンの奥さんのホリー、リムジンの運転手のアーガイル。
敵グループの一人一人。
それぞれのキャラクターが立っていて見応え抜群。
とにもかくにも、今のアクション映画に影響を与えている本作。
アクション、脚本、キャラクター、どれをとっても一級品の大傑作でした。
背中を押してくれたYANさん、mia☆miaさんに感謝をこめて10点満点!!
≪点数≫
10点
(14.06.08鑑賞)

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